りすきりん子

WEBデザインの職業訓練卒業後そのまま就職をして10%の中に入るも、1ヶ月で早期離職。…

りすきりん子

WEBデザインの職業訓練卒業後そのまま就職をして10%の中に入るも、1ヶ月で早期離職。その後うつ病を罹患。病気になってから考えが変わりました。社会不適合者の立場から人生についてぼやいたり、リスキリングについて考えたりします。

最近の記事

何も考えない時間を作る-オンライン坐禅会に救われている話-

どうも。 タイトル通りです。 うつ病になってから特に、朝起きてからずっと、昔の消したい嫌な思い出とか、トラウマとかがグルグルグルグルと頭の中を渦巻くことが多くなりました。 ずっと、くよくよ考えてしまいます。 そんな中、「この際だからずっとやりたかったことをやろう」と思って始めたものの一つが、「坐禅」でした。 坐禅への憧れは小学生の頃からありました。 学校の校外学習で坐禅を体験する予定があり、とても楽しみにしていたのですが、(あの板で叩かれてみたいという邪な好奇心)

    • うつ病とハーブ-鎮静作用をもつレモンマートルと園芸療法-

      どうも。 ハーブ、良い響きです。 抑うつ症状がハーブで改善された今日はうつ病闘病の中、抑うつ状態が酷かった時にハーブが効いた話をします。 結婚式の帰り、植物園に寄った それは、体調が絶不調の時でした。 うつ病の闘病中なのに、頓服を飲んで無理をして結婚式に出席した帰り。 その式場の近くには、小さな植物園がありました。 偶然、ラジオでその植物園の存在を知り、かねてから興味をもっていたため、結婚式の帰り際に寄るつもりでいました。 ところが式後の私はめまいやら不安感やらに襲

      • 関係ないのにゴールデンウィークにワクワクしちゃう無職うつ持ち

        どうも。 タイトル通りです。 無職でいつも休みな私には何も関係がないゴールデンウィークがやってきました。 巷に出ると(働いている人以外)とても楽しそうで、こっちまでちょっとしたお祭り気分になります。 いや、お前無職だから。 ゴールデンウィークは社会活動している人のお祭りだから関わるな。 そんなことを思っていたんですが、働いていた時の高揚感が残っているようで、ワクワクしてしまいます。 先週はゾンビのようにずっと寝ていたくせに。 何より嬉しいのが、セールをやっていること。

        • できることに目を向ける

          どうも。 タイトル通りです。 今私は、できないことがたくさんあります。 電車に乗れない 外食ができない 映画館にいられない 長い動画が見られない 人と会えない 働けない 遠出ができない 社会的制約がたくさんある。 けれど、できないことを数えても仕方ないですよね。 できないことは、すぐにはできるようにならないから。 条件付きではあるけれど、できることもあります。 ラジオは聴ける 本は少しなら読める 食事を用意できる日もある 買い物には行ける 体調によって左右される

        何も考えない時間を作る-オンライン坐禅会に救われている話-

          「何者かになりたい」という欲望

          どうも。 タイトル通りです。 まだ元気で、お酒もガバガバ飲んでいた時、飲み会の席で友人が言い放ったんです。 「俺はどうせ何者にもなれない」 私は彼の嘆きを聞いてホッとしたのでした。 「あぁ、私だけじゃないんだ」と。 何者かになりたい。 何も持たずに生まれてくるなら、生きているうちに人々から羨望されるような立派な人になって、お金持ちになりたい。 ところかしこに生えている、見分けもつかない雑草ではなく、 一本だけ可憐に伸びるたんぽぽになりたい。桜の木になれたら最高だと思

          「何者かになりたい」という欲望

          孤独なうつ闘病生活をどう過ごすか

          どうも。 タイトル通りの課題を抱えておりました。 うつ病関連の書籍を読むと、闘病には家族の助けが必要だと書かれることが多いです。 お風呂も食事もやっとな状況下では、確かに生きるだけでも人の助けが必要です。 もしそこに愛情があるならば、回復を促進させるでしょう。 なぜなら人間とは、社会的動物だから。 人と関わってこそ、得られるエネルギーは病気の回復を助けます。 とはいえ、いいことばかりではなく、家族に病気を理解してもらう困難さもあるかと思いますが、今回は独居かつ、孤独なうつ

          孤独なうつ闘病生活をどう過ごすか

          半年ぶりに4時間だけ働いてみた(日記)

          たった4時間だけ、ある会社に出勤をして内職をした。 小物製品をただビニールの個包装につめるだけの単純作業だった。 しかも「動画や音楽を聴きながら作業してよい」とのこと。 最初は少し驚いたが、しばらくするとその理由が分かった。すぐ隣には会社での結構重要な仕事をしている風の人がおり、会社の内部情報について話し合っている人もいる。なるほどな。音楽を聴いてもらって、耳栓代わりにしてほしいのかもしれない。 ここ1週間ほど溜まっていたラジオの聞き逃し配信を消化したころ、作業を終えた。

          半年ぶりに4時間だけ働いてみた(日記)

          うつ病→統合失調症? 病名が変わる不安感

          もしかしたら、うつ病じゃない?どうも。 今までうつ病と診断を受けていたのですが、もしかしたらうつ病じゃないのかもしれないと思っています。 きっかけは処方されている薬を調べたとき、薬の説明書きに「主に統合失調症患者に処方される」と出てきたからです。 適応障害・うつ病・躁うつ病・統合失調症……。 普通に暮らしてきた人にはこれらの病気を明確に分けて説明するのは難しいです。 通院して少し経ってから病状が変わることもあります。 そうなると診断名が変わることも、そう少なくはないの

