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人間万事塞翁が馬

はじめに

 昨日の夕方くらいから、がちらつく空模様になっていたね。夜の時点でうちの庭にはうっすら積もっていたので、出勤への影響を考えて、いつもより早起きしました。結果としては、ほとんど積もっていなかったし、交通面でも混乱なく出勤できたので、いつもより早く職場に着いた。普段なら、そのまま門に立ち、挨拶するんだけど、今日は一仕事することが出来た。これが案外気持ちよかった。これからも起きられたら、ちょっと早めに行ってみようかな。起きられたらね、起きられたら…(笑)

今日のつぶやき

 昨日も入試結果の受け止め方を書いたんだけど、昨日のは総論というか、表層的だったので、今日はもう一歩踏み込んで、どちらかというと「不合格」という悔しい結果に終わった子を対象につぶやいています。たまには「国語の先生」っぽいアプローチもいいでしょ?っぽいっていうか、国語の先生なんだけど…「人間万事塞翁が馬」という言葉を他のクラスで話したところ、ほとんどの生徒は知らなかったので、紹介することにした。確かに不合格は悔しい。でもこの不合格が、ひょっとすると「人生を好転させるきっかけ」かもしれない。現実は変わらないので、むしろそうするように動いていかなくちゃいけないんだよね。喜劇王チャップリンの言葉で「人生はクローズアップで見たら悲劇だが、ロングショットで見たら喜劇である」という言葉がある。まさに受験の不合格は「クローズアップ」で見たものにすぎない。これから先、まだまだいくつもの人生の岐路がある。それに生かせばいいだけなんだよな。爆笑問題のエピソードはまさにそれを表現しているので、書いてみました。合格も不合格も、どう捉え、どのように生かすか。そんな視点で見られるように導いてきたいな。

今日の名言

負けることは悪いことではない。
どう負けるか、どう思うかが大事。

By 長谷川 穂積(プロボクサー)

 今は現役を引退して、井上尚弥選手をサポートしている、元世界チャンピオンのボクサー、長谷川穂積さんの名言です。人は人生を「全勝」で駆け抜けることなんか、誰にも出来ない。だからこそ必ず出会う「負け」を「学び」や「経験」に変えていかなくちゃいけない。「負け」は次の勝ちへのステップ。そんな風に捉えていきたいね。

今日のTikTok


おわりに

 試験が終わったので、クラスが全員揃いました。また賑やかな日々に戻って、なんだか嬉しいです。でも残酷なスケジュールが組まれていて、明日からは「定期テスト」。想いのこもった問題を作ったので、届くと嬉しいな。採点頑張らなくちゃ…(笑)

それでは、今日も一緒にいい日にしよう


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