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【目印を見つけるノート】1243. へたれだったりもしますが

最近は曇りが何となくありがたいような気分です(気温がガーッと上がらないので)。

ばらも疲れぎみ

昨晩、『16世紀のオデュッセイア』

今朝、『福山ご城下開端の記』

を更新しました。しばらく曜日によってダブルヘッダーとなります。

世界史と日本史、まったく内容の違うお話ですが、今のところは大丈夫です😊
『オデュッセイア』はいっとき、寝落ちしながら書いていたというのもありまして😅、ときどき自動筆記状態で進めています。

『福山ご城下~』は本当ならば、去年の7月には終わらせていたかったのです。そうすれば、福山城築城400年の記念行事に合わせることができたのに😣💦
そのつもりで国会図書館で調べものをしたりしていたのですが、去年の5月に一度カクンと折れてしまって、書けなくなってしまいました。
中断。

8月に運良く築城400年記念行事真っ盛りの福山に行けるようになりましたので、「どうせ間に合わないのなら勉強しに行こう」と気持ちを切り替えて行ってきました。本をたくさん仕入れたり、講演会をいくつも聴講したり、念願だった井原や成羽(岡山)にも行けて、リフレッシュ🌿

豪渓って『名所図絵』にありましたね

さあ秋、書こうと思いましたが今度は他のお話を書くことにしてしまい、またもや寝かせることに😨😨😨
他は書いていたのですけれど、『福山ご城下~』だけダメ、手を付けられない。タイトルも決まりません。メンタル豆腐だったかもしれません。

カクンと折れたところから1年経って、ようやく書くのを再開しました。タイトルを決められたのが大きかったかも〆(・ω・。)
タイトル、大きい✨
それと、402年まで伸ばしたくなかったのです。何とかクリンチ✊

と、もうできたように書いていますがまだ推敲しながら、書き換えながら、組み替えながら更新しています。OJTですか。ちょっと違うな~😩
例えば、今日の部分は見事に全面書き換えました。全面は今日だけだと思いますが、「よくやった」と自分を誉めています。

書くことについて書くのは野暮ったいかと思いますが、まあ自分なりに書けたらいいと思います。

あ、『オデュッセイア』の12章の主人公はカトリーヌ・ド・メディシスです。イメージは映画『王妃マルゴ』をもうちょっと柔らかくした感じでしょうか。イザベル・アジャーニはセクシーで綺麗でした。ヴァンサン・ペレーズもよかったです。
『王妃マルゴ』ディレクターズカット(2014)トレイラー

カトリーヌも一瞬出ています。
ちょっと怖い感じなんですよね😅
鉄面皮。
そうではない、
あるいはそうなっていくかもしれない
彼女が書けたらいいなと思います。

さて、
あまり意識していなかったのですが、
ここ数年で日本の女性作家の逝去の報を見ています(女性作家だけではないですけれど)。杉本苑子さん(2017)、石牟礼道子さん(2018)、永井路子さん(2023)、平岩弓枝さん(2023)と時代・歴史小説を書いていた方が多いです。

特に杉本苑子さんはテーマの選び方が素晴らしいと思ってきましたし、十分影響を受けていると思います。
テーマがまるきり被っていると後で知って書くのを止めたことがありました😅
また、永井路子さんは中学の頃から歴史読み物をいくつも愛読してきました。根っこの部分で影響を受けています。
平岩弓枝さんの著作は『へんこつ』をパラパラと見させていただいたり、『御宿かわせみ』にまつわるインタビューを拝見したぐらいですが、「続ける」ということに感銘を受けました。
石牟礼さんは『肥後の春を待ち望む』のあとがきでちょっと触れましたので書きませんが、学ぶところがたくさんあります。

ちなみに、私の名前は有吉佐和子さんから一部いただいています。
いま、時代・歴史小説を書く女性の書き手はとても増えました。素敵だなと思います。その種まきのような役割をされたのがさきに書いた方々なのではないでしょうか。今はいわば花が咲いた状態なのかと思いますが、
それだからこそ、
先達の方々から学べること、受け継ぐことも多々あるように思います。

ある事柄がそれ自体で独立して存在するわけではありません。
歴史はどこかで途切れるものではなく、ずっと続いているものです。
その一滴のような気持ちで書いていたいと思います。

それでは、今日の曲です。
Lightning Hopkins『Mojo Hand』

Mojoというのは訳すのが難しい言葉ですが、それを飲み込んでこの曲は「魔法のお守り」と直訳します。魔法も西洋魔術のマンドラゴラや箒などではなく、ブードゥー寄りです。ですので検索すると「呪術」と書いてあったりします。歌詞によればルイジアナに行かないと手に入らないらしい。それは彼女を自分に留めておきたいから。
かわいいような、かわいくないような。
それで彼女が彼にぞっこんになった途端、彼がフラフラ~としちゃったりもします。お守りが怒ったりしないでしょうか。

あれ、話題が明後日の方に。
台風の雲も適当に散らばってくれるよう祈ります。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 一路平安。

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