          うつ病→統合失調症? 病名が変わる不安感

          縄文杉から学んだうつ病患者の生存戦略

          どうも。 タイトル通りです。 結論は、荘子的に言うと「無用の用になれ」ということです。 うつ病は本人・社会にとって大きな損失ある医学博士が言いました。 「働き盛りにうつ病になると、本人にとっても社会にとっても損失が大きい」と。 何の損失なのでしょうか。 考えられる損失は大きく二つあります。 お金の損失 確かにこれは本人、社会両方にとって痛い。 ここでは本人に絞って話を進めますが、当然、うつ病になればもらえるお金が減ります。 傷病手当こそもらえど、出世ができなくなれ

          縄文杉から学んだうつ病患者の生存戦略

          うつ病断酒3ヶ月目突入

          どうも。 うつ病になって、酒を辞めてから3ヶ月が経ちました。 3の倍数が鬼門で、特に3ヶ月を突破できるかが鍵だと聞いていたので、とりあえずよかった。 断酒して、肌が良くなったとか、睡眠の質が良くなったとかはよく聞く話だと思います。 ただ、うつ病の症状として睡眠障害があるので、睡眠の質については良くわかりません。 お酒を飲みたいと思わなくなった やめてみて意外だったのは、もうお酒を飲みたいと思わないんですね。 YouTubeを見ていてビールのCMとか流れても、飲みたいと思

          うつ病断酒3ヶ月目突入

          頑張らなくても死なないし幸せになれるから落ち着け

          どうも。 タイトル通りです。 頑張ることが美徳な社会頑張ることを美徳だと教えられてきました。 学校では、頑張って勉強して、良い学校に入って大企業や国に就職することが成功だと。 アニメやマンガの世界でもそう。 頑張って修行して、仲間を集めて、化け物みたいな強敵を倒す。 だから、頑張ることは、人生を切り開く唯一の手段なのだと思っていました。 つまり、頑張らないと生きていけない。 人生を良くするには頑張らないといけないのだと。 いつからか頑張ることが生きるうえで当たり前にな

          頑張らなくても死なないし幸せになれるから落ち着け

          金がなくても生きていける

          どうも。 タイトル通りです。 金がなくても生きていける勤労な日本人にあるまじき発言であることが自覚しています。 すみません。 社会不適合者の私が転職を繰り返して、人生の失敗を重ねて、うつになって気付いたのがこの考えです。 金がなくても生きていける。 もっといえば、働かなくても死ななくて済むんです。 なぜなら日本には社会保障があるから(後述)。 「生きる」と「働く」を分離して考える今まで私は生活するために、上司のどんな理不尽にも耐え、自分の時間のすべてを仕事に捧げて生きて

          金がなくても生きていける

          抑うつ状態での結婚式参列←やめとけ

          どうも。 タイトル通りです。 抑うつ状態での結婚式。楽しかったけど疲労の反動でぐったり 現在抑うつ状態ですが、先日、友人の結婚式に参列してきました。 友人の幸せそうな姿を見たり、久々に友人に会ったりして、楽しいひと時過ごしました。 いや、過ごしたはず、だったのです。 抗不安薬も効かなかったもののノリで乗り切った この日に向けて、抗不安薬は処方されてはいました。 で、あらかじめ試してみていたのですがまぁこれが効かない。 なので全然期待していなかったのですが、やっぱり効か

          抑うつ状態での結婚式参列←やめとけ

          死にたい人へ 一緒にSNSを辞めよう

          こんばんは。 言いたいことはタイトル通りです。 死にたい人はSNSをやめてみませんか。 安心してください。 一丁前に説教するつもりはさらさらないです。 私もあなたと一緒。 今日は特にやばいです。 死にたいです。 辛いです。 人生って、良い時もあれば悪い時もあるのに。 SNS、特にInstagramって不思議ですよね。 良いところばかりを切り取って、不自然です。 マネキンみたいです。 生気が感じられないんです。 ニンゲンらしくなくて、つまんないんです。 SNSを見ていると

          死にたい人へ 一緒にSNSを辞めよう

          ただの日記 少女マンガが苦手な少女だった私

          ただの日記です。 思春期だった頃の私は、性描写があるマンガが苦手でした。 だって、気持ち悪いんだもの。 女の子たちに「少し慣れておいた方がいい」と言われて、無理やり読まされてもっと嫌いになりました。 2010年前後の少女マンガは、性描写が当たり前で、むしろないと、少女たちの支持を得られなかったのかもしれません。 そんな私が唯一読めた少女マンガが『砂時計』でした。 性描写はなかったのかな? あったかもしれないけれど、激しくはなかったはずです。なんたって、私でも読めたのです

          ただの日記 少女マンガが苦手な少女だった私

          生きづらさの正体はうつ病だった

          うつ病と診断されて…実はうつ病と診断されました。 うつ病には簡単に分けると二つのタイプがあります。 単発性と、再発を繰り返す反復性。 私は後者でした。 今までずっと人生が苦しかった正体は、うつ病だったのです。 うつ病は診断が簡単な病気? 自分がまさかうつ病だなんて思っていなかったので、診断された時は衝撃が走りました。 図書館へ行き、入門書などを読み漁りました。 確かに、症状が当てはまる部分が多かったのです。 その中で、詐病者も多いことも知りました。 とりあえずでうつ病と

          生きづらさの正体はうつ病だった