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り すなお もい

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日々感じるふとした気持ちを出来るだけ簡潔に。 写真のない記事です。
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iPhone壊れてありがとう。

iPhone壊れてありがとう。

iPhoneが熱中症で昇天してからアップルストアの修理予約日まで約一週間。昨日ようやくiPhoneが復活した(ていうか新品交換完了)。

この際、スマホなし生活はじめたろかなと一瞬思ったけど、全然無理。完全に依存してる。iPhoneが使えないことへの不安は、見事なもんで日を追うごとになくなっていくものの、その一方でiPhoneが使えないことの不便さは増すばかり。

iPhoneケースに交通系ICカ

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「移住」ってそれ「引越し」だから。

「移住」ってそれ「引越し」だから。

新年一発目のエントリーらしく、今年の誓いを一つ。

もう、「引越し」を「移住」って言わない。

マンモスじゃあるまいし。

昨年、半年で62箇所も地方をまわった僕は、移住定住って言葉に対する違和感がハンパない。地方の暮らしはそんな役所的な言葉のもとにはない。移住のリアルは「どこに誰が引っ越して来た」っていうシンプルな話。

それでも移住定住施策を進めたいなら、

アート移住センターか
アリさんマー

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08.展覧会で写真撮影OKにする理由

08.展覧会で写真撮影OKにする理由

 とにもかくにもいまの世の中はおおらかさが足りない。タレントさんが線路入って写真撮ったくらいで記者会見までして謝らなあかんとか、完全にどうかしてる。って、いやいやいや、わかってる! わかってるから。それをSNSでアップしたのがあかんのでしょ。あとタレントさんっていう公の立場の人だったってのもあかんのでしょ。そういう感じのも全部わかってるから。そんなん全部わかった上で、というか、わかってるからこそ、

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07.若いうちに高い買物した方がいい理由

07.若いうちに高い買物した方がいい理由

 僕が、この人素敵だなあ、かっこいいなあ、って思う人に共通しているのはただ一つで、それはファッションでも容姿でもなければ、話し方や性格でもない。それはズバリ【美意識】の有無。

 これは、世間で一流と言われる人すべてが持ちあわせているものでもなくて、意外にも旅の途中にふと出会ったおじさんが急に小脇に【美意識】携えてたりするから、出会い頭に卒倒しそうになったりもする。まあ、それこそが旅の醍醐味なんだ

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05.イベント企画で大切なこと5ケ条

05.イベント企画で大切なこと5ケ条

 出版記念イベントが気づけば30箇所を超えるなか、各地で定員超えが相次いでいて本当にありがたい。けれど、ハッキリと言っておかなきゃいけないのは、これは決して僕に集客力があるわけじゃない。ってこと。

 各地で40名、50名という定員枠がどんどん埋まっていくのは、ひとえに各地の企画者のみなさんの情熱のおかげで、でもこれって実際、とても難しいこと。テレビに出てるタレントさんじゃあるまいし、僕みたいなお

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03.移住定住、上から見るか? 横から見るか?

03.移住定住、上から見るか? 横から見るか?

 人口減少少子高齢化のトップを走る秋田県に限らず、日本中の地方が、まるで募金を呼びかける子どもたちのように、移住定住! いじゅうていじゅう! イジューテージューお願いしまーす! と声を上げているけれど、いいもわるいもダウンシフトな時代のなかで、みんながおんなじことを叫ぶことに対する違和感に、当事者のみなさんは、そろそろ気づいた方がいい。

 そんな各地方の役所の、特に人口問題対策課のみなさんにオス

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02.「知らんっ」

02.「知らんっ」

「どこどこでは当たり前だ」

「自分はこういう人だから」

「それなんの意味があるんですか?」

の返答は、
全部「知らんっ」で大丈夫。

01.井の中の蛙たれ

01.井の中の蛙たれ

「魔法をかける編集」出版記念イベントを振り返りながら各地で皆さんが言ってくれる「勇気をもらった」って言葉について考える。

東京ローカルの情報=日本のスタンダードだと考えるのはおかしい。
自分たちには自分たちのスタンダードがある。

皆さんはそのことを切実に僕に伝えてくれたんだと思う。

情報が手に入りやすいというのを超えて、もはや情報過多な世の中で、いつまでも四大紙だ五大紙だと言ってる場合じゃな

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