トリミング済_のコピー

ショウガの風味が効いた「タケノコを使った干しエビのスープ」

「今日のメインは決まったけど、さてもう1品はどうしよう…」なんてこと、“あるある”というより“いつも”のお悩みではないでしょうか? そんなお悩みを解決する副菜シリーズ。今回は「焼きそば」などのコッテリソース系麺類とメインと一緒に食べたい副菜をご紹介します。

教えてくれるのは…

料理だけでなく、暮らしが豊かになる様々な手仕事を伝えている久賀真理子先生。久留米・筑後エリアの情報誌「norma jean」で紹介した人気レシピです。

ショウガとエビの豊かな香りがGOOD♡

トリミング済 のコピー

味が濃い焼きそばなどの麺類のお供には、スッキリとした生姜風味のスープを合わせて。エビの風味がふわりと鼻を抜け、香ばしい松の実の食感が絶妙なアクセントに♪

使用している食材について

■タケノコ

●疲労回復
グルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのうまみ成分でもあるアミノ酸が含まれています。茹でた時に出る白い粒状のものはチロシンで害はありません。これらの成分は疲れをとる働きもあります。

 ●カリウムが豊富
ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、足などのむくみをとる作用もあるそうです。

 ●食べ過ぎに注意
アクが強いので食べ過ぎると吹き出ものやアレルギーに似た症状を起こすことがあるので注意が必要です。

 ●食物繊維が豊富
食物繊維を豊富に含んでいるため、便秘や大腸がんなどの予防に効果があります。
【引用元】

■干し椎茸

乾物は⽔分量が少ないために腐りにくく、保存性が⾼いことが特徴ですが、⼲すことで栄養成分が濃縮されます。さらに栄養価がアップするものもあり、代表的なのが⼲ししいたけです。しいたけに含まれているエルゴステロールという物質は⽇光に当たるとビタミンDに変化。その量は⽣のしいたけの約8倍にもなると⾔われています。ビタミンDは腸管からのカルシウムの吸収率を高めるため⾻を丈夫にし、⾻粗鬆症の予防効果も期待できます。
また、免疫系を調節するホルモンのような働きをしていることもわかってきました。最近は⽇に当てず機械乾燥された⼲ししいたけが多く出回っていますが、調理に使う前に2時間ほど天⽇に当てればエルゴステロールがビタミンDに変わります。不⾜しがちなカルシウムを効率よく摂取することができるので、成⻑期の⼦供から⾻粗鬆症が気になる⽅まで「⼲ししいたけの天⽇⼲し」は幅広い年代の⽅にぜひ試しいただきたいです。
【引用元】

■干しエビ

干海老は眼精疲労を回復させたり、解毒の働きがあると言われています。また、骨や肝機能を丈夫にしたり、味覚の働きを保つのを改善する作用があるとされます。その他、癌や糖尿病、動脈硬化を防ぐのにも干海老が有用とされます。含有されるほしえびの成分ではベタインやタウリンなどがあります。ベタインは胆汁が作られるのを促し、脂質の分解からエネルギー代謝を促進させ、コレステロールを減少させる作用があると言われています。またアミノ酸系に分類される窒素化合物であり、他に肝機能を高める作用などもあるとされます。いわゆる旨味成分の一つです。タウリンもアミノ酸の仲間であり、旨味成分の一つとなります。動脈硬化や糖尿病を予防すると言われているほか、肝臓における解毒作用を高めたり、目の疲れを回復させる働きがあると言われています。また、心機能を高めたり、交感神経を緩和させ、血圧低下に働きかけると言われています。その他、コレステロール代謝を促進させ、その排泄を促すことから血中のコレステロールを低下させる作用があると考えられています。
【引用元】


レシピの紹介

それでは、作り方を見てみましょう! 調理時間は約20分です。

ここから先は

616字 / 1画像
この記事のみ ¥ 100

よろしければサポートをお願い致します! より良いコンテンツを作っていくための活動費とさせていただきます。 どうぞ宜しくお願い致します。