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睡眠障害と夢

仕事や人間関係がハードだと感じ始めた頃、
慢性的な肩こりと頭痛に悩まされていた。

夜もよく眠れず、
眠るためにウィスキーをがぶ飲みしていた。
すると眠ることは出来たが、
今度は夢に悩まされて朝からひどい疲労感だった。

毎日37度2分くらいの微熱があり、
どこか具合が悪いのかと病院で検査も受けたが
特に異常はないと言われた。

いくつも病院で色々な検査を受けた。
実際症状があるのに異常がないと言われるのは
とても不安で耐えがたかった。

仕方なく鎮痛剤と胃薬とお酒で
誤魔化しながらやり過ごしてた。

週に2回くらいマッサージにもいった。
首肩から背中までこりが酷く痛みが強かったのだ。

ネットでも色々検索してみた。
するとあるワードが気になった。

「緊張性頭痛」と言う症状だ。
首や肩のコリ、ストレスなどが原因で
血流が悪くなり疲労物質が溜まり
神経を刺激することで痛みが引き起こされる。

まさにコレじゃないかと思った。
どうすれば治るのかと色々調べたが、
やれることはもう既にやっていて
これ以上どうすることもできなかった。

ぐっすり眠れないというのはとてもしんどい。
眠りが浅いと夢を見る。

健康な人が見る夢は起きると
覚えていないことが多い。
覚えていたとしても断片的で
支離滅裂な内容がほとんどた。

でも自分が見ていた夢はまるで
現実のビデオを見ているようだった。

仕事や人間関係で疲弊していたのに、
夢ではリアルに更に周りの人たちが自分に
辛らつな言葉を投げかけ
あからさまな嫌悪の態度を見せ、
仕事は上手くいかず皆ピリピリしていて
自分は何も出来ずオロオロするばかりで
事態はどんどん悪化していく。

今日あった出来事の本当の姿を
見せられているようで恐ろしかった。

周りの人は皆こんな事を思っているのかと思えて、
翌日は人の目が恐ろしかった。

そんな息詰まる恐怖の毎日を
我慢強く耐え忍んでいるうち、
自分はうつ病になってしまったのだ。

睡眠障害は脳が緊張状態にあって
十分に休めていないのだ。

だから睡眠障害があると言うことは
何かしら精神的な抑圧がある状態だと言うことだ。

不調のサインなので早めに休養することをお勧めする。
自分の反省点は、
「我慢」と「無理」をし続けてしまったことだ。

日本人は周りの人が働いているときに
自分だけ休むことに「罪悪感」を持つ傾向がある。
「勤勉」が美徳とされ
休日出勤や残業も当たり前のようにこなす。

でもそれはもう今の時代には必要ではない。
これからの人は仕事と休日を同じくらい大切な
義務だと考えるべきだと思う。

自分自身を壊してしまう前に。
家族との絆や、
有意義な時間を過ごすために。


今日も読んでいただいた方ありがとうございます。

田中もなかは読者様のサポートをパワーに執筆活動をしています!よろしくお願いします!