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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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2019年5月の記事一覧

丸山「戦争」発言が浮き彫りにした三つの問題(その4 依存症)

▼丸山穂高衆議院議員の「戦争」発言について、 アルコール依存にかぎらず、依存症は「否認」…

丸山「戦争」発言が浮き彫りにした三つの問題(その3 民主主義と教育)

▼前号では、丸山穂高衆議院議員の「戦争」発言が、北方領土交渉に深い打撃を与えかねなかった…

丸山「戦争」発言が浮き彫りにした三つの問題(その2 外交)

▼前号では、丸山穂高衆議院議員の「戦争」発言が、具体的にどのような状況で発言されたのかを…

丸山「戦争」発言が浮き彫りにした三つの問題(その1 事実)

▼丸山穂高衆議院議員の「戦争」発言から浮き彫りになった問題は三つある。一つ、「民主主義」…

「お役所言葉」を読む練習 「人生再設計第一世代」(その2)

▼前号では、竹森俊平氏(慶應大学経済学部教授)、中西宏明氏(日立会長、経団連会長)、新浪…

「お役所言葉」を読む練習 「人生再設計第一世代」(その1)

▼いわゆる「お役所言葉」のなかには評判の悪いものが多い。「後期高齢者」もそうだったが、「…

日本で「レイプ(強姦)」や「性暴力」の無罪判決が続く件(その2)

■NHKでの議論▼2019年5月16日、NHKの「クローズアップ現代+」では、法改正を訴える性暴力被害の当事者と、法改正(「抗拒不能」の撤廃)に反対する弁護士とが、正反対の意見を表明し合う、日本のテレビのなかでは比較的緊張感のある番組を放映していた。 この番組は、下記サイトでくわしい文字起こしが見られるので、興味のある人はご参考に。 〈“魂の殺人” 性暴力・無罪判決の波紋〉 〈今年3月、名古屋地裁岡崎支部が出した判決に波紋が広がっている。19歳だった娘への性的暴行の罪に

日本で「レイプ(強姦)」や「性暴力」の無罪判決が続く件(その1)

■性暴力の無罪判決が相次いだ▼日本社会ではレイプ(強姦=ごうかん)や性暴力がよく無罪にな…

警察介入が「子どもの幸せ」を担保できるわけではない件

▼前号では、2019年5月21日付の朝日新聞に載った内科医の山田不二子氏インタビュー、「…

性虐待は、こどものせいで起きるのではない/通告は親も救う件

▼2019年5月21日付の朝日新聞に載った、山田不二子氏のインタビュー記事がよく練られた…

こどもから性虐待の被害を打ち明けられた大人が守るべき5つのこと

▼2019年5月21日付の朝日新聞に、子どもの虐待に関する重要な記事が二つ載っていた。 …

昔の日本人は勝手に元号を作っていた件

▼その史実を知っているだけで、「今」の景色が少し変わる。そんな史実がある。 ▼前号では、…

元号の解釈は自由である件

▼「令和」という元号をどう解釈するか、それは一つだけではなくて、人それぞれであり、そうあ…

天皇家には王族同士のお付き合いがある件

▼前号では、天皇の妻が払う犠牲は想像を絶する件をメモした。 いま少年である男性が、将来、天皇の座に就く際、結婚相手の女性にかかるプレッシャーは尋常ではない。それは現代の日本社会特有の事情に拠っていて、普遍的なものではない。 このことは少し考えれば誰でもわかることだが、ほとんど話題にならない。 ▼今号では、天皇の長女の話。「中央公論」の2019年5月号から。その前に、放送大学教授の原武史氏(日本政治思想史)の指摘。 〈(天皇について)国民がこれだけ圧倒的に支持をしている