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【目印を見つけるノート】548. ブルースのレコードを御茶ノ水で買う

朝露のばらです。きのうも雨に負けずがんばりました。

今日は洗濯だなと思いつつ、窓を開けるのです。きのう濡れた服も洗わなくては。本を読む時間が欲しいなあ。

きのうは、雷がピカピカ光って稲光も何度か見えて、ふっと(サム・)ライトニン・ホプキンスさんを思い出しました。やっぱり、ブルースづいているのでしょうか。ヘンかしら。
雨上がりの恵比寿。

私などは知識がないですので、曲を聴いて「おおっ」というぐらいなのです。音楽全般でも、いまだに中1のときに買った文庫本(『青春音楽グラフィティ』集英社コバルト文庫)をたまに引いているぐらいですから。

タイトルに時代を感じますが、大人になって見ても中身は素晴らしいです。文章もいい。この本が私の幹になったといってもいいと思います。友達とは見事にハードロック尽くしでしたもの。
ただ、ブルースがB.B.キングさんだけなのです(出ているだけでもすごいのですが)。ですので、いまだにブルースは好きなのにきちんと書けなかったりします。

最初に買ったブルースのレコードはRobert Johnsonさんの『The King of Delta Blues Singers, Vol. 2 』(1970年、Columbia)
でしたけれど、これも音楽雑誌から拾って買いに行きました。中2か中3のときかなあ。よく覚えていません。

中学生当時、うちから行ける便利な街って、御茶ノ水でした。『東京駅北口』行きのバスで30分ぐらい、営団地下鉄千代田線ですぐ。池袋も新宿も渋谷も「遠出」でした。上野・浅草は比較的近いですが、服を見に行くぐらいだったかな。だから中学の同好会仲間も御茶ノ水の楽器店のスタジオを使っていたりしました。私も後年(といっても相当昔)そこで見つけたストラップを大好きなギタリストさんにあげたりしました。一目見て「絶対似合う」って思って。

最寄りが御茶ノ水だったのはラッキーだったと思います。本もたくさん見られるし、楽器屋さんがいっぱい。ハッピーです。
Robert Johnsonさんのレコードは御茶ノ水の『Disk Union』さんで買ったと思います。その次にWillie Dixonさんの『I Am The Blues』(Columbia)だったと思います。あとは順番を覚えていないなあ。

ですので、いまだにブルースというとまず御茶ノ水を思い浮かべたりします。

という長い言い訳をして、ただ好きだからということで、今日は稲妻さんを引用します。

LIGHTNIN' HOPKINS『Mojo Hand』

これはもう、ライブハウスの幕間でよ~く聴くような気がします。有名な曲ですね。ノリがよくて、うん、うん、ライブハウスにいる気分。同名のアルバムも定番です。

今日はもう1曲。
『Cotton』

こちらはブルースという感じがより強いように思います。画像もそのイメージです。ギターは歌に寄り添う感じで、聴きいってしまいます。聴き入るならこちらかな。

専門的なことは書けないのですが、永く残ってほしいなという気持ちはあります。
そうすると、聴いてみるのが一番かなと思ってみたりします。今時はランダムに流してくれたりしますけれど、自分で「これが聴きたい」という引き出しはいくつあってもいいように思うのです。

ジャズならビバップ辺りがいちばん好きなように、私はカントリーブルースと言われる辺りが好きなようです。最近ロリー・ギャラガーさんをきちんと聴きたいと思ってはいるのですが。

今日は個人的なブルース事始めになりました。そのような意味で、きのうの雷に感謝しています。

今日はこの辺りで。
お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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