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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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2020年5月の記事一覧

日本は由緒正しい「賭博国家」である件

▼週刊文春の「賭けマージャン」スクープがテレビのワイドショーに取り上げられている。 NHK…

「アウトブレイクは終わっていない」と押谷仁氏が言っている件

▼日本の幸運は、世界中のその道のプロたちが仰ぎ見るような、感染症対策の達人がいたことかも…

花に愛を。心からの愛を。

▼緊急事態宣言下、あまり目立たなかったが、読んで心が痛む記事があった。2020年4月25…

ショー・マスト【ノット】ゴー・オン:日本の「リアリティー・ショー」はタレントを守…

▼筆者は「テラスハウス」を一度しか見たことがない。その時の印象は、ーー「本気の恋」を、視…

押谷仁氏と8割おじさんの2週間前のコメントが重要な件

▼正確には報道されたのが2週間前で、コメントしたのはそれ以前。 2020年5月10日のN…

検察の暴走がマスメディアから一時的に忘れ去られる件

▼〈事前に7回面会〉〈黒い箱二つ用意〉 ▼さて、この二つの見出しだけで、何のニュースかわ…

アメリカのあちこちに「反マスク法」という法律がある件(3)

▼アメリカで、どれだけ経っても黒人差別がなくならないのは、人類学的な理由がある、という話について、もう少し続ける。 興味のある人は、前号、前々号もどうぞ。 ▼さて、トッド氏の『移民の運命』では、イングランドから輸入された家族システムや、プロテスタントの教義が、アメリカの差異主義と骨絡(ほねがら)みである、という仮説が示される。 いちいち辿(たど)るのは面倒なので、トッド氏本人が簡単に4つの項目にまとめてくれているから、参照しておこう。適宜改行と太字。(81頁) 〈ここ

アメリカのあちこちに「反マスク法」という法律がある件(2)

▼先週の金曜日(2020年5月15日)、下高井戸の駅前で中国製のマスクが「50枚入り15…

アメリカのあちこちに「反マスク法」という法律がある件(1)

▼新聞を読んでいると、世の中、自分の知らないことだらけだということがよくわかるが、思わず…

コロナ検査は、未だ見えない「出口戦略」=経済再開に不可欠な件

▼ゴールデンウィークが明ける前後から、新型コロナウイルス対策の「出口」、という言葉がマス…

2つの「生存権」がぶつかっている件ーー医療崩壊か、経済崩壊か

▼日本では、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう「緊急事態宣言」が延長された。2020…

宮本常一に学ぶーー「文化」「芸術」を支えるのは「自ら功を誇らない」人々

▼東京の府中に、日本一大きな太鼓がある。宮本常一は、その太鼓は会津で作られた、という話か…

新型コロナとアフリカーー人口1800万人の国に集中治療室が25床しかない件

▼アフリカと関係が深いのは、フランスと中国である。 フランスには「ジュンヌ・アフリック」…