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#Jリーグ
川崎Fの凋落はJリーグの凋落そのものである。日本サッカーが抱える構造的問題とは
Jリーグ関連のニュースと言えば、浦和レッズのサポーター問題、ジャッジの問題が目に止まる。それはそれで追及されるべき大事な話だが、一方でサッカーそのものの話題が報じられない現実には、大いなる不満を覚える。
2017年シーズンに初優勝を遂げて以来7シーズンで優勝4回、2位2回、4位1回と、Jリーグで断トツの成績を収めてきた川崎フロンターレが今季これまで9位に沈む現状を嘆いたり、案じたりする声は聞
G大阪、柏、鹿島。Jリーグ各クラブで次々に発生する諸問題の病巣とは
1993年5月にスタートしたJリーグ。今月はちょうど30周年目に当たる。祝賀ムードに包まれた1ヶ月だった。しかし、開幕当時と現在を比較したとき、変化なし、進歩なしと嘆きたくなるものがいくつかある。この記念すべき1ヶ月間にもそれが深く関係する問題が起きた。
前週、最下位に沈むガンバ大阪のサポーター連合という組織は、横浜F・マリノス戦(5月20日)を前に、試合中の集団的な応援をしないとの声明を出
30年間のベスト11は日本人ばかり。外国人枠も満たしていない。国際性の低下著しいJリーグを心配する
30周年を迎えたJリーグ。先日、過去30年間のベスト11とMVPが以下のように発表された。
●ベスト11
GK川口能活、DF井原正巳、内田篤人、田中マルクス闘莉王、中澤佑二、松田直樹、MF遠藤保仁、小野伸二、中村憲剛、中村俊輔、三浦知良
●MVP
遠藤保仁
ファン投票をもとに選考委員会で決定されたものだという。ヤフー・ジャパン、サッカーマガジン、サッカーダイジェスト、サッカーキング、
市場価値の低下、人材流出……Jリーグのレベルは2,3年前から下降線を辿っている
先日、スタートして30周年を迎えたJリーグ。喜びたい気持ちは半分だ。サッカーの特性上、手放しでお祝いする気にはなれないのである。過去と比較すればよくなっているに決まっている。Jリーグはましてやゼロからのスタートだった。ノスタルジーに浸り隔世の感を禁じ得ないと前向きに捉えることは簡単だ。しかしサッカーは世界と深く繋がっていて、どの国もライバルに四方を囲まれている。
日本代表にはW杯という世界的
30年目を迎えたJリーグのレベル。UEFAランキングに落とし込めば何番目か
チャンピオンズリーグ(CL)は、有力選手が代表からクラブに場所を変えて臨むW杯の組替え戦だ。同様に世界一決定戦といっても言い過ぎではない。カタールW杯を間に挟んで行われる今季(2022-23シーズン)のCLは、特にその色が強い。異なるユニフォームを着て、異なる環境下でプレーする選手に対して、親近感や興味をより抱かせる。
たとえば、先の決勝トーナメント1回戦ドルトムント対チェルシー戦で、前者の
川崎が独走するJリーグを、日本サッカー界はもっと心配した方がいい
J1リーグで首位を行く川崎フロンターレと、それを3ポイント差で追う2位名古屋グランパスの一戦が、昨日(4月29日・金曜日)豊田スタジアムで行われた。
結果は0-4。注目された首位攻防戦は、ホーム名古屋の大敗劇に終わった。勝ち点差は6ポイントに広がり、J1リーグは昨季に続き、川崎の独走状態に入ろうとしている。
来る5月4日に早くも行われる、川崎対名古屋の折り返しの試合で、川崎が再度、勝利す
J1リーグ序盤戦総括。昨季より上げたチーム、下げたチーム、危ういチーム
チーム毎で消化試合にバラツキはあるが、Jリーグは6節を終了。2週間弱の代表戦ウィークに入った。スタートダッシュに成功したチームもあれば、失敗したチームもある。ここでは全20チームを、前年比で横ばいのチーム、上昇したチーム、下降したチームに、改めて色分けしてみた。
今季は20チーム中4チームが降格。確率は5分の1だ。18チーム中2.5枠(17、18位は自動降格、16位はプレーオフ)だった従来を