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マタタビ日記 Feb.-3

○○過ぎるという表現があまり好きじゃない。うまいとか、かっこいいとか可愛いとかに「過ぎる」なんてことあるのだろうか…と日頃思ってるのだけど、今まさに、あたし仕事が忙しい過ぎるのです。協定オーバーの崖っぷち。 17日。青森から東京へ戻り、そのまま新幹線を乗り継ぎ新横浜へ。なんでこんな阿呆なことをしているのかというと…aikoのコンサートがあるから。人を突き動かすものは、いつだって愛みたいなものなんだと思う。 aiko「Love Like Pop vol.24」横浜アリーナ追

    • マタタビ日記 Feb.-2

      周回遅れだけど、諦めない。 10日。 博多華丸大吉が主催するお笑いフェス「どんたく」を観に、博多へ。大規模なお笑いイベントを見に行くのは初めてだったけど、新人からベテラン、レジェンドまで…申し分ないラインナップで約9時間。終始笑いっぱなしだった。笑っている時はそんなに意識することはないけれど、いざ日常に戻ると、笑ってる時間って大事だと思う。単独は作り込まれてるので、良くも悪くも芸人の色が色濃く出るけど、イベントで見ると、この人達はテレビで見るより力量あるな〜って感じたり、何

      • マタタビ日記 Feb.-1

        3日。ウディアレンの新作「サン・セバスチャンへ、ようこそ」を観てきた。新作が出るたび観に行ってしまう数少ない監督。色々問題もあって、前作から4年ぶりだったけど、相変わらずのウディ節。冴えない中年が若い女の子に恋をして浮かれるというお決まりの流れも、セリフに込められた皮肉や哲学も、どこを切ってもウディアレン。お世辞にも傑作とは言えないけど…これでいいし、これが観たかったんだって思った。今回は2020年の作品で、2023年にもう1本作ってるみたいなので、早く公開されてほしいな。

        • マタタビ日記 Jan.-4

          16日。仕事をしていたら身体の様子がおかしい。いつもの早く帰りたい病とはちょっと違う。思うように動かない。仕事を片付け、這いつくばるように帰る。熱を測ると、まあまあな熱。あー、これが厄年の洗礼か…などと思いながら、数日寝込んだ。そのせいで沢山の人に迷惑をかけてしまって、本当に申し訳なく思う。 25日。DOMi & JD BECKを観に、恵比寿ガーデンホールへ。最初の来日を逃してしまったので、割とすぐに来てくれて嬉しい。噂の超絶テクを目の当たりにして、終始ワクワクが止まらなか

        マタタビ日記 Feb.-3

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        • カレー
          3本

        記事

          マタタビ日記 Jan.-3

          14日。サカナクション山口一郎のツアー「懐かしい月は新しい月“蜃気楼”」東京ガーデンシアター公演に行ってきた。この日は長らく病気療養していた一郎くんの復帰公演。友人とサカナクションのライブを見に行こう!って話してから、気付いたら3年以上経ってしまった。この日ようやくソロという形ではあるけど、一緒に行くことができて嬉しい。 ステージ上にPA卓があるというあまり見ないセット。これはやったないことをやって違う景色を見てみたいということで発案されたとのこと。それ以外はシンプルな照明

          マタタビ日記 Jan.-3

          マタタビ日記 Jan.-2

          7日。初詣。厄祓いもしてもらう。御神籤を引いたら吉だった。去年は凶だったので、素直に嬉しい。 “残月未だ光を還さず 樽前にして語傷に非ず 戸中の人厄有り 福を祈りて青陽を保つ” いつだって幸福を祈ってる。厄祓いの時、新年から大変なことがあったけど、だからと言って2024年が悪い年ということではないと、仰っていた。十干十二支では「甲辰」にあたり、何かを始めるには良い年だそう。あたしも何かやってみたい…と漠然と思っている。夜は久しぶりにゆっくり料理をして、見てなかったM-1を

