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【無料】「ライブが出来る小説家」渋澤怜のライヴ動画&原稿

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2016年10月ごろから2018年7月ごろまで、ライヴ活動をしていました。喋ってるような、落語のような、ラップのような、ポエトリーのようなものです。その時の原稿です。
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2016年9月の記事一覧

20161018 詩の朗読ライヴにゲスト出演します

20161018 詩の朗読ライヴにゲスト出演します

20160920 Jetpoetという詩のオープンマイクに行ってきた。(オープンマイクとは、当日自由参加で一人5分ステージに立てるシステムだ、詩の朗読会ではよくあるスタイルだ)。

この日はやたらめったら落ち込んでて、バイト中にトイレで30分泣いてたし(しかも「部屋に人が多すぎて落ち着かない」とかいうクソすぎる理由で)、しかも台風接近中でお足元悪過ぎるし、よほど行かない理由をつけるのが簡単すぎる日

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【ライブ原稿&動画】辞書とバーターの詩集なんかいらない

【ライブ原稿&動画】辞書とバーターの詩集なんかいらない

16歳の誕生日に国語辞書をもらった。わあ、言葉がたくさん。これでどんな詩も書けるね……というわけでもなかった。知ってる言葉、ではなくて、知らない言葉にこそ個性が宿るのだと、まだその時は知らなかった。

やがて僕の前に、スナフキンのような深い緑色の帽子をかぶった詩人が現れ、辞書と詩集を交換してくれた。詩集は、読めば読むほど、行間から言葉が湧いて溢れて、それから文字が七色に光って見えた。しかし全く意味

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