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NoteパルプマガジンMexico

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本

Noteで連載されているパルプ小説をピックアップする事を目的としたマガジンだ。このマガジンをフォローすればNote上での豊かなパルプ生活が認可される。

運営しているクリエイター

泥棒の消失

※逆噴射小説大賞2019に応募した作品の完全版　その家は忍び込むのにうってつけの家だった。…

4年前

11

マーダー・ライド・コンフリクトPart1/6

　また「13」だ。開店時間から間も無い焼肉屋の、「空いているお席にどうぞ」と言われて座った…

十二月三十一日十三

4年前

14

サイコロシアン・ルーレット #1

【連載マガジンを見る】瞳孔を大きく見開き、荒い呼吸を繰り返す。視線の先には直径２０cm程…

4年前

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◆MEXICOマガジンの話◆
　逆噴射小説大賞の影響で先月の棚卸しをスキップしたのと、自分がいっぱいいっぱいだったせいで先月まともにピッカー業務やってなかったせいもあり、今このタイミングでどばばばばーっと追加する感じになっちゃっててスミマセン・・・

桃之字／犬飼タ伊

4年前

4

【完全版】魅々子です。またお菓子を作りにきました。

前に逆噴射プラクティスで書いた話の完全版です。魅々子　ミュージカル部の狂人。大好きな杏…

電楽サロン

4年前

10

南向きのヨウコの部屋で

南向きのヨウコの部屋で　ヨウコの部屋は南向きだ。　南向きだからもちろん日中は陽光にも…

4年前

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【冒涜探偵の血煙り自白録　序章】　前編

　◇総合目次　◇後編　霧が立ち込めている。石畳の上に転がる薄汚い死体と血溜まりをすっぽりと覆い隠してしまう程、深い地霧。　この街では珍しくも無い。ここで何かに躓いて転んだなら、疑うべきはまず死体だ。ブラッドの父もそうして発見された。彼が十四の時だ。　夕日はすっかりビルの向こうに隠れ、深い藍色の空に橙色の街灯が靄の中でぼんやりと光っている。ブラッドは身を切る寒さを堪えて商店街を黙々と進みながら、その光景に妙なノスタルジーを覚えていた。今日はあの日から丁度一年だった。弟

無常命脈の誓い

次「なぜって、仕事です。まあ、そう言ってしまうと味気ないですかね。貴方が聞きたいの…

ビーバーの尻尾

4年前

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秘剣〈宇宙ノ颶〉　＃１

　人を刺すと肉の感触が生々しく伝わってくるというが、あれは嘘だ。　すくなくとも、刀を握…

4年前

24

吟遊詩人の唄

　吟遊詩人の朝は早い。　一般には彼らはノソノソと晩飯時の酒場に繰り出し、太鼓持ち宜しく…

純戦士のおじさん

4年前

18

トパスとワッドとシロクマ船長【1】【2】

「ねるまえのはなし」という電子書籍に収録予定の短編を、連載形式で掲載することにしました。…

城戸圭一郎

4年前

22

『闇太陽と摺り足のプリンス』 0場所目

（ぺターン、ぺターン）支度室内の「テツポウ禁止」「満員御礼」の札が色あせている。東京…

お望月さん

4年前

28

阿吽昇天 Part1 #グラライザー

第1話「阿吽昇天：装震拳士グラライザー(68)」 - 1 - 「……で、だ」　敵から奪った剣を…

桃之字／犬飼タ伊

4年前

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【連載版】106つ、または107つ、ないし108つのジョー・レアルの生首　１＆２

●1 　ジョー・レアルをぶち殺して首を持参した野郎には10万ドルくれてやる。　そう俺たちが宣言したその翌日。さて、何人が首を持ってやって来たと思う？　212人だ。　持ち込まれたうちの半数は偽物だったが、あとはどっからどう見たってホンモノの、ジョー・レアルの首だった。　信じられるか？　俺には信じられなかった。バーにいる仲間の誰もがそうだった。「ふざけやがってよッ！」　ちびのトゥコは短い足で丸テーブルを蹴り飛ばした。　上に乗っていたものがごろごろ音を立てて床