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【目印を見つけるノート】304. タイムマシンにお願いはできないのですが

こちらは今日は変わりやすそうな天気です。
未明は雪か霰がちょびっと。

きのうの富士山を。

手前は丹沢山系です。よく見えますね。
さて、
noteではないSNSを見ていたら、
「あ、見てくださったのですか😊」
というものを見つけました。

ありがとうございます。

悲しいことに、私はnote以外は尊敬する方、好きなひと、ともだち、ほんの少しの音楽関係ーーしかSNSを見ていません。10もないです😅
ですので、しばらく気づかないことが多いようです。最近はnoteも少し目を通せないことがあります。
ごめんなさい。

⚫落語から広がった江戸の風景

この前、小松左京さんの本が子供の頃うちにあった話をしましたが、同様になぜか落語全集のうち5冊がうちにありました。それも小学生のときから読みました✨

面白かったです。ベタですが、『一目上がり』や『転失気』、『厩火事』などは今でもクスリと思い出します。特に長屋住まいの八つぁん(八五郎)とご隠居のかけあいが楽しくて。
通例ならば、噺家さんの高座を拝見して云々したほうがよいのかと思いますが、私はその本以外は『笑点』しか見ていないので語れないのです😅

そこから発展したのか、20代の頃は杉浦日向子さんの江戸よもやま話が好きでした。江戸の町並みとか、今の町名や坂に残る部分もけっこうあるので、読んだり見たり歩いたりしながら、想像するのがとても楽しかった。
モノクロのフィルムぐらいには再生しちゃっていました。
神田で通りがかりに藍染の風景を見て、つい興奮して突撃インタビューをしたこともありました。
紺屋町って昔からあります😉

江戸の情報が充実した『東京人』(雑誌)や『谷根千』(地域誌)もよく読んでいました。
30代に入ると、なぜかボウリングを始めましたが、同じリーグ仲間のおじいちゃんが早い頃の時代小説作家さんで「へえ」と思って読んでいました。

小説を書こうとはまったく思っていない頃でした。

今思うと、あれも貴重な素地になったのかなとしみじみ感じています。
そんな機会をいただけて、ありがたいです✨ありがとーーーーう。

江戸時代の話はまだほとんど書いていませんが、今後に生かしたいなと思います。

古典落語は江戸時代の風が残っていて、しゃちこばらない、素敵な財産だと思います。
歌舞伎も文楽も能もだいぶ後から見たり調べたりするようになりましたが、ぜひ残してもらいたい文化ですし、歴史を書く上で重要な「資料」でもあります。

歌舞伎座の前に立つと、江戸の芝居小屋の華やかさをふっと想像します。建物の構造は昔と異なるでしょうが、あの華やかさだけは江戸と変わらないと思います。

きのう、片岡仁左衛門さんの『女殺油地獄』をテレビで見ましたが、二月歌舞伎にも出演されるのですね。仁左衛門さんのファンですので、見たいなあ。見たい。
余談でした😅

数年前、曲亭(滝沢)馬琴の評論集がとても面白かったので、「これ、むちゃくちゃ面白いよ」と知人に言ったら、「僕、古典は苦手なんです」と言われたことがありました。
そうかあ、とちょっと悲しくなりました。

「古典」や「伝統芸能」というと何か妙に敷居が高くなってしまうんですよね😢
この乖離は何とかならないかな、とずっと思っています。

⚫今日の1曲

タイムマシンはないですが、想像は好きな時代に行けるといいなと思います。
木村カエラさんのヴァージョンで。

サディスティック・ミカ・バンド、木村カエラ、ゲスト奥田民生
『タイムマシンにお願い』

この歌はそうですね……私のテーマソングというと僭越ですが、ひとつの理想ですね。いい歌です。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽

追伸 どうでしたか。
   今週もがんばりましょう😊


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