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春の柑橘を満喫した5日間

甘夏をいただいたので煮てみようと思いました。なるべく形を残せるように丁寧に薄皮を剝いて、水と砂糖でシロップのような感じで煮ます。綺麗なオレンジ色の甘夏の皮も下茹でして加えることにしました。

この甘夏シロップ漬け、いろんな食べ方ができて楽しかったので紹介したいと思います🍊



1日め:ホット甘夏こうじ水

初日は甘夏を煮た鍋でドリンク作り。果実でジャムやコンポートを作ったときの一番のお楽しみだと思っています。

甘夏とシロップが少し残った状態の鍋に砂糖を加え、こうじ水を注いで火にかけて温めました。

ほんのり、こうじの香りがします。果肉がゴロゴロしていて何となく贅沢な感じでした。



2日め:チョコレート菓子にトッピング

使ったのは甘夏の皮です。市販のお菓子を果物で飾ってみようと思いました。

シルベーヌの期間限定品「ミゼラブル」に
果物を飾りました。

🌷 チューリップの作り方

《 材料 》
いちご、甘夏の皮、ホイップ、チョコレート効果

1.いちごは先端を切り6等分にする
2.甘夏の皮を薄く切る
3.チョコを上から押し切って針状にする
4.シルベーヌにホイップを絞る
5.チューリップに見えるよう、それぞれ飾る


市販のシンプルなお菓子ですが、ひと工夫で可愛くなりました🌷



3日め:甘夏ミントティー

とにかく綺麗で爽やかな飲みものでした。
果物を煮る醍醐味は美しい色を楽しめることかもしれません。柑橘の甘酸っぱさとミントの爽快感。そして少しの苦みが全体を引き締めてくれます。

ミントたっぷりがおいしい。

スーッと身体に染み入るようで、疲れているときにも良さそうです。



4日め:朝ごはんプレート

・ ピザトースト、チーズトースト
・ ヨーグルト(いちご、甘夏)
・ アールグレイ


・ 野菜に埋もれているピザトースト
グラハムパンを食べやすい大きさに切り、バターを塗って野菜をのせます。チーズ、ケチャップなどをバランスよく散らして。今回は多めに作っておいた野菜炒め(人参、ピーマン、玉ねぎ、椎茸)をのせました。

・ 甘夏チーズトースト
チーズをたっぷりのせてブラックペッパーをふります。甘夏シロップ漬けを添えました。

ヨーグルトは甘夏だけでも美味しいですが、いちごを散らした方が断然キレイ。2種類のトーストを楽しめたのも作り置きのおかげです。


5日め:甘夏ファーブルトン風


少し前ですが雑誌オレンジページでファーブルトンの作り方を読みました。どうやら生地にヨーグルトを加えるとモチモチになるらしく、試してみたいと思っていたのです。

いちごをのせすぎて目立ちませんが、
ちゃんと甘夏の香りがします。

ホットケーキミックスでアレンジして作りました。生地は本当にもっちりでした!

《 ファーブルトン生地の作り方 》
・ホットケーキミックス 150g
・卵 L1個
・カスピ海ヨーグルト 100g
・牛乳 100g
卵をよく溶きほぐす。ヨーグルト、牛乳を順番に加え、その都度よく混ぜる。ホットケーキミックスを加えて、よく混ぜる。

《 トッピング 》
・甘夏の皮 … 極薄切りにしてからみじん切り
・いちご  … 角切り
・ホワイトチョコ … 細かく切る

生地をスプーンでココットに流し入れます。けっこう膨らむので8分目くらいまで。500Wのレンジで30秒。ココットを回して位置を調整しながら2〜3回繰り返します。

半焼きの状態になったらトッピングをのせて更に30秒〜1分。様子を見ながらレンジにかけます。ギリギリ火が通ったくらいの方がモチモチになります。

生地にココアを混ぜたり、果物を変えたり、色んなアレンジが楽しめそうです。


❀ 保存食を作りたくなる料理本のこと


最近はあまりできていないけど、本当は果物を煮る生活がしたい。そう思っていたら甘夏をいただき、一気に食卓が豊かになりました。

瓶詰めされたものが好きで保存食の本もよく読みます。特にアレンジや活用法のページが好きです。スタイリングも参考になります。

このテーマだけで何文字でも書けそうなくらい、いつかご紹介したい本がたくさんあります。

柑橘を暮らしに取り入れるというのは少しハードルが高いように感じていました。けれど、noteで柑橘を料理している素敵な記事をたくさん見かけ、私もチャレンジしてみました。noteのおかげで、また世界が広がったような気がしています。

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