現代川柳と４００字雑文　その５９

　動物倫理には明るくないのでかなり的はずれな物言いになってしまうかもしれないが、もし自宅で龍を飼っていた場合、その龍が病気になったらどうすればいいだろう。最寄りの獣医に龍知識があればいいが、無かった場合だ。動物園に連れて行くと保護という名のもと取り上げられてしまいそうだ。なんとなく神性があるので、神社に連れて行くという選択肢もある。気が立って暴れまわるようであれば警察や自衛隊の厄介になるしかない。『シン・ウルトラマン』の禍特対はあくまでフィクションの存在だが、類する組織があれば出動をお願いすることにもなるかもしれない。いや、そんなことになる前にまず、とわたしの頭をよぎるのは、ムツゴロウさんとパンク町田氏の両名だ。よかった。彼らならきっとなんとかしてくれる気がする。何事においても重要なのはネットワークだ。いまのうちにつながりを作っておこう。

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