見出し画像

育児で何をしたらいいか分からない父親たちへ

善い夫であることの重要性

「自分もしっかり育児に関わろう!」と思い立ってみても、実際には何をしたらいいか分からない父親たちも多いかと思います。
実際、私もそうでした。

これから育児に関わる上で、まず意識することは何か?
結論を先に言いますと、

母親(パートナー)の身体的・精神的な負担を減らす

まずは、この1点です。
理由として、産後1か月以内の母親は、身体や生活に様々な悩みや不安が生じやすく、精神障害が起きやすい時期とも言われています。
さらに、産後のうつが疑われる母親は、育児に対する自身も低く、子どもへの愛着が弱まったり、虐待の危険性が高まったりするとの報告があります。
そのため、母親が気持ちよく生活できることは非常に大切なのです。

父親として、育児を頑張ろうと思うことは大切です。
しかし、善い父親であろうとする前に、善い夫としてパートナー(妻)を支えることも大切です。

これは、母親が育児の主役で、父親は脇役という意味ではありません。
夫婦として共同で育児に関わることが望ましいことです。
しかし、子ども生んでいる母親の方が、身体・精神ともに負担が大きいのも事実です。

ですのまで、まずはパートナー(妻)に質問しましょう。
必ずパートナー(妻)の意見を聞いてください。
「君のために、僕は何をしたらいい?」と。
独断で勝手なことを始めると、余計にストレスとを与えてしまいますので。
まずは、そこから始めてみましょう。

まとめ

  • 母親(パートナー)の身体的・精神的な負担を減らすことが育児に良い影響を与える。

  • 産後うつの母親は、育児に対しても悪い影響が増える。

  • 善い父親である前に、善い夫であることを目指す。

【参考文献】
・夫婦の抑うつ状態と児への愛着の関連性:女性心身医学.2021.3
・地域における産後支援システム確立への取り組み:岩手県病医会誌.2000

#コラム #子育て #パパの子育て #父親 #母親 #教育 #健康 #父親 #価値観 #コミュニケーション #哲学 #心理学  #家事分担の気づき


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?