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ゆるーいこと。

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ゆるく生きるためのゆるっとした話。
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怒と哀のマーブル模様

怒と哀のマーブル模様

話がわからないから何なんだ。
わかりたいと思わないことに対してわからないのはこちらは本望である。
むしろ通じ合えないけど、どう考えているのかをお互いに意見を交換した上で受容すればいい。理解しようと、わかり合おうとすること自体が大事と思う。

「話がわからないから、いくら話しても無駄だからもういい。面倒くさい。」
先週の金曜日に僕は、面と向かって会社の後輩に呑みの場で言われた。

正直その瞬間相当イ

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日曜日の午後くらい

純喫茶。
純文学。

純という文字が入り、響きが加わるだけでなんだかいい。
ピュアな感じで。

純とは・・・まじりけがないこと。もっぱらなこと。
もっぱらって響きがなんかいいな。

もっぱら喫茶。
もっぱら文学。

まっしぐらって感じがするな。
周りの目なんて気にせず、没頭、没入。

ピュア喫茶。
ピュア文学。

これは胡散臭い。
自ら口に出す奴ほど信用ならない。
何でだろう。
まぁどうだっていい

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本当は

本当は

本当は自己解放して精神を安定させたい。

本当はThe Beatlesでも聴いていたい。

本当は村上春樹の(今なら)羊をめぐる冒険でも読みたい。

本当は青春18きっぷで朝から晩まで乗りっぱなしで知らない街でふと降りたい。

本当は行き先も見ずに路線バスに飛び乗って終着駅まで流れて行ってみたい。

本当は体よりも大きなキャンパスに絵を描きたい。

本当はお酒を間髪入れず飲みながら寝落ちして知らな

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PERFECT DAYS

PERFECT DAYS

昨夜ギターを弾いた。弾きたくなったから弾いた。それだけ。弾くと心地が良いのだから。時間を忘れられる。
近年の「何のために」「タイパ」なんて問いはゴミ箱に捨ててしまおう。
この心地いいという時間が在る。それだけ。間違っても時間に追われたりすることなんてない。時間なんてこっちから閉め出してしまって、自分だけの没入する瞬間に最高に幸せを感じる。

先日映画館で観て大好きになった映画【PERFECT DA

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ボーッとしたいだけ。

ボーッとしたいだけ。

ボーッとする時間を創出する。そう決めた。

年始からのモノの断捨離が終わったので、日常生活の中の断捨離をする。
そうすると時間に追われる生活から、生活を営んでいく主体的な暮らしをしたい。これが豊かな生活ってことか。

なんでこんなに時間がないって思っちゃうのか。
無意識に垂れ流している時間があるはずだ。ボーッとしてるのは主体的に「している」大事な時間であり、これは捨てるべきではない。むしろボーッと

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今年もマイペースに。

今年もマイペースに。

新年早々、断捨離を行なった。
なんとなく大掃除にも近いが、年末にやることとは意味合いが少し違う。
大切なものを大切にするための時間になる。

不要なモノはその場でメルカリに出品していく。早速一つ売れたな。値段設定間違えたかななんて思うけどそもそも不要だったので、必要な人の手に渡るだけでも嬉しいことだ。そのモノも気持ち喜んでいるように見える。

そんな中、両親からのたくさんの手紙が出てきた。
誕生日

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半端な年頃

半端な年頃

散髪をした。
容姿を作るためのイベント。今日はなんだか自意識と客観視が交錯するそのちょうど交わったところを探した。

交わりがずれたときに年齢相応じゃないという事故が起こる。しかも自分が気づかないうちに事故が起きたりするから厄介だ。

振り返ると。
この半年は坂本龍一のようにして欲しいと美容師さんにはお願いしていた。
半年やってきて分かった。まだ早かった。やってみるとわかることある。やらなきゃわか

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ロールキャベツ系男子という死語

ロールキャベツ系男子という死語

今朝の会社の部内ミーティング。
ZOOMには20数人集まっている。正直誰か居なくても気付かない。忘れられてるのも悲しいが、このドライな距離感は悪くない。
ただドライならドライであれば良いのにウエットな関係を装うのは心地悪いわけで。

ミーティング開始までのアイスブレイクタイムに部長から僕の名前が呼ばれた。
「一番ズルいのが、ロールキャベツ系男子だよ、〇〇さんみたいなタイプな。」
正直最初から入室し

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ストンと落ちる。

ストンと落ちる。

突然くる。
ストンと落ちる。
ハイからローに。気のギアが上がらない。
何かがあるわけじゃない。
これは避けられない。
生活には存在する落とし穴。
ストンと落ちちゃうと簡単には上がれない。
エアポケットのような感じだけどもっともっと閉鎖的な。
井戸が一番近い。
さっきまで地上を歩き回ってコーヒーショップを探していたことが信じられないほどに。

これは説明が難しい上に説明する気力も尽きているという二重

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いい塩梅

いい塩梅

期待しすぎるとよくないよ。なんてことは昔から言われる話。
他人に期待しない方がいいよ。こんなことも手垢が付くくらい言われている話。
だから自分にだけ期待をするんだ。これも耳にタコが出来ちゃっている話。

自分に期待をするのは大事で肯定感を高めて人生を謳歌するんだ。と意気込んでしまいがちなんだけど、今年はそれ自体を期待しすぎないことにした。

なんでかというと、年初、今年の抱負で期待感高めすぎてしま

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よいお年を

よいお年を

今年も一年が終わる。

どんな年だっただろう。転職をした年だったので慣れるまで大変な変化のある年だった。

いい年だったような苦労した年だったような。

それでも終わってしまえばよい年だったと思える年しかなかったようのに思う。

終わりよければすべてよし。人生もそのように思う。

実家に帰ってゆっくりして、親の顔も見ながら。
心の底からそう思う。

読んでくださった皆さん、今年も一年ありがとうござ

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青春18きっぷ

青春18きっぷ

#夏の思い出 といえば気まぐれブラリ途中下車の旅。
コロナ前のことだった3年前の夏。5日間で行った場所やそこで思っていたことをちょっと思い出して懐かしんでみよう。

目的は内省

目的は色んな場所に行くことではない。色んな場所に行くことで見える色んな景色や街並みを受信した自分自身がどんな反応をするのかを確認することだ。いわゆる内政を目的とした旅だ。そのため、懐かしい場所、懐かしい人との再会も盛り込

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飽き性

飽き性

なんでもすぐ飽きる。この性格には困ったものだ。
治すものでもないし、付き合っていくしかない。

そんな僕でもちょっとだけ長く続いたことがある。長いと言っても4年くらいかな。それは、髪色を変えないこと。

まあそもそも僕はアーティストでもなければフリーランスでもなく、一般のサラリーマンなので、好き勝手に髪色を変えられる職種でもない。

僕のオリジナルの髪の色は白い。
年齢の割にめっちゃ白い。もちろん

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気にしない

気にしない

今の会社はリモートワークが自由な会社。と聞いていて転職してきた。

だけどもだけど、社内には出社推奨主義の人がやっぱり居る。それも、役員に居るので最近は出社を増やすようにというオフィシャルではない、アンオフィシャルなメッセージをやんわりと発信し続けられている。空気感はすぐには変わらない。解っちゃいるけど、やっぱりかという感じ。どの会社もそうなのだろうか。そのため週に1回か2回のリモートワークをする

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