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心の病気になってから一年。色々書きたくなった。

最初のパニックや発作の発症から1年。

適応障害と診断されてから11ヶ月。

適応障害が鬱病に転移されたと診断されてから8ヶ月。

発作と闘っている時は「早く時間が過ぎてほしい」と感じていたが、この頃は、時間の刻みが早いような気もしてきた。
最近は、特に大きな変化もない為か、1ヶ月過ぎるのがあっという間に感じられる。(時間って不思議…)


嬉しい報告☺︎

それはそうと、一つnoteで報告出来ていなかったところがある。大きなニュースではないが、この頃元気になってきて、笑うことができるし、先のことを考えられる。精神状態が安定してきたってことだと思う。

半年前と現在の精神状態がどんな感じなのか自己理解したかったので、文字にしてみた


半年前

半年前は朝晩定常的に精神安定剤を飲み、発作があれば、抗パニック剤を飲んでいた。

「生きるか死ぬか」の二つの選択肢しか視界に入らなかった。

グラフで表すなら、マイナス続きの日々。上がることはなかったといっても過言ではない。


「薬が効いているのか分からなかった。」

複数のカウンセリングに足を運んだが、結局が一番の心のともだちだった。安定剤、抗うつ剤、抗パニック剤などの薬が何度も変更され、精神科の入院もすすめられた。薬を飲んでも、薬が効いているのか分からなかったし、「時が助けになります。」と言う医師の言葉は自分に当てはまると思えなかった。プラシーボでもいい。何でもいいから欲しいと思い続けていた。


現在は、定期的に精神安定剤を飲むどころか、パニックにそもそもなることがない為、薬はただのお守りとなっている。たまに、希死念慮に襲われることもあるが、自力で対処できるようになってきた

安定、安定。

おそらく、良い兆候なのであろう。


「今一番恐れているのが、揺り戻し。」

しかし、私は、いつ精神が不安定になる波に飲まれるのか分からなくて、率直に言うと、怯えている部分もある。体調は波があるものだと客観視できる様になった今だからそう思うのか不安で仕方がない。

鬱病は揺り戻しがしょっちゅう起きるとよく聞くが、まだその揺り戻しが来ていなくて怖い。調子が良くなってきた・安定してきたと油断をしたところに落ちるらしいのだ…

鬱と鬱病は違う。鬱は普通の精神状態でも陥ることはあり得る。
アップダウンのダウンした状態が鬱。誰にでも経験があるはず。



最後に

鬱病は心の病気。脳の病気。
だから、鬱病と生きるって恐怖と共に過ごしているような感覚。脳が不安定だから、「生きよう」ともがいても、脳に負けてしまう。

周りは、「自分自身を殺すのってありえない」と言うが、自分が自分を殺すのではなく、「モンスター(鬱病)が自分を殺しに来る」感覚。説明しづらいけど、発作の穴に落とされた瞬間、ほとんどの場合、コントロールが効かない。

だから、家族や、状況を知っている親しい人から「死なないで」と言われても、希死念慮の「この世から消えたい」に逆らえないのだ。

この希死念慮の穴へ陥まる前に、休むのが大事。
無理していると、”本当に”悪化する。

大丈夫、平気、平気。
泣くことは弱いことだし、周りに心配をかけたくない。精神科に行っても何も変わらない。私は病人じゃない。心の病気なんかじゃない。

って長い間思ってた。そのせいで、刹那で適応障害が悪化し、鬱病に陥ってしまったと今は考えられる。


無理をするって短期的には効果があるのかもしれない。
でも、長期的には機能しない。いつか、自分が壊れてしまう。

手遅れになる前に。
周りの人を悲しませる前に。
自分が思い描く人生を歩めばよかったと後悔する前に。



私は、まだ17年しか生きていません。まだまだ未熟な高校生というのは理解しています。

でも、一つだけ言わせてください。
心の病気が治るのにはあなたが思っているより時間がかかるかもしれませんが、必ず休んでください。だらだらしているとか、怠け者とか思わないでください。

今をやり過ごして、生き延びたら、将来悔いのない第二の人生が送れると信じています。

共に前を向いて、歩いて行きましょう。


オーキッド



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