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多様性を受け入れられない人の特徴

今年も残すところあと1日。

2023年もお疲れ様でした。
数年前から今年にかけて
いろんな
トレンドがあったと思うのですが
最近は

多様性を受け入れる

というテーマが
メンタル界隈に関わらず
取り上げられていたような感覚があります。


他人に対して
寛容である方法

であったり

価値観の違いを受け入れる

的な情報を
よく目にしたような気がするのですが

その背景には
時代と共にさまざまなことが
細分化されてきているからだと思います。


たとえば昔って
年末年始に
同じテレビ番組を見て
同じ音楽で盛り上がって
みんないつもの場所で
いつものメンバーで
遊んでいましたよね。

ところが情報の量や
スピード感が増したことで
どんどん人それぞれの好みや
生活様式が増えてきて

人によって
考え方や趣向が違うことが
明確になってきた流れがあって

加えて人権侵害の観点から
LGBTや
ノーマライゼーションといって
障害がある人も共存できる社会を
目指したり

ハラスメントも
人によっては
平気な人もいるかもしれないが
嫌な思いもする人だっているわけだから
配慮した方がいいよね

という人間関係の変化や

国際化の影響もあって
日本人だけでコミュニティが
成り立たなくなってきたことなども
影響してきて

多様性を受け入れないと
社会から弾かれるよね

的な発想に
至っているのかもしれません。


前置きが長くなりましたが
つまりこれからの時代

他者に対して寛容的である姿勢が
必要なのかもしれません。


しかし
自分の価値観を曲げられず
他人の価値観を受け入れられない人も
いるのが社会です。

そこで今日は来年に向けて
多様性を受け入れられる人になるためには
どうしたらいいんだっけ?

というお話をします。


◯他人に関心を持ち過ぎない


ではまず結論ですが
多様性を受け入れられない人ほど
他人に対して
関心が強すぎるんですよね。


たとえば
後輩にミスや遅刻を
繰り返す人がいたとして



・何で人の言うことを守れないんだ!
・同じミスを繰り返さないように
 注意しないのはおかしい!
・最近の若い子は教育がなってない!


など
他人に関して

なんで!?
どうして!?

と強く思いすぎなんですよね。

周りに意識が向き過ぎている。


◯正しい関心の持ち方


でも
他人に対して無関心でいいのか?

というとそれもちょっと違っていて

他人に対して関心を持つ時は

他人の関心に関心を寄せること

これが1番正解なんじゃないかと思います。

これはアドラー心理学の
考え方がベースにあるのですが

遅刻を繰り返す後輩に対して

・朝が苦手なのは
 残業が多すぎるからなのかな?
・仕事に対して
 やる気がなくなっているからなのかな?
・やる気がなくなっているのは
 職場の人間関係に悩んでいることが
 もしかしたらあるんじゃないかな?



相手がどう思っているか
何を考えているのか?

という部分に関心を持つことです。

こう言うと

「仕事にやる気がないなんて
 社会人としておかしい!」

と思う人もいるかもしれませんが
まさにそれが
多様性を受け入れられない人の特徴
なんですよね。


人によって
考え方も違えば
受けてきたストレスも違う。

若い人ほど総じて
ストレスにさらされてない人も多いので

職場のちょっとしたストレスを
敏感に感じてしまう人もいます。

それを
その人の問題
として簡単に考えようとするから
他人を受け入れられないし
自分がイライラするだけなんですよね。



特に人の上に立つ人ほど
自分とは違う考え方や
特に自分より劣っている部分を
持つ人に対して

どうしたら
この状況を打破できるかな?

と前向きに考えられる。

感情で処理しようとしちゃいけないと思います。


◯多様性を受け入れる時代こそ〝自分〟に目を向ける


移民が多い海外の人を例に出すと
文化の違いや
人種の違いにさらされている
国に住んでいる人ほど
自分に目を向けている人が多い印象がある。


そりゃそうなんですよね。

日本のイメージって
出る杭は打たれるというか

他人と違う行動や言動をとる人に対して
排他的じゃないですか。

これって島国であることが
影響していると思っていて
単一の文化
単一の人種の国だからこそ
他人の違いに敏感に
なっているのだと思います。


ですが
これからの時代
さまざまな人種と
共存していく時代だからこそ

自分に目を向ければ良い

何度も言っていますが

・自分が何をしたいのか
・自分が心地よいと思う時はどういう時なのか
・自分は何を大切にしたいのか

ということに
目を向けた方が良い。

多様性を受け入れられる人ほど
他人に対して
過剰に期待したりしません

他人の行動を気にしていない。


どれもいいよね!

と言える人ほど
周りに対して

どうでもいいよね

に近い感覚を持っている。


みんな一緒の行動をしなきゃいけない!
普通こうすべきだろ!

と思う人ほど
多様性を受け入れられていないわけですが

他人に関心が向き過ぎてるんです

もちろん他人を一切無視することを
推奨しているのではなくて

他人の目を気にしたり
常識的な行動を意識しすぎると
自分も他人に対して
慣用的でいられなくなる。

普通こうするだろ!

と思ってしまうから。


周りがどう思おうと
自分はこの道を選択する!

と思える人ほど
挑戦している人や
他人と違うことをしている人を
受け入れられるものなんです。



過度に他人の世界や
常識の世界を生きようとするのではなく

自分のやりたいこと
自己評価で生きていく
自分の世界で
生きようとする方が

結果として
多様性を受け入れられる
懐の深い人になれるよね

というお話でした😌

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