最初は感動ものだろうし泣けてくるだろうから観るのやめておこうかと思っていたけど、友達が感動したし良かったよ〜って事でなんとなく観てみました。

人は誰でも病気になる可能性はあるし、いつ死んでしまうか、記憶を無くしてしまうかわからかいですよね。

記憶を無くしてしまったらもちろん自分の身の周りの人たちとどういう付き合いをしていて、どんな事を考えながらその時生きていたのかなんてわからなくなる訳だからとても苦しいだろうなって思いました。

いきなり婚約者ですって言われても、付き合ってましたって言われたとしても理解するのはとても難しいだろうな。

それをちゃんと思い出してみようと頑張っていく花嫁さん（麻衣さん）はとてもすごいし、ちゃんと自分の意思で行動を起こしていることも素晴らしいと思いました。

花婿さん（尚志さん）も本当に花嫁さんのことを愛していて必要としていたからこそそれだけの愛情で接する事が出来ていたんだろうし、結婚していなくとも家族になれたんだろうなぁって思いました。

これが実話な事がすごいし、こんな男女もいるんだなぁ。自分はまだまだだなって改めて感じました。

序盤から泣いてしまう映画で、心が温かくなったような気がしました。

もっと素敵なことや人、物などの出会いを通して成長していきたいなって思った映画でした。