夏沢 ぺろみ

94年生まれ。街を歩きながらエッセイを書いたり写真を撮る人。【https://gyoz…

夏沢 ぺろみ

94年生まれ。街を歩きながらエッセイを書いたり写真を撮る人。【https://gyozai.com/】|noteでは日記のような、どうしようもないことを好きなように書いています。|美味しいものを食べたり作ったりすることが好き。でも胃が弱いため胃薬が手放せません。

マガジン

  • 【エッセイ・日記】日々は手作りで

    エッセイ / 日常 / 日々のことや拙い言葉たち

  • 【フードエッセイ】美味しいものを頬張る喜び

    『食』に関するお話たち。

  • 使ってくれてありがとう!

    みんフォト用に投稿した写真を使ってくださった記事のまとめ。ご使用ありがとうございます!

  • 大田区でのアレコレ

    東京都大田区で出会ったお店やら大田区での出来事たちのまとめ。大田区への偏愛が詰まったマガジン。

  • もっと読まれたい

    タイトルの通り。読んでもらえたらうれしいな。

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自己紹介

はじめまして。夏沢ぺろみです。 平成6年の夏生まれ。生まれた季節を覚えてもらいたくて、苗字を『夏沢』と命名しました。 下の名前は、昔 不二家のあの子に似てると言われたのが理由です。 全然卑猥な意味とかこもっていないです。 気軽に「ぺろちゃん」って呼んでもらえたら嬉しいです。 各種アカウントはこちらにまとめてあります↓ ◇ 生まれは栃木県。一時間に一本しか電車が走らないような田舎で生まれ育ちました。 地元の人々は好きではないけれど、栃木県のことは大好きです。今でも

    • ネパール人は日本人よりツウな寿司ネタを好むみたいだ

      夫の交友関係は非常に幅が広く面白い。 なんでそんな面白い人と知り合いなの!?羨ましい!!と謎に羨望してしまう。 とある日の夜。 夫が友人のネパール人と長電話をしていた。 私はその時間ゆっくりお風呂に入っていたので詳しいことはよく知らないが、近況報告などを長々としていたらしい。 そこで、友人の奥さんがTikTokで100円台で食べられる回転寿司の動画を見た話をしたそうで、どうやら興味を持っていると。 だったら今度一緒に回転寿司に行こうよ!という話になりお互いのパート

      • たまには雨の日に散歩するのも悪くない

        この日の天気予報は曇りのはずだった。 雨マークなんてついていなかったのに。 冷蔵庫がすっからかんなので買い出に行こうとしたら、大粒の雨が降っている。 認めたくはないけれども、私はきっと雨女なのだと思う。 昔から外に出た瞬間に雨が降り出すことが多々ある。 さっきまで降っていなかったはずなのに、急に雨が降り出したり、小降りだったはずなのにタライをひっくり返したような大雨になったり…。 ずっと『違う。』と言い張り続けていたが、最近それが頻繁に起きるようになって雨女だと認めざ

        • いつもより甘いコーヒー牛乳

          定時より2時間も過ぎたころ、ようやく今日の業務が終わり退勤することができた。 私は、ホテルの客室清掃のパートをしている。 まだゴールデンウィーク前だというのに、ホテルの稼働が上がり続けていて残業続きの日々だ。 この業界では当たり前のことなのだが、休憩時間が一切ない。 本来なら5時間程度で終わる予定なので休憩時間を設ける必要がないのだが、ここ最近は特に、定時時間内に終わる見込みがまったくない。 ずっとノンストップで動き続けているので、終わるころには体力も気力も全て使い

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        • 【フードエッセイ】美味しいものを頬張る喜び
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        • 【家族】捨てたかったシガラミ
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          米がなかったのでうどんを打つことにした。

          休日の15時過ぎごろだった。 そろそろ夕飯の下拵えをあらかた済ませておこうと、重い腰を上げることにした。 とりあえず、まずはお米を炊飯器にセットするところから…… あれ!?!?お米が全然ないじゃない!!!!! また私の悪い癖で在庫管理ができておらず、あろうことかその日食べる分のお米が米びつになかったのだった。 さて、どうしたものか。 家にある主食になりそうなものはパスタ、小麦粉、オートミール。 前日、記念日のランチでビュッフェに行き、調子こいて暴飲暴食してしまっ

          米がなかったのでうどんを打つことにした。

          失ったお金は稼ぎ直せても、失った時間は取り戻せない。

          夫とお休みが被ったので近くの公園にピクニックに行くことにした。 ずっと気になっていたお弁当屋さんでお惣菜のコロッケともつ煮込みを買って、自宅から手作りのおかかふりかけを詰めて握ったおにぎりを持って、るんるんで公園に向かった。 公園には小学生が遠足で訪れていたようで、多くの子供たちがレジャーシートを敷いてお弁当を食べている。 「小学生たちとお昼ご飯かぶっちゃったね。」 そんなことを言いながら、小学生に囲まれつつ私たちも持参のお惣菜たちを広げた。 変わり種のコロッケや、

          失ったお金は稼ぎ直せても、失った時間は取り戻せない。

          ナスが生み出してくれた温かな時間

          ありがたいことに私の住んでいる地域には八百屋さんがたくさんある。 たくさんあるというか、商店街が大好きな私は、八百屋さんや肉屋さん、花屋さんやらパン屋さんなど、活気のあるお店が多く並ぶ商店街が近くにあることを必須項目として家を探している。 スーパーで買うのももちろん良いのだけど、野菜は八百屋さんで購入すると、おどろくほど安いのだ。 八百屋さんの面白いところは、スーパーと違いその日の仕入れや旬のものによって並ぶ野菜のメンツが日々変わるところ。 その中からとっておきのやつ

