マガジンのカバー画像

健康科学の教科書~エッセンシャルヘルスケア~

29
本当に健康的な生活習慣を手に入れるため、最新の健康科学を学んでいます。 この知識をアウトプットしていくことで、健康科学の教科書が出来上がるはずです。 もう二度と、体調が悪くなって… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

ビタミンD(カルシフェロール)について

今回は予防栄養学では絶対に外せない栄養素『ビタミンD』について紹介します。 ビタミンDは障害予防効果がたくさん報告されていて、予防栄養学では大注目のビタミンです。 もはやビタミンの枠を超えてホルモンのような働きがあります。 ビタミンD(カルシフェロール)とはビタミンDは脂溶性のビタミンで『カルシフェロール』という物質です。 脂溶性のビタミンで、体内のコレステロールを原料にして皮膚で合成されますが、不足分は食品から摂取する必要があります。 現代人は特に不足しているということで

ビタミンC(アスコルビン酸)について

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回はビタミンC(アスコルビン酸)について解説いたします。 「ビタミンCは風邪の予防に良いんでしょ。もちろん知っているよ!」という方も、具体的にどのような機能があるのかはあまり知らないのではないでしょうか。 今回はビタミンCの具体的な機能や、有効な摂取方法について紹介いたします。 ビタミンC(アスコルビン酸)とはビタミンCは水溶性ビタミンで『アスコルビン酸』と言います。 体内で合成することができないので、食品から必ず摂取する必

ビタミンB12(コバラミン)について

どうも、NOVASTヘルスコーチの中村です。 今回は認知症予防にも効果的なビタミンB12について解説いたします。 どうも最近物忘れが多いという方は是非ご覧ください。 ビタミンB12(コバラミン)とはビタミンB12は『コバラミン』とも言います。 この名前はコバルトというミネラルの一種を含むことが由来しています。 コバルトは赤いことから、ビタミンB12は『赤いビタミン』と呼ばれています。 ビタミンB12の機能造血 ビタミンB12は葉酸(ビタミンB9)と同様に造血や核酸の合成

ビタミンB9(葉酸)について

どうもNOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回は妊娠するとよく処方されるビタミンB9(葉酸)について解説します。 もちろん妊娠中や授乳中だけでなく、体調を維持するためにめちゃくちゃ重要なビタミンになりますので、是非最後までご覧ください。 ビタミンB9(葉酸)とはビタミンB9は『ビタミンM』とも言いますが、『葉酸(プテロイルグルタミン酸)』のことです。 ホウレンソウの葉っぱから発見されたことから葉酸となったようです。 呼び名がたくさんありますが、ここでは葉酸で通したいと思

ビタミンB7(ビオチン)について

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。 生卵は好きですか? 私もTKG(卵かけご飯)が大好きでしたので、よく生卵は食べていました。 すき焼きを食べる時もやっぱり生卵を使います。 でも栄養の勉強をしだしてからは、時々食べる程度にしています。 実は、生卵を食べると『ビタミンB7』が吸収阻害されるというのです。 今回はビタミンB7がいかに重要な栄養素であるかについて解説いたします。 ビタミンB7(ビオチン)とはビタミンB7は『ビオチン』と言います。 また、肌に関連するビタ

ビタミンB6(ピリドキサール)について

どうもNOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回はあまり馴染みがないかもしれませんが体の機能を維持するうえでは欠かすことのできないビタミンB6(ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン)を紹介します。 ビタミンB6とはビタミンB6にはピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミンがあります。 ビタミンB6は他のビタミンよりも強力にタンパク質の分解や合成に働き、皮膚や髪の健康維持に関与します。 ビタミンB6の機能ビタミンB6は脂肪肝を予防する タンパク質の代謝のほか、

