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読書とわたしのメンタルヘルス

こんばんは。いつもお疲れ様です。

帰宅して一息ついたあと、今日はどんな気持ちで1日を終えますか?
そして明日は、どんな気持ちで目覚めるんだろう。

なるべく毎日、「ああ、幸せだ」と思っていたい。
周りの人を気遣う、余裕のある心でありたい。

だけど、そんな日が続くわけではないのが事実。
だからこそ、「メンタルヘルス」を整えたい
きっと同じように、そう思っているのではないでしょうか。

わたしにとって心を癒すのに欠かせないのは、読書です。
どうして読書はいつもわたしを助けてくれるんだろう、とふと考えました。


読書のメンタルヘルス効果は、研究でも明らかに


「読書はいい」と小さい頃から学校でしつこく言われてきたけれど、本当なの?

イギリスのサセックス大学の研究によると、読書によるストレス低減効果は68%にも及ぶそう。

メンタルヘルスにおける読書の効果
・リラクゼーション効果
・睡眠の質を高める
・共感力を高める
・自分の経験の肯定に繋がる
・読書療法効果(トラウマ治療など)

https://www.highspeedtraining.co.uk/hub/reading-mental-health/


たった6分の読書でも、その効果は十分感じられるといいます。
単に知識をつける勉強のためだけではなく、精神的にもいい効果がある、ということですね。

わたしは、人生で何度読書に救われたんだろう?


少し個人的なお話になりますが、しばしお付き合いください。

わたしは、もともとあまり自信のない子どもでした。
「遊んでなんかいないで勉強を頑張りなさい」と、少し厳しい家庭に育ったからだと思います。

中学時代から消えてくれない、悲しい思い出があります。

友達と遊んで帰宅するなり、「勉強せずに何をしてるんだ」と父に殴られた記憶です。テスト週間に入ってすぐの週末のことでした。

大好きだった服もメイクも、「恥ずかしいからやめなさい」と母から怒鳴られたこともあります。

友達と心から笑って過ごす時間、おしゃれがなにより生き甲斐でした。

好きなことを否定されて育ったからか、「どう思われるのか」の恐怖がついてまわるようになりました。

数年前まで、わたしは人一倍、感情の振れ幅が激かったと思います。
(どんなに落ち込んでも、気が晴れるまで付き添ってくれる友達がいたことには本当に感謝です。)

高校生、大学生、社会人と大人になるにつれ、迷いや悩み、葛藤が増えていきました。

10代後半の、一番多感な時期に海外生活を経験した影響も大きかったのでしょう。家族や友人など近かった人と考えが合わなくなったり、いろんなものに対して違和感を感じることが増えていきました。

「わたしだけがおかしいのかな」なんて不安と孤独感、行き場のない感情の渦にのみこまれていました。

この状態が、すこし弱まったり強まったりを繰り返し、ほんの少し前まで続きました。自分の感情が分からなくなることが、一番つらいことなんだと知りました。

そんなとき、少しでもわたしに自信をくれたのが本の存在です

人を頼らず、自分の気持ちを保っていたい。
中学生の頃のように友達の存在に頼り続けていたら、不安定なままで苦しくなるから。

気づけばなにか悩むたび、書店へ立ち寄っては出口のない迷路から救い出してくれそうな、本を探すようになりました。

「今必要なのはこの本だ」と、直感ですぐに書店の本棚から探し当てられるようになるほどまで、これを繰り返し。

25歳をむかえ、自他ともに認める「芯のある」わたしになれました。

(両親は、今ではやりたいことを理解しようと頑張ってくれています。お互いに成長しているんですよね!)

育つ環境は選べない。でも「信じるもの」はいつでも選べる


わたしの人生を変えてくれた本。なんて言ったら、すこし薄っぺらく聞こえるかな?

だけど、この本に出会っていなかったら今のわたしは絶対にいない。そう言い切れる本がいくつかあります。

『あなたは絶対!運がいい』 (幻冬舎文庫) 浅見/帆帆子著
日本語版『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン著
日本語版『4つの約束』『愛の選択』ドン・ミゲル・ルイス著

下の2冊は洋書ですが、日本語版も出ているベストセラー本です。

わたしたちはみんな、育った環境によって考え方が影響されているけれど。
選べなかった環境にもうしばられなくていい。

全く違う、「信じたい」と思える意見はいつでも出会えるし、そこから自分なりの考えを新しく生み出していけばいい。共感も肯定も、必要なときに感じられる。

わたしにとって、「すべて」と思いこんだ縛りから解き放ち、自由な思考をもつきっかけをくれるのが本の存在です。
(これらの本がまさにそれを教えてくれたのだけれど!)

習慣にするということ


メンタルヘルス。保つ方法はそれぞれだけれど。

多くの人が言うように、「習慣にする」とは、簡単に人の心を変えるんだなと日々感動しています。

ここまで書いたように、わたしは読書の時間が欠かせません。
なので、毎朝ほんの少しでも、仕事前に時間を作っています。

もし、なにか悩んでいたり、不安があったり、心細くなるようなときには、「なんかいいな」と思える本を少しずつでも読み進めることをおすすめします。

また、よかった本の紹介でもできたらいいな。
読んでくれた方の何かの気づきにすこしでも繋がっていることを願って。
おやすみなさい。

参考
https://namica.org/blog/why-reading-is-good-for-mental-health/


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