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創作合宿をやりたい。

――何人かでひとつの場所に集まって、寝食を共にしながら、純粋にひたむきに創作に向き合う合宿イベントをやりたいなと思っていて、それを口にしたら、大谷さんも乗り気になってくれたので、とりあえず試しに来月やってみることにしました。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「創作合宿をやりたい。」というテーマで話していこうと思います。



📚久々に大谷さんと対話

昨日、2年前にnoteで知り合った大谷八千代さんとオンラインでミーティングをしていました。

大谷さんと知り合ったのは、2年前に僕がnoteで遂行していた『桃太郎』を共同創作する企画でのことです。あのとき僕は、「桃太郎」の物語を現代版にアップデートする必要があると思って、「共生」をメッセージにした『桃太郎』という作品をみんなでつくっていたんです。僕が議題やネタを書いた記事を投稿して、そのコメント欄で読んでくれた方から意見や質問をいただき、そこに僕が返事を書く……という流れを繰り返していました。たくさんの方が参加してくださったこともあり、少なからず盛り上がった企画でした。その参加者のひとりが大谷さんだったのです。

その後、僕はnoteのメンバーシップ(当時は「サークル」という名前だった)の機能を使って、『Message』を共同再創作する企画を進めていったのですが、そこにも関わってくださった方です。大谷さんのお力添えもあり、僕の初書籍『Message』の出版が実現したのです。『Message』の本をお持ちの方は最後の方のページをご覧ください。大谷さんの名前があるはずです。

さて、その後、サシで呑みにいったり、文学フリマでお会いしたり、オフラインでも何度か関わらせていただいていました。この1年くらいはnoteで関わるくらいでご無沙汰していたのですが、なんと、大谷さん、今度の僕のイベント「BOOK TALK LIVE “桃太郎”」に参加してくださるそうなのです! 本当にありがたいですね。遠路遥々、僕のイベントのためにお越しいただくことになったのです。

話が盛り上がっちゃって、結局3時間近く話していたんですが、今日の記事はそこで面白いことが決まったので、それについてさらっと触れていこうと思います。

結論からいうと、「創作合宿をやりたい」です。



📚共につくっていく場所づくり

わざわざお互い時間をつくってオンラインでミーティングしたことには他にも理由がありました。僕は去年から「はちとご」という住み開きシェアハウスにお世話になっていて、何か書きたくなるような出来事があると次の日にはnoteのネタにして発信を続けていたんです。そしたら、大谷さんが興味を持ってくださったみたいで、今度取材をしたいと依頼されたのです。

大谷さんは以前から「本のある場所」「住み開きをする家」に興味を持っていて、ライターとしてそのような場所に取材しにいき記事にすることもあるそうなのです。その文脈ではちとごにも注目してくださって、今度お伺いしたいと話してくれました。

もちろん取材相手ははちとごの管理人であるはやぶささんだし、僕はあくまで紹介する役割を担っただけですから、詳しいことは本人と打ち合わせをするのですが、僕自身、どのような経緯ではちとごに興味を持ったのかを詳しく知りたかったし、僕のイベントに来てくれるお礼を伝えたかったし、そもそも大谷さんと久しぶりに話したかったので、昨夜ミーティングをすることになった次第です。

話のなかで盛り上がったのは、「参加型コンテンツ」「仲間が集まる場所」といった話題で、僕も大谷さんもお互い共通して興味を向けているものでした。

大谷さんは自分の家で「住み開き」の活動をしてみたいという話をしているし、僕自身、「クリエイティブな合宿」をやりたい気持ちもあったので、話の流れで、「創作合宿をやる」ことになりました。


📚創作合宿をやりたい

何人かでひとつの場所に集まって、寝食を共にしながら、純粋にひたむきに創作に向き合う合宿イベントをやりたいなと思っていて、それを口にしたら、大谷さんも乗り気になってくれたので、とりあえず試しに来月やってみることにしました。

場所は大谷さんのご自宅です。さっきも言ったように、住み開きできるほどのスペースはあるし、聞くところ、空き部屋がいくつかあって、4人くらいは泊まれるとのことなので、みんなで宿泊しながら創作に向き合う創作合宿のテストをすることにしました。

言おうかどうか迷っていたけど、別に包み隠す必要はないと思ったので内容も話してしまいますが、プレ創作合宿の内容は、絵本『桃太郎』の共同創作です。僕は絵本『桃太郎』をつくる方向で動いているので、その物語を決定するために、みんなで議論しながら、みんなでつくっていくつもりです。

4月以降、僕は今は知り合いが経営しているゲストハウスの管理をすることになるんですが、それもあって宿泊施設を盛り上げるためにはどうすればいいのかという意識も芽生え始めているので、創作合宿という可能性を探ることは面白そうです。ひとつ屋根の下、みんなで創作に向き合う場所……実に僕好みですね。

2年前の『桃太郎』の共同創作企画は、「BOOK TALK LIVE “桃太郎”」というイベントや絵本『桃太郎』をつくるという夢に辿り着きました。そしてそのどれもに大谷さんが携わってくれることになりそうです。

やっぱり参加する余白をつくることは永く続く関係を生むし、物語を重んじる生き方は図らずとも面白い展開を生んでくれます。やっぱり人生は物語ですね。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

20240220 横山黎

※2年前の記事↓↓↓


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