私はもしかしたらミーハーな側面があるのかもしれない、と思う。

世間一般に言うところの「ミーハー」とは、軽薄で流行に左右されやすい人を意味する言葉である。

私の場合は、そこまで軽薄ではなく、左右されやすい人間でもないにしても、少なくとも「軽薄である」という点でミーハーな側面があるかもしれないと思う。

と言うとすごく聞こえが悪い気がするが、言いたいことの本質は、ある物事に対してそれなりの熱を持って取り組んでいたとしても、ある一定期間が経つと急速にその熱が冷めることがあったりする、ということである。

新しいものにトライしたとしても、一定のところまでクリアしたらすぐに飽きるとか。一定期間付き合った彼女に対して比較的すぐに温度が下がるとか。

そう書くと、もしかしたらよくある話なのか？

いずれにしても、何かを"情熱的に"ずっとやり続けるとか、少しずつ鍛錬する、みたいなビジョンはあまり持つことができない。

一方で、逆に何かを"冷静に"、ほとんど何も考えずに無感情で淡々と繰り返すことは比較的できてしまう。

これは、ある種の才能である。嫌悪感を抱くような行為でなければ、何かを淡々とこなすこと自体もできる能力を持っているのは確かである。

こうした、(半)ミーハー的性質と、無感情で淡々と物事をこなす性質を組み合わせて、何か有意義な力を生み出せないだろうか、と考えるが、あまりうまくいっていない。

本当はこのnoteだって、せっかく毎日書いているのだから、少しずつでも文章が上手になるように熱量を持って工夫しながら取り組みたいとは思っているが、そういうことを考え始めるとやはり私は途端に書けなくなってしまうので、無感情に淡々と「とりあえず書く」ことを続けるしかないのである。

淡々と物事をこなすことは、継続しながら経験が蓄積されるというメリットがある一方で、少しでも何か新しい要素を上乗せしたり、新しいことを試したりしなければ、何の前進もつくることはできないのである。

新しいことを試すという観点では、(半)ミーハー的な性質がプラスに働く可能性はある。

だから、このnoteに新しく加える要素とか、新しい体験とか、日々考えたことのうち新しいことや何かを文章に反映して、とりあえず毎日書く。

これぐらいしか私にはできなそうである。

なんだか今日はとっ散らかった文章になってしまった気がする。