圧倒的”個”のブランドはカッコイイ

ナマステ!
法人手続きの準備で四苦八苦している宮田です。お金が泡のように消えていく恐怖と向き合う日々が来ると考えると、病みそう。

本日はカッコいいブランドについて。
「ブランディング」なんて言葉を良く聞いたり使ったりするが、改めてカッコいいブランドを自分なりの定義を考えてみた。

世の中には無数のブランドが存在する。その中から消費者は、ブランドを選び、消費活動を行う。

モノだけではなく、アイドルグループやバンド、お笑い芸人、インフルエンサー、Youtuberなど「芸」を生業にする人たちにもブランディングは存在する。

僕は18歳から24歳までバンドをやっていた。売れはしなかったが、自分なりに必死にやってきた。でも売れなかった。今では客観的に自分を見ることができる。

売れなかった要因は色々あったと思うが、その一つに「ブランディング」が足りなかった。ブランディングという表現が合っているのかは分からないけれど、時代に迎合して、ニーズに合わせようとした。いわば「〇〇っぽいもの」になろうと必死だったように思う。

では、反対に、カッコいいバンドはどうだっかというと、時代に迎合することなく己の信念を貫いていた。特にボーカルが個性的で、唯一無二の存在のバンドは皆等しくカッコよかったし売れていった。多分ほとんど周りの意見を聞いていなかったと思う。

勿論、時代に合わせることや、需要を敏感に察知することは大切だと思う。でも、それをすればするほど周りと同じようなものになっていき、飽きが必ず来る。たとえバンドのようなグループであったとしても、その中の一人の圧倒的な「個」の力が魅力になり、ブランドになり、宗教になる。

僕の好きなバンドのボーカルが、昔ラジオでこんなことを言っていた。「曲作りの時に意識していることは、メンバーの意見をほぼ聞かないようにすること。全員の意見を均等に聞いて、その意見を取り入れれば取り入れるほど、平均的で平凡で、個性がない曲になるから」と。

その話を聞いた時は衝撃的だった。曲作りには様々な方法があるし正解がない。そのボーカルが言っていたことは極論に聞こえるかもしれないが、信念が通っていてめちゃくちゃカッコよかった。

僕はその曲作りと真逆のことをやっていた。できるだけメンバーの意見を聞いて、いいところを取り入れていく。出来上がった曲は、全員で作り上げた曲なので思い入れは深い。でも、当初自分が想像していた曲と違う雰囲気になることもしばしば。

色んな意見を取り入れて、それで売れたバンドもいるだろう。でも、やっぱり何か足りない気がする。誰か一人の狂気や信念、思想、個性が全面に出た曲やバンドは「唯一無二」になる。

僕はこれからアパレルブランドを立ち上げようとしている。「ベスト専門」のアパレルブランドだ。正直、色んな人に相談はするが、話半分で聞いている自分がいる。それぞれ人は考え方が違うので、言われることもバラバラ。

「絶対売れない」「需要がない」「儲からない」と色々言われることもあるが、僕はベストが好きだ。だから、僕が好きなベストの愛が少しずつ伝わったらいい。僕がいいと思うものをただひたすら作り続ける。

きっと最初は売れないだろう。でもそこで、あの時と同じように時代に迎合して、色んなものに手を出したらきっと何も変わらない。自分を信じて、圧倒的な宮田澪という”個”を前面に出したブランドを作っていく。

ちょっとテイストを変えて執筆してみました!ブランド立ち上げ前から、どんどん内面の思考を言語化していけたらいいなと思います!読んでいただきありがとうございます!フェリベトウンラ!


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