「今日のメインは決まったけど、さてもう1品はどうしよう…」なんてこと、“あるある”というより“いつも”のお悩みではないでしょうか？ そんなお悩みを解決する副菜シリーズ。今回は「酢豚」などの酸味の強いメイン料理と一緒に食べたい副菜をご紹介します。

教えてくれるのは…

野菜ソムリエやフードコーディネーターの資格を持ち、福岡県内外で活躍している古澤和代先生。久留米・筑後エリアの情報誌「norma jean」で紹介した人気レシピです。

まろやかさをプラスして献立全体のバランスを

酸味の強い酢豚には、まろやかなゴマドレのサラダが◎。揚げ根菜のパリパリをトッピングして、食感も楽しみましょう。魚介も入れれば全体の栄養バランスもGOOD♪

使用している食材について

■水菜

水菜は100g中1,300μgと基準値の2倍以上のβ-カロテンを含んでいます。また、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラル、葉酸や食物繊維、ビタミンCやビタミンEなど、さまざまな栄養をバランスよく含んでいます。骨を丈夫にするカルシウムに関しては一般的に含有量が多いと言われている小松菜の約1.2倍含まれていて、抗酸化作用のあるビタミンCに関してはレモン果汁よりも豊富です。
【引用元】

■タコ

タコには多くの栄養が含まれている。それらは総じて、体を健康に保つ効能を持っているといわれている。

ビタミンE
脂溶性ビタミンの一種で、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用をもち、若返りビタミンとも呼ばれている。

ビタミンB12
葉酸とともに、赤血球中のヘモグロビン生成を助ける働きをもつ水溶性ビタミンの一種。このことから、悪性の貧血に有効なビタミンと言われており、かきやレバーなどの動物性食品に多く含まれている。。

亜鉛
人体の中で、骨格筋、骨、皮膚、肝臓、脳、腎臓などに分布する栄養成分。亜鉛の生理機能は、たんぱく質との結合によって発揮される。
タコにはたくさんの種類の栄養があり、上記の他にもカリウムやリンなど、豊富な成分が含まれている。
【引用元】

■レンコン

れんこんはビタミンCを非常に多く含む野菜としても知られています。どれくらいの量かというと、厚さ約1センチのれんこんで、レモン1個分と同じくらいの含有量。つまり、れんこん約100gを摂取すれば、1日に必要なビタミンCが摂れてしまう計算です。

レシピの紹介

それでは、作り方を見てみましょう！ 調理時間は約15分です。