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黒糖でつくる黒豆は、新年を健康に幸せにする。

あけまして、おめでとうございます。
今年も「ぬちぐすい」をよろしくお願いします。

新年が明けて早々に、このnoteを読んでくださっていることを嬉しく思います。

おせちを用意できなかった方におすすめのレシピがあります。

それは黒豆煮です。

昔から黒い色には「厄を払う」、豆には「健康で過ごす、働けますように」という願いが込められていたそうです。縁起の良い一品。
今日で作っておくと、お正月の三ヶ日はしっかりとおいしさを堪能できます。

沖縄黒糖を使って、おいしく、滋味深く仕上げましょう。

炊飯器で炊くので、とっても簡単です。

このレシピは2018年のみきママのおせちレシピをアレンジさせていただきました。簡単においしく作れるのでおすすめです。

炊飯器で作る 沖縄黒糖黒豆

材料(4人分)
黒豆(乾燥)…100g
(A)
黒糖(粉or固形)…60g
しょうゆ…大さじ1
水…300cc

まず、黒豆をたっぷりの水に6時間以上漬けましょう。黒豆は吸水すると2倍近くの大きさになるので、それも計算して水は3倍以上の量を入れておきます。

○6時間後○

しっかり吸水し、そして黒豆の色素であるアントシアニンが水に溶け出ています。

黒豆を煮るときに色よく仕上げるために「鉄くぎ」を入れるという知恵がありますよね。鉄くぎ(Fe)を入れることによって、黒豆の色素であるアントシアニンが安定し、変色を防ぐことができます。
今回は鉄くぎを入れませんでしたが、甘過ぎず箸がとまらないおいしさに仕上がります。

ざるで水をきりましょう。

炊飯器の釜に黒豆と、

水、しょうゆ、そして沖縄黒糖を全て入れましょう。

スプーンで底から一混ぜして、炊飯器の「おかゆ」モードで加熱します。
炊けたら、30分保温します。そして再度おかゆモードで加熱し、30分保温します。

おかゆモードで炊飯→保温30分→おかゆモードで炊飯→保温

炊く→保温→炊く→保温を繰り返すことで、黒豆がやわらかくなり、味がしみ込みます。(Byみきママ)

ほっくり炊けた黒豆を黒糖のやさしい甘さの煮汁が包みます。甘すぎず、お箸がついついすすむおいしさです。

あぁ今年もお正月がきたな…と感じさせてくれる、幸せの味です。

昔は正月から寒い台所で料理をするのはよくないとされていたそうですね。
このレシピは、水につけて、炊飯器のスイッチを押すだけで出来上がるので、黒豆煮がお好きな方、「市販の黒豆だと甘すぎて…」という方に作ってみて欲しいです。

2日目以降は、焼き餅を入れて、黒豆ぜんざいに。
甘すぎないので、汁も一緒にいただけます。

この黒豆ぜんざいが大好きで、三ヶ日の私の楽しみとなっています。

砂糖を使わず、黒糖にすることで甘さが控えめに。そして、不足しがちなマグネシウムやカリウムというミネラルを補うことができます。
ミネラルは、体のエネルギー代謝をスムースにしてくれる働きがあり、疲れにくい体、お通じのいい体を作るために大切な栄養素です。

お正月こそ、健康の貯金をしましょう。

届けたいぬちぐすい

ちゃんと書き始めて2ヶ月のnoteですが、スキやコメントをいただけて、励みになっています。ありがとうございます!

昨年よりも、もっと琉球料理を研究し、おばあちゃんから引き継いだ味の記憶を形にし、そして令和の台所に合った方法を発明していきます。

今年も「ぬちぐすい」をよろしくお願いします^^
このnoteに目を留めてくださったあなたにとって、良い一年となりますように。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます。スキ、コメント、サポートがとても励みになっています。また遊びに来てください^^