          マタタビ日記 Jan.-2

          マタタビ日記 Jan.-1

          敬愛するしいたけ占いさんが、牡牛座のあたしにとって大事になるのが「自分なりに咀嚼し直した、知恵」と「つたなくても、自分の言葉によってまとめたもの」と言っていた。実はこれ去年から言われていて、去年は密かにiPhoneのメモに綴っていたのだけど、夏くらいで断念。今年こそはこのずぼらな性格を直したい!という一心で、noteに綴っていくことにした。 4日。実家から帰ってくる途中、お昼を食べ損ねたので中本へ。新宿タンメンでラーメン始め。元々辛いものは好きだけど、あたしは中本のまっすぐ

          マタタビ日記 Jan.-1

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           2023年に引き続き、カレーの学校のアドベントカレンダーに参加させて頂きます。去年のを読み返すと…カレーの話が殆どでてこなくて恥ずかしいですね。はい、今年もそんな感じです。(定型文) あなたが いなけりゃ 2023年。今年は多くのミュージシャンがこの世を去ってしまった。永遠なんてないし、いつかは別れが来るとわかっていても、どうしようもなく寂しい。 先日もあたしが憧れ続けて止まなかったチバユウスケがこの世を去った。どこかで不死鳥のように帰ってくるって、チバは大丈夫だって

          カレー達と知る諸行無常

           2021年に引き続き、カレーの学校のアドベントカレンダーに参加させて頂きます。去年のを読み返すと…カレーの話が殆どでてこなくて恥ずかしいですね。はい、今年もそんな感じです。 -2019年の冬。あたしは酔っ払っていた。 「NUMBER GIRLが再結成する」  その一報を見た夜。歓喜の渦に巻き込まれたあたしは、つい飲み過ぎてしまった。そして終電に乗ると案の定、お得意の乗り過ごしをキめてしまう。曇ったメガネ越しに、もう薄目しか開かない目で居場所を確認すると「千葉」と書いて

          カレー達と知る諸行無常

          楽しく暮らそう

          2020年に引き続き、アドべントカレンダーに参加させて頂きます。去年のを読み返すとなんだかモジモジ感いっぱいで恥ずかしいですが、おかげさまで2021年はカレーの学校でも色んな景色を見せてもらいました。 そんな中、10期のタクミさん(*1)と一緒に行った、思い出野郎Aチーム(*2)(以下、OYAT)のライブの話を振り返りたいと思います。 いきなりカレーから脱線してるやん!とお思いでしょうが…。事の発端は、カレーとサウナの林間学校の帰り道。タクミさんの車で駅まで送ってもらって

          楽しく暮らそう

          意味の外へ連れてって

           「アドベントカレンダーやってみませんか?」とお誘いを受けてから、何を書こうかと悩んでいた。参考になればと、皆さんの過去の投稿を読み始めると、溢れ出すカレー愛にただただ愕然とし、頭の中が空っぽになってしまう。私なんて今日の晩ご飯はシチューだったし…こんなときにシチューなんか食べてていいのか!この裏切り者っ!と、自分とシチューを責めた。(ごめん、シチュー。)  前日の投稿者のうめざわさん(素晴らしいカレー愛!是非読んでください!)に熱血プレゼンを受け、入学したカレーの学校

          意味の外へ連れてって

          くるりの20曲によせて

           2020年3月29日。朝起きたら季節外れの雪が降っていた。もう季節まで狂ってしまったのだろうか…嬉しさよりも、どちらかというとがっかりしまった。この日も外出自粛ということで大人しく家でじっとしていたのだけれど、そういや岸田君が「くるりの20曲」というハッシュタグでプレイリストをあげてたので、自分も選んでみようかなと思い立った。ライナーノーツというには痴がましいけど、最近想ってることと合わせて、つらつら綴ってみる。  選ぶにあたり、まずは1stから聞き直して、好きな曲をどん

          くるりの20曲によせて