ビタミンB5(パントテン酸)について

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回はビタミンB5(パントテン酸)について解説いたします。 ビタミンB5なんて初て聞くという方もいらっしゃるかと思いますが、補酵素としてめちゃくちゃ多機能なので、是非知って頂きたいです。 ビタミンB5(パントテン酸)とはビタミンB5はパントテン酸またはパンテチンと言います。 水溶性のビタミンで、様々な食品に含まれています。 『パントテン』は『どこにでも』という意味です。 これはつまり、生物にはか欠かせない、それだけ重要なビタミ

ビタミンB3(ナイアシン)について

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回は補酵素としても重要なビタミンB3について解説します。 普段何気なく摂取していますが、全身の機能を正常に働かせるために必要不可欠な栄養素です。 ビタミンB3(ナイアシン)とはビタミンB3はナイアシンという物質でニコチン酸、ニコチン酸アミドの総称です。 ナイアシンは『肌のビタミン』とも呼ばれ、肌の健康を保つために必要で、美肌を追求するためにはナイアシンが欠かせません。 ビタミンB3の機能肌だけでなく、全身の様々な代謝の補酵

ビタミンB2(リボフラビン)について

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。 ビタミンの種類が多すぎて覚えられない! 特にビタミンB群の種類が多くて苦手! そんな方は必見です。 1つずつ重要性を理解すると、むしろ忘れられなくなります(笑) 今回は酵素活性にも重要なビタミンB2(リボフラビン)について解説いたします。 ビタミンB2(リボフラビン)とはリボフラビンは発育のビタミンと呼ばれており、特に成長期には欠かせないビタミンです。 三大栄養素の代謝促進に関与し、皮膚や髪の健康維持に必要です。 あらゆる遺伝

ビタミンB1(チアミン)について

どうもNOVASTヘルスコーチの中村直樹です。 今回はかの有名な『江戸患い』の原因にもなったビタミンB1(チアミン)について紹介いたします。 ビタミンB1とはビタミンB1はチアミンというかわいい名前の補酵素です。 大きな役割は以下の4つです。 エネルギ―産生 アルコールの分解 脳神経の神経伝達 肉体疲労や食欲不振の回復 ビタミンB1不足は江戸患いを起こす冒頭に述べた江戸患いとは3番目の神経伝達に関わる問題です。 神経伝達がうまくいかず、脚気になってしまうというチア

【アンチエイジング、生活習慣病予防、免疫能強化まとめ】

ビタミンA(レチノール)について

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回は健康な体を作るうえで最も重要な微量栄養素のお話です。 微量栄養素が我々の健康を左右するまず、栄養学の変遷から説明していきます。 古典的な栄養学では、ご存知の通り五大栄養素で考えます。 『糖質』、『脂質』、『タンパク質』はカロリーが豊富でエネルギーに変換できるので三大栄養素と言い、それにカロリーは少ないけど身体の機能には欠かせない微量栄養素である『ビタミン』と『ミネラル』が加わり五大栄養素となります。 カロリー計算が主体で

がん予防が期待できるスーパーフード3選

どうもNOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回はがんに対して素晴らしい免疫力を発揮する選りすぐりのスーパーフードを3つ紹介します。 いずれも科学的根拠が報告された正真正銘のがん予防食品です。 こうしたスーパーフードは睡眠不足があったりストレスが多かったり、どうしても免疫能が低下してしまう場合にも強力にサポートしてくれます。 では早速紹介していきます。 玉ねぎ玉ねぎには抗がん作用、抗炎症作用、抗酸化作用があると報告されています。 玉ねぎを切ったときどうしても涙が出ちゃいま

【スーパーフード】キノコの凄まじい健康効果

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回は意外にもスーパーフードな『キノコ』について紹介いたします。 これを読んだらついキノコを買いに行ってしまうこと請け合いです。 キノコはスーパーフードだったスーパーフードとはカロリーがそれほど高くないけど健康効果の高い微量栄養素を多く含む食品のことですが、なかでもキノコは微量栄養素が豊富で免疫力を高める効果が高く、注目されています。 コロナウイルスの第7波が危惧されていますが、免疫力を高めるキノコは絶対に食べてほしい食材のひ