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「最後」の価値

はじめに

 いよいよ冬休みが目の前に迫っていて、少し気が抜けたのかなんだかちょっと力が入らない感じがします。きっと子どもたちも一緒なんだろうなぁ。大体こんなタイミングでトラブルが起きたりする。自分も含め、終業式に向けて、もう一踏ん張り出来るように、気持ちを入れ直さないとね。あと2日、しっかりいきます!!!

今日のつぶやき

 今日も、昨日と同様に生徒たちの日記の内容から、書く内容を決めました。子どもたちの声を拾って、すぐに還元できるのが、この「つぶやき」の強みなんだよね。
 今日のキーワードは「最後」です。中3のこの時期に差し掛かると、ホントにいろんなことが「最後」になってしまう。そして、やっぱり「最後」はちょっと特別だよね。最後のイメージというのが、色濃く残るし、なんかそこが終着点みたいな感じもして、自然とその価値は高まってしまう。だから、最後にはこだわって欲しいと思うんだよなぁ。そして、オレもしっかりこだわっていきたい。そのためにしっかり準備を進めながら、「最高の最後」を作り上げていきます。そういう意味では、ここからの日々は全て「卒業式」に繋がっていく。子どもたちが次のステージに向かう最後の瞬間。その瞬間にどんな思いになるのかは、ここからの過ごし方の影響を大きく受けることになる。だからこそ、みんなで意識して進んでいきたい。「このクラスでよかった」「この人と出会えてよかった」そんな思いがわき出てくる場になるように進んでいきます。なんか書いてたら、ちょっと想像して寂しくなったわ。今のクラスも残りわずかかぁ。ちゃんと楽しんでおかなきゃね

今日の名言

特別なことをするために
特別なことをするのではない。
特別なことをするために
普段どおりの当たり前のことをする。

By イチロー(野球選手)

 「最高の最後」を迎えようと思うと、なに「特別」なことをしなければいけないような感覚に陥ることがある。無理をして、いつもと違うことをしたくなる。でもこれは大きな間違い。その事を常に再確認させてくれる言葉がこのイチローの名言。特別なゴールは「当たり前の延長線上にある」ということだね。逆に言えば、それだけ当たり前をやり続けることは難しいとも言える。ここからのクラスも、特別な取り組みばかりに目を向けず、これまで大切にしてきた当たり前を守り抜いていくことを大切にさせたい。そんな気持ちをこめた名言です。

今日のTikTok


おわりに

 今日ちょっとしたことから考えたことをメモっておくね。人に届く言葉ってどんな言葉だと思う?内容が正しいというのは大事な要素かもしれない。でも正しいだけじゃ届かない。むしろ正しさを受け入れるにはダメージがあるので、正しいことを言うときには注意が必要だ。オレが思う届く言葉とは「温かい言葉」です。相手にプレゼントしようという思いのある温度ののった言葉。正しいだけの言葉は想像以上に冷たい。オレはこれからもっと「言葉に温度を持たせる」ことを意識すると決めました。

それでは、今日も一緒にいい日にしよう。


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