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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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#日本経済新聞

「法案のミス多発」と「政治主導」が深く関係している件

▼最近の日本経済新聞のコラムで面白かったもの、の続き。 2021年3月28日付の「春秋」…

小学校の先生の採用倍率が3倍を切っている件

▼小学校の教員の採用試験に限らず、倍率が3倍を切ったら、その合格者に求められる最低限のレ…

技能実習生がもう限界の件

▼コロナ禍で苦しむのは、女性、こども、そして外国人である。 2021年3月22日付日本経…

コロナ禍で苦しみの限界を超えてしまった件 2020年の自殺者数確定値

▼2020年の自殺者数の確定値が報道された。すでに2月に速報値が報道されており、ほぼ同じ…

国は地方が使うカネに基準や条件を付けて縛ってきた件 東日本大震災10年

▼地方自治体を批判する記事が2021年3月16日付の日本経済新聞1面に載った。「日本は変…

技能実習生が日本政府から「生活者」として扱われていない件

▼日本という国家が、外国人労働者をどのように扱っているのか。2020年10月20日付日本…

コロナ禍で大学の「書く」授業がとても捗(はかど)った件 金原瑞人氏の経験に学ぶ

▼2020年は、大学での授業がコロナウイルスの影響で完全にストップして、次第にオンライン授業が増えていったわけだが、そのなかで起きた面白い現象について。翻訳家の金原瑞人氏が2020年10月18日付の日本経済新聞に書いた「書ける若者たち」という文章から。 金原氏は毎年、法政大学で「創作表現論」という授業をしている。適宜改行と太字。 〈普段の対面授業では、日本で最初の本格的な英和辞典「英和対訳袖珍(しゅうちん)辞書」や、ヘボン先生が編集した和英辞典「和英語林集成」や、三遊亭圓

ヒトラーを肯定する日本の若者が増えている件

▼SNSが人間にもたらす影響の全体像は、まだわからないが、2020年10月24日付の日本…

アメリカと中国との関係は「新冷戦」ではなく「ハイブリッド戦争」である件

▼アメリカと中国との関係について、「新しい冷戦だ」という表現を使う人がいるが、そうではな…

杜撰な「本人確認」で複数の「本人」が誕生している件

▼最近、ドコモ口座を悪用して、お金が勝手に引き出されてしまう事件が頻発(ひんぱつ)し、全…

マスメディアは互いに批判し合ったほうがいい件

▼好感のもてるコラムが2020年10月20日付の日本経済新聞「春秋」に載っていた。 ▼マ…

「食糧が最大のワクチンである」件

▼ノーベル平和賞は人々に「考える」きっかけを与える。今年のテーマは「食」だった。NHKニ…

感染症対策を「経済」の大臣が仕切ることに日本では疑問を持たれない件

▼何度か書いたが、やはり違和感がある、というより、違和感が強くなるばかりなので、メモして…

国連事務総長がコロナの「最も明確な被害者は女性」とコメントした件

▼2020年5月3日付の日本経済新聞に、 〈苦境の被害者は女性/経済政策 対象の中心に/国連事務総長 アントニオ・グテレス氏〉 という、とても真っ当な記事が載っていた。日本経済新聞が、国の経済対策の中心に「女性」の支援を据えるべきだ、と提言する可能性は近い将来にはゼロ%だろうが、国連事務総長の寄稿を載せるのは意味のあることだ。 〈国連のグテレス事務総長は日本経済新聞に寄稿し、新型コロナウイルスによる経済苦境の最も明確な被害者は女性であると訴えた。新型コロナのパンデミック