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【本の学び】読書チャレンジ#2「何も知らなくても大丈夫! フリーランスの税金と経費と確定申告」@一年365冊

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
2021年に習得した「速読」に基づき、2023年毎日投稿の読書メモになります。
お役に立てれば幸いです♪

【本日の書籍】

脇田弥輝著「何も知らなくても大丈夫! フリーランスの税金と経費と確定申告[副業の人も]」(2021年・ソシム)

【書籍を選んだ目的】

kindle出版の内容のヒント

【ポイント(私が得たこと)】

漫画とコラムでの内容の補足のセットで、副業、フリーランスの税金関係をわかりやすく説明しています。

◆税金の計算方法


税金の計算方法をわかりやすく説明しています。

(利益-所得控除)×税率

利益の計算は、売上-経費です。

経費になるもの
経費にならないもの

この二つの境界線が、私の顧問先様でも悩まれる方がいらっしゃるので、その部分を説明しています。

経費になるものと経費にならないものの境界線は曖昧なことが多いので、その部分を著者の個人的な視点として、考え方が書いてあるコラムがとてもわかりやすく、読者にやさしいと感じました。

◆副業とフリーランスの違い

副業とフリーランスの違いって、知ってそうで、知らない方が多いと思います。

副業は、どこかの会社で働いていて、給与をもらっています。
それにプラスして、他の収入があることだと思いまうす。
今流行りの副業は、自分で個人的にお客さんから依頼を受けて何かのサービスを提供することが多いです。

その場合は、「給与」と「サービス提供の対価(売上)-経費=利益」の二つの利益を合算することになります。

フリーランスの場合は、給与が本業ではなく、自分でサービス提供の対価を得ることを本業とします。

そのため、そのフリーランスでの売上から経費を引いた利益を申告することになります。

このあたりの内容をわかりやく、漫画で解説しています♪

◆フリーランスの節税


フリーランスの節税として、所得控除の項目を解説しています。

イデコ(個人型確定拠出年金)、国民年金基金、小規模企業共済の3つで、節税をしながら、将来に備えることを説明しています。

●イデコ(個人型確定拠出年金)
年金制度で、個人の運用成績によって、将来の年金額が変わる制度です。
元本割れの恐れもあります。
日本では、あまり是とされていなったのが今までではないでしょうか。

FIRE ( Financial Independence Retire Early )・・・経済的自立による早期リタイアという言葉が流行り始めて、少し確定拠出年金の考え方も変わってきていると思います。

●国民年金基金
国民年金の上乗せ部分になります。
こちらは単純な国民年金額をアップさせるもので、運用成績は関係ありません。

●小規模企業共済
将来の退職金づくりのために拠出する掛金です。
現在の職業を引退するとき、退縮金の支払ってくれる人が誰もいないので、それを補うものです。

3つすべてが、所得控除として支払った金額全額が税金計算から控除されるので、大変お得です。

◆その他説明


その他の項目で書かれていた内容を記載します。
(分量が多くなるので、詳細は割愛します。)

●住民税の計算方法・納付
●青色申告と白色申告
●青色申告の特典
●消費税の計算方法とインボイス制度
●申告、納税の方法

【感想】

単純に、文章のみで税金の説明をすると聞き手はわかりずらいものなのだと感じました。
フリーランスの税金の本を数冊読みましたが、漫画で解説している本が何冊かありました。
これは、やはり文字だけだと難しいと言うことなのだと理解しました、、汗

読んだ日付:2022年12月25日
かかった時間:8分(224頁)

おわりに


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