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つぶやき的

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シリーズ「これを見たらこれを読みたい」やTwitter的つぶやきがメイン。
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インプットもそれなりにして、アウトプットもしているのですが、主に一円にもならないThreadsでやっています。そこそこの文字数かけるので満足してしまい、集中力や資料集めの根気が必要な長文に向き合えない状況。noteの更新を待ってくれている人もいるのだろうか。

23年のフェティッシュなパーティーは『Rick Owens Party In Tokyo』。デザイナー、リック・オウエンスのパーティーだったのでゲストたちはリックの服に身を包んでいる人が多かったとは言え、若い人たちのオシャレに対する意識にパーティーのあり方を考えさせられました。

Avellanoのデザイナー、アーサー・アヴェラーノは7月に”23年ANDAM賞・ピエール・ベルジェ賞”を受賞しました。アーサーはフェティシズムの背景から離れ、ドイツのラテックス専門の研究所と協力して日常着を作ることを目指しています。
https://www.studioavellano.com/

23年のフェティッシュなコレクションは、現在ピーター・ミュリエがデザインしている『Alaïa』。”Time is a contemporary fetish”とブランドがコメントしているように、クラシカルでフェティッシュな素材をふんだんに使ったコレクションだったと思います。

”What is the beauty of the future?”
「未来的」という意識がコロナ以降特に高まっている気がする。
未来的なファッションと言うとどうしてもビザールで風変わりというイメージがあるのか、未来=フェティッシュファッションに注目が行くのは昔からのこと。

23年のフェティッシュな映画はデビッド・クローネンバーグ監督の『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』しかないでしょう。身体改造なシーンがメインテーマ的に出てくるのだが、痛そうだけど官能的。そして少し笑えるというか。見れば納得なフェティシズム作品だったと思います。

フェティッシュファッションや、フェティッシュカテゴリーになるものが全ておしゃれなわけではない。
有名な雑誌、スタイリスト、ブランド、元々がおしゃれな人として知られていようが、ダサいときはダサい。それらは全て基本のセンス問題が必要になってしまうからです。
単なる癖でいれば問題ない。

知人が「最近のフェティッシュ・バーってうたっている店は、どこをもってフェティッシュなんだって聞きたい。SMとフェティッシュの違いもわからないのか」と割と怒り気味で言ってて驚いたけどすぐに、「たしかにな」と思った。

エロティックアートというのは、見てわかりやすいものであるが、フェティッシュアートというのはシチュエーションや受け取る側により変化するので、衣服の素材に寄ることは多いが、着脱に依存はしない。

「フェティッシュ・ファッション」と「エロい格好」は人それぞれなので曖昧なところがあるが、コルセットを着ようが、ゴムを着ようが、その境界線でかなり違ったりする。もう、名称があればいいのに!

非公開になってしまっていたnoteのKurageインタビュー記事、ようやく違反箇所が判明し、再度アップしてもらいました。
未読の方はゴム祭の前に是非。
Kid'Oさんが影響を受けたものなどを中心に語っています。
https://note.com/reihourong/n/n01287ee3f540

気圧変動による体調不良続きに加え、コロナ陽性になったりして長らく死んでいましたが、6月にギャラリーで開催する、作家たちによるfetishな作品展示の準備を急激にしています。
告知が早くできるようにまとまるといいな。お楽しみに。

コロナが始まって3年で今更ながら思うんだけど。フェティッシュ系の"ドレスコード"パーティー、現場をただ見てるだけではない参加型のオンラインイベントがあったら内容によっては参加ってしたいだろうか?

fetishというカテゴリーにはさまざまな素材やシュチュエーションがあり、それら含めつつ何かしらに拘っていく人が多い。しかし最近はゴムにしか反応しない人が多い。時代的一種の同調性ブームを感じる。