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映画「トロール・ハンター」感想

伝説の怪物“トロール”は実在した!?
驚愕と興奮のドキュメンタリー仕立ての逸材映画!!

「はい、みなさん。こんばんわ!
 本日はノルウェーの深い森の奥に潜む
 伝説の怪物を追っかけるハンターに密着した
 ドキュメンタリーとなります!」

っといった感じで世界まる見え!テレビ特捜部
紹介されていそうなノリの作品となります笑

まず、
ノルウェーの大学生達が田舎町で
熊の密猟事件を取材するところから始まります。

取材を進める中で怪しい男と遭遇します。

なんとその男は熊の密猟ではなく
正体はトロール・ハンターでありました笑

大学生達は、好奇心から彼を取材するため、
一緒に行動しますが…

っと言った感じの導入から
ドキュメンタリータッチの臨場感溢れる映像で
トロールの実態に迫ります!!

あらすじ・解説

ノルウェーの田舎町で問題になっている熊の密猟事件を取材しにやってきた大学生3人組。彼らが怪しい男・ハンス(オットー・イェスパーセン)を尾行していたとき、何と伝説の生き物トロールが出現。ハンスは政府に雇われていたトロール・ハンターだったのだ。3人はハンスと一緒に行動し、トロールの衝撃的な生態をカメラに収める。

解説: ノルウェーなどの北欧に住む伝説の妖精トロールの衝撃的な実態に迫った異色映画。取材中にノルウェーで“トロール・ハンター”と出会った学生たちが、ハンターと行動を共にする中で、誰も知らなかったトロールの生態を暴き出す。謎の多いトロール・ハンターを演じるのは、ノルウェーのコメディアンであるオットー・イェスパーセン。サンダンス映画祭など各国の映画祭を席巻した、モンスターのような迫力あるトロールの姿や、ブラック・ユーモアあふれるストーリーや描写は必見だ。
引用:シネマトゥデイ

概要

上映時間:103分
制作国 :ノルウェー
公開日 :2012年3月24日
ジャンル:ファンタジー・ミステリー・アドベンチャー

みどころ・ポイントについて


ドキュメンタリーで描くリアル感!

冒頭でもお伝えしたように今作のキモとなるのは
実際にリアルな映像を見てるかのような臨場感です!

ノルウェーの大学生3人が
熊の密猟事件を取材していくなかで、
犯人として怪しむハンスを尾行していくカメラで
終始作品が映されていきます。

素人の取材班であるからこそ、
映像は荒く、編集されずに映された素材を見ている
ような生々しくリアルな臨場感を演出しています。

物語の前半は、ずっとハンスを尾行して盗撮する映像が続き、
ハンスに気づかれないような遠目な映像で、
カメラクルーたちのヒソヒソ声などは、
本当にその場にいるようでとても没入感があります。

そのカメラはずっと、ハンスを追っかけ、
闇深い真夜中のノルウェーの森の中へと続きます。

そこへ突如ハンスがカメラの前に慌てて現れ・・
「トロールだ!!!!」っと叫ぶシーン笑

素人カメラマンが映すような映像のおかげで
このような間が抜けた演技も
逆にリアル感があるシーンに見えるところが
すごいなぁ…っと思いました笑

緊迫感やパニックな状況も
上手く伝える演出として、
このようなPOV視点での映像表現は
クローバーフィールドを彷彿とさせます。


トロールの生態や種類を学べる

この映画では、知ってるようで知らない
トロールの生態などを本編で
丁寧に説明してくれるのでとても面白いですね!

例えば、トロールに近づきたければ、
トロール臭というめちゃくちゃ臭いものを
身体に塗る必要があります笑

大学生達もトロールハンターに密着する上で、
「なら、これを塗れ!」っと言われ
みな嫌々な思いで塗る羽目にww

だけど、キリスト教徒であれば、
それすら無効で速攻狙われます笑

大学生グループの1人が密かにキリスト教で
あったことから色々とトラブルが発生!

てか、なぜキリスト教徒の匂いを
嗅ぎ分けることができるの?笑

理屈はまったくわからない感じですが、
トロールがいる世界ではキリスト教徒臭という
独特な臭いがあるのか?

また、トロール自体もいくつか種類が分かれており、
それぞれバラエティにとんだトロール達が
次々に大学生達を襲います笑

巨木くらいの大きさと、複数の頭を持ったトロールには森の中で襲われたり、
見た目はイエティみたいな白い体毛に覆われたトロールの群れに追っかけられたり、
体長60メートルくらいある小山サイズのトロールにぶっ飛ばされそうになったり、
大学生達は次から次へと悲劇に見舞われます笑


以上となります。
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では、また次回!

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