          ナスが生み出してくれた温かな時間

          入籍して半年の記念日なので、二人でお休みとってホテルでランチしてきます。久しぶりのホテルビュッフェ!夫と一緒に行くのは初めての経験。楽しみだな🍴✨

          入籍して半年の記念日なので、二人でお休みとってホテルでランチしてきます。久しぶりのホテルビュッフェ!夫と一緒に行くのは初めての経験。楽しみだな🍴✨

          サイゼリヤで新しい扉を叩く

          とても疲れ果てている日だった。 ホテルの稼働率がぐんと上がり、2時間近く残業をしてたくさんの部屋をお掃除した。 あ、知らない方に軽く説明すると、ホテルの客室清掃のパートをしています。 もう腰から下がガクガクして脚はもつれ、ふくらはぎはパンパン。 お昼休憩ももちろん無いので、お腹はぺこぺこ。 今日はもう夕飯作りたくない、、。このまま泥のように眠りたい、、。 そんなことを心のなかで呟きながら帰路に着いた頃、夫からグッドタイミングで良い提案が。 『サイゼリヤに行くなん

          サイゼリヤで新しい扉を叩く

          深夜のカップ麺から分かる愛の形

          時計の針は22:30過ぎを指していた。 本を読んでいた私の隣で夫がお腹空いてきた。とつぶやいた。 私もまさに同じようなこと考えていたよ。 ちゃんと夜ご飯をしっかり食べても、これくらいの時間になると空腹感を感じてしまうのは何故だろう。 夫が子供みたいな顔をしながら『明日休みだし、悪いことしちゃってもいいかな〜。』なんて言い出した。 何のことか私には分かるよ。目線の先にはカップ麺があるもの。そういうことでしょ? 案の定、私の返事を待たずにお湯を沸かし出した。 かやく

          深夜のカップ麺から分かる愛の形

          たまには自分へプレゼントを贈るのも悪くない

          2月〜3月頭にかけてとにかく大変だった。 知らぬ間に心が脅かされ続けて、常に神経が張り詰め、側から見てる夫に最近ずっと雰囲気がトゲトゲしてる。と言われるほど。 幸せが逃げ出してしまうようなため息も多くて、近くにいる夫にとても申し訳ない思いをさせてしまった。ごめん、夫よ。 泣きながらお互いの感情を伝え合い、このままじゃいけない。と思ってとりあえず心をかき乱す環境からは一歩身を引いた。 その流れで疲弊し切った自分の心を癒すために、何か自分自身に贈り物をしようと考えた。

          たまには自分へプレゼントを贈るのも悪くない

          春の香りに誘われて

          3月に入ったばかりだったが、天気もよく温かい日だった。 生ぬるく、心を揺さぶる風が心地よく吹いていた。 闇の中に落ちてしまった精神状態が少しずつ戻ってきたからか、世界の色が見えるようになってきて散歩が楽しい。 風に乗ってどこからか甘いほのかな香りがやってきた。 香りの在処を辿ってみるとそこには立派に咲き誇るモクレンが。 ああ、もう春なんだなぁ。 寒い冬を耐え抜いて、温かさを感じたらそっと花開く。 今の時期は花たちが『生きている』と肌で感じることができるからとても

          春の香りに誘われて

          東京大神宮まで良縁を求めてお散歩

          2月からここ最近まで、本当に心身共に疲れ切ってしまっていた。 新しく始めたパート先で、そこそこまあ責任のあるポジションを任されてしまって、それなりには日々頑張っていたのだけれども、心無い一言を掛けられたのがキッカケで落ち着いていたパニック障害が再発してしまった。 なかなか寝付けなくなったり、ストレスで出勤途中にいつも通ってるはずの道で迷子になったり、どうしたって疲れが抜けなかったり、休みが楽しめなくなっていた時点でかなりやばいかも。と感じて薬をもらいに病院に行ってはいたの

          東京大神宮まで良縁を求めてお散歩

          千早茜『正しい女たち』読了。 人間の中にあるドロリとした感情がうまく表現されていてドスの効いた話が多いのにスルスルと読めてしまった。正しさは見方によれば狂気になるということを再認識。

          千早茜『正しい女たち』読了。 人間の中にあるドロリとした感情がうまく表現されていてドスの効いた話が多いのにスルスルと読めてしまった。正しさは見方によれば狂気になるということを再認識。

          気付けば2024年も3ヶ月を過ぎているようで

          タイトル通り。私は時の流れの速さにびっくりしてますよ。 よく『二十歳過ぎたら歳取るのなんてあっという間よ〜。』と散々幼い頃に聞かされるたび、またまたご冗談を。なんて思ってたけど、ほんとにあっという間。 今年で30歳になる予定だけれども、ついこの前成人式やった気がするもの。 というわけで、遅くなりましたが、皆さま新年明けましておめでとうございます🐉 実はnote更新してない間に色んなことがありました。 まず、無事に社会復帰を果たせました。 前回転職して、自分にはどう

          気付けば2024年も3ヶ月を過ぎているようで

          ディズニーとの思い出を振り返ってみたら、そこには母の優しさが散りばめられていた

          本日、2023年10月16日にウォルトディズニーカンパニーが創立100年を迎えた。 100年って何?いや、普通にすごすぎる。 本当に本当に心の底からおめでとうございます。 私たちファンはこれまで様々な作品の世界に吸い込まれて、その中で数々の冒険を共にしてきた。 ストーリーはもちろんのこと、キャラクターや、音楽、作画に世界観。そのどれもが言葉にはできないほど魅力的で、触れているだけで幸せなのだ。 私の母は私が生まれるずっと前からディズニーのことが大好きだった。 私は

          ディズニーとの思い出を振り返ってみたら、そこには母の優しさが散りばめられていた