2019-06-28_成人式_三十路式タウンミーティング

【報告】2/22(土)成人式・三十路式タウンミーティング@山形

【開催概要】

人口減少への対策が求められる今、地元出身の若者が集う機会である「成人式」や「三十路式」を、Uターンと地元定着を促すチャンスとして活用する方法について考えます。

今回から、成人式について書かれたほぼ唯一の書籍『新しい成人式の創造―企画・運営の手引き』(2001年)を僕が少しずつ読み進めて報告していこうと思います。

キーワード:人口減少、若者、Uターン、地元定着、人材・顧客獲得

【これまでのタウンミーティング】
・6/28(木) 山形 https://note.mu/reso2100/n/nf41879cc8461
・7/25(木) 山形 https://note.mu/reso2100/n/neae53560c491
・9/4(水) 米沢 https://note.mu/reso2100/n/nbd5efa206422
・10/24(木) 山形 https://note.com/reso2100/n/n58f6f4f2f410 

日時
 2020年2月22日(土)17:30~19:30頃
会場
 山形市南部公民館(小荷駄町7-110) 1F研修室
参加費
 無料(お菓子などの差し入れ歓迎)
話題(予定)
 1)最近の進捗報告(議会質問、新聞投書、取材依頼…)
 2)書籍『新しい成人式の創造―企画・運営の手引き』紹介・報告
 3)当事者(18-20歳)とのコンタクト
 4)主催者アンケート&「成人式・三十路式サミット」開催計画
主催
 官民共同チーム「匠」(若手公務員中心の有志のプロジェクトチームです)


【レジュメ】

【話し合いまとめ】

・県では新年度、移住定住促進の取り組みを加速。一般社団法人「ふるさと山形移住・定住推進センター(仮称)」を立ち上げたり、高校卒業生に学校ごとのコミュニティ機能を持つ県のLINE公式アカウントを周知したり。

←組織を作ったり会議を開いたりする動きはよく報じられるが、ターゲットに届いてるの?
・高校卒業生とLINEでつながる作戦は、元をたどれば