【#4】10月の活動日誌と個人ブログ開設のお知らせ
週2回の燃えるゴミの日に、ヒヤッと冷たい風が吹く季節。東北は秋を通り越して、冬将軍が顔を覗かせている。
仕事に忙殺された10月。悪化する体調を笑うように、会社のタスクはどんどん積み重なっていく。その間隙を突くように、創作活動に取り組んだ10月であった。
なんとなく、色々あったので活動日誌としてまとめたい。
10月の音楽活動
普段、週に2~3回くらい実施している「深夜の2時間DTM」で修行をしている。今月はそこまで多く参加できなかったが、投稿のたびにいただける反響が、回数を重ねるごとに大きくなっているように感じた。
深夜の2時間DTMは、特定の日の22:00~24:00の2時間において、あるお題に沿った楽曲を2時間で制作するユーザーイベント。つまりはDTMerのお遊び企画である。
10/3
10/15
10/17
10/30
10月は4回の参加であった。ハロウィンのお題もあったが、別途制作していたので参加は控えた。というか、仕事のタイミング的に参加が難しかった。
こうして反響をみていくと、少しずつ2時間DTM界隈に馴染めてきている印象はある。なんとなく「あ~この人か」くらいの感覚を、1人は持ってくれているのかな……と信じたい。まだまだ新参者なので……
引き続き、腕を磨くために参加できるときは、深夜の2時間DTMに顔を覗かせようと思う。
ハロウィンコラボ
いつもイラストを頼んでいる「ねこちーずさん」と、作詞マンの「湯島さん」の3人でワンコーラスの歌モノを制作した。ボカロでもない、インストでもない、本当の意味で「自分がやりたかった歌モノ」である。
ドッカーンと伸びるなんで思ってないし、そもそも実績もなにもない。身内でワイワイ楽しんだ結果に過ぎない。
しかし、自分にとっては、「人間が歌うボーカル曲をつくった」という体験を得たのは大きい。
一見1cm程度の歩幅だが、人と上手にコミュニケーションが取れなかったり、ボーカリストとの縁がなかったりした自分にとっては、偉大な一歩である。
それにともない、Youtubeにチャンネルを開設した。「YouTuberデビューを飾りました!」なんて妻に、子供のようなLINEをした。よくわからないけど、「すごいね」っていって欲しかっただけなのだろう。
曲の話に戻るが、我ながら良い出来である。元々やっていたバンドサウンドを軸に、ビートメイクのテイストを加えたおしゃれな一曲だと思う。
ワンコーラスのShort.Verだからこそ、なんとなく何回も聴いてしまう。Full.Verは機会があったら制作するつもりだ。
歌ってくれた猫さん、歌詞を書いてくれた湯島さん、2人ともありがとう。
また機会があったらコラボしよう。
フリーBGM・SEの配信サイトを開設
音楽活動とは別で、コソコソを作業していたことがある。
「自分の活動拠点となるWEBサイトが欲しい」
かねてより思っていた。
そして手探りでサイト制作・運用し、公開に至るところまできた。
サイト名は「Vinyl House」
Vinylとはまさに、私たちが使っているビニール袋などのビニールだが、海外の一部界隈では「レコード」を指す言葉である。
今後はさまざまなコンテンツを拡充していくが、メインは著作権フリーBGM・SEの配布である。
楽曲のページはこのような感じ。Youtubeの動画をサムネイルに、フル版とループ版の2種類をMp3でダウンロードできるようにした。
現状4曲しか公開していないが、曲自体のストックは多数ある。合間をみてコンスタントに追加していくつもりだ。
もし友達や知り合いが動画制作をしていて、BGM探しなどに困っていたら紹介してくれたら嬉しい。リクエストがあれば、それに沿った楽曲を作る。
出来たでホヤホヤのサイトだが、良かったら定期的に覗いてもらいたい。
なぜサイト開設に至ったのか
きっかけは、深夜の2時間DTMにある。毎度お題に沿った曲を作るわけだが、「作りっぱなしで放置」が多い。せっかく作曲したものを、活用できていない。
貴重な2時間を割いて作った曲をそのまま放置は……あまりにもったいない。どうにかして利活用できる仕組みが欲しかった。
人によっては「オーディオストック」などのサービスで販売するのかもしれないが、自分の楽曲で収益を埋めるほどの実力は、まだ持ち合わせていないと考えている。
そうして考えついたのが、著作権フリーBGM・SEとしてのダウンロード配信だ。いずれは自分でサンプリング音源なども制作し、とりわけYouTuber向けのBGM・SE集をリリースしたいと考えている。
先の記事で話している通り、自分には時間がない。
知名度もなければ、技術もおぼつかない。
レールに沿ったやり方、みんなと同じ方法では、求めるレベルに到達しない。
それは作曲だけでなく、売り込み方、もっといえばマーケティング戦略も同じだ。
兎にも角にも、「WEBサイトをつくりました!」という成功体験を得た。また1つ、自分の自信に繋がる。
中長期的な運用で成果が出ると思っているため、すぐにどうこうなるわけないが。今後はライティングスキルを生かし、コラムなどを執筆してサイトのSEO対策を行うつもりだ。Googleからの流入も着実に狙っていきたい。
まとめ
嵐のように忙しく、時間が過ぎ去っていく10月だった。
音楽活動、仕事、サイト運営……ついでにワクチン接種と、色々あって疲労もピークに達した。
相変わらず体調はイマイチで、毎食吐き気止めを飲まないとオエーしてしまう。胃が悪いというより、不安障害の症状の一種……つまり精神的なもののようだ。
今後、自分自身の近況などはすべてnoteに書き留めていく。
Twitterはブランディングの観点から、あまりネガティブなことは呟けない。
サイトはまた別だ。
Thurstonの中の人が弱音を吐いたり、逆に強く意思表示したりするのは、noteだけ。
Twitterではふざけがちだが、本当は極度の心配性で、自分に自信が持てなくて、心も弱い。何かいわれると、とても傷つきやすい情けない男である。
それでも家庭を守り、音楽活動も続けたいという一心で、日々を超えていく。
すべては娘のため、妻のため、そして自分のためである。
音楽は持病への特効薬であり、唯一自分に残された、存在証明にほかならない。
もし良かったら、今後もThurstonを見守ってもらいたい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
文:Thurston
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