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息子の成長から思うこと


年長さんの我が息子

とあるコンクールで特選に選ばれまして
昨日、表彰式が行われました🎖

部門ごとに特選が選ばれ

全3部門のうちの、1人

他の2部門の小学生に混ざって

ただ一人、年長さん


主催者あいさつの後に、受賞者あいさつという式次第になってて

会場入りしてからその説明受けました

事前準備もできないで、、、💦

ぶっつけ本番!

………息子にとっては、初めてづくしです。


お手本通りに課題に取り組む特性のある息子。

急なことに対応するのが難しい傾向のある息子。

失敗を嫌う息子…。

けど、
付け焼き刃的に急に教え込むことの方がきっと混乱するし

実は、本番に強い男であることも

6年育ててきて、知っている

彼の力を信じてみよう


出たとこ勝負!!


小学生の2人が先に受賞者あいさつをするのを

じーーーーっと見ていた息子

「続きまして…」と呼ばれ、立ち上がる息子

式の主催側スタッフやら
新聞・ラジオの取材スタッフなど
見渡す限り大人だらけの一室の中で

会場内最年少の彼は……

みんなの前に立ち、
「はあ………っ」とため息のように深く呼吸をして

(ピーンとした場内が、これで笑いが起き、穏やかな空気に変わりました。まずこれがすごかったよね。)

そして、語り始めました。

ほんの二言三言ほどの、、短いあいさつでしたが

自分の言葉で、感想を述べ

最後には
「ありがとうございました」と一礼して、戻ってきました


事前に

「難しそうであればお母様がご一緒に前へ出てご挨拶してくださっても結構ですよ」と言われていたので

もしも……に備えて、心づもりはしながらだったけど


信じてよかった
私の助け舟なんか、いらなかった

あそこで、私が代わりに挨拶するのは簡単なことだけど

こんな機会はきっと
一生に何度もない

何度もないだろうし

6歳の今、このタイミングでの機会は
やっぱりどう考えても

一生に一度なんだ

彼を信じてよかった



夜に、お祝いだっ!て
久しぶりに外食にでかけた

お子様ランチが定番だったけど
食べる量がぐんと増えたから、大人と同じものを頼むようになり始めた

デザートもたいらげて(笑)


お店を出る前
コートを着せながら息子に言った


「今日さ、とっても立派にがんばったね。
かっこよかったよ。
🌻🌻は、お母さんの自慢だよ!」


少し驚いた顔をして、はにかんで
私に抱きつき
ほっぺにキスをしてくれた

手のかかるやんちゃボーイですが

最愛の最高の息子です


早期療育支援

発達に特性があるとわかり
発達支援の療育も早期から受けながら育ててきました

就学前の今まで、丸4年になります

診断がついてるわけではないけど
放っておくと、何か診断がつくかもしれない状態だった

周りの子とはすこーし、違う感覚を持った子です

見る人が見れば、そう感じる子

そうでなければ、
いつも元気な活発な子どまりの子

けど
私は前者の母親だったために、早くから
息子に合った関わり方を意識して育ててきました

育てにくいと思ったことも、、、正直ある

けど
それは、私が求める子ども像に彼を当てはめようとして
ストレスになっていたから

私なんかの考える枠には収まらないくらいに

息子は無限の可能性を持ち
力強く生きられる子なのだと…

そんな風に見方が変わったら

少し楽になりました

ありのままの彼がいいし

伸びる芽を摘んだりしたくない

同じ想いで
彼を育ててくれた幼稚園の先生たちのおかげもあって

冒頭の、コンクールでの最高賞受賞につながったものと確信してる

入園前から、特性については相談して
それでも
「🌻🌻くんなら、大丈夫!いつでも歓迎です!」と受け入れを表明してくださり、

入園後も、困りごとがあると情報交換して、共有して、
一緒に育ててもらった


困り感のある子だからこそ
隠さずみんなで支えて育てられたらいい


社会性を育てるためには
家庭だけでは限界がある

家庭の枠を超えて
地域で生きていく子どもたちに

多くの生活場面を体験させ
社会の一員であることを体感させながら育てられたことは

大きなプラスだった

ひとりでは
育てられなかった

私自身も
親として
人として
育って来られなかったと思う

地域コミュニティの中に生きること
地域コミュニティとつながっていること

やっぱり大切だ

みんなで
支え合って
生きる

笑顔が溢れる毎日になるといい

息子が生きていくこれからの未来が
そうであってほしい

特性があっても
はじき出されることなく
キラッと光るひとつの個性

みんなが持ってる
一人ひとりのキラキラを
認め合える心のゆとり
寛容さのある社会であるといい

さて
自分はなにができるだろうか……?

そんなことを思いながら
今日も
息子と、娘の健やかな成長を願いながら
よい一日を創ろうと思います