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リーダーは瞬間瞬間で役割を切り替えねばならないのです。

昨日、「集団の中で自分らしくいること」と、「集団内で責任ある役割(リーダー)を果たす(演じる?)こと」は、両立し得るのだろうか?と書いた。

1つの考え方としては、「両方同時にやると決める」ことができそうだ。集団におけるリーダーとして振る舞いつつ、集団内の一メンバーとしても振る舞う。この場合、恐らくはリーダーとしての役割が優先されることにはなるだろう。

また、同時にやると言っても、細かくミクロに見た場合には「瞬間瞬間で役割を切り替える」イメージになるだろう。

例えば、ある特定の目的に向かって集団を導く場合にはリーダーとして振る舞い、メンバー間で自由闊達な意見を出す場合には一時的に一メンバーとして発言したりする、のようなやり方になる。

一方で、「完全にどちらかに振り切ってしまう」というやり方もあるかもしれない。リーダーとしての役割を担ったからには、その役割が終わるまではリーダーとして振る舞い続けるということだ。

この場合、「リーダーとして生きること」が自分らしい、と考える人間こそがリーダーを務めるのが望ましいだろう。そうでない人間はリーダーにはならないで、他の役割を担った方が良さそうだ。これもある意味、人間の個人的特性を活かした分業スタイルの1つとしてありそうだ。

ただ、書いていて思ったのは、実際には前者のスタイルの考え方を取る方が、集団にとっては良さそうだ、ということだ。

私はリーダーの役割の1つに、「メンバーの立場に立って考える」があると考えている。それは、自分がメンバー目線に立つ機会を具体的に作らないと、なかなかその気持ちがわからないところがあるからだ。

そういう1つ1つの振る舞いを身につけて、自分自身を適切にマネジメントしながら集団の中で生きていくことができたらいいのだろうな、と思った。

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