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鑑賞*探梅の眼に風の尖りたる

石塚光子

早咲きの梅を求めて山野へ出かけてゆくのが探梅。
外はまだ眼を刺すような冷たい風が吹く。
風が強ければ眼を閉じればいいのに、開けたままでいる。
春が来なければこちらから見つけ出してやろうとする強い意志の表れ。

(岡田 耕)

(俳句雑誌『風友』令和四年七月号)

☆探梅とは・・・Nora Chef@出張シェフ・出張料理人 さんが記事にされています。ご紹介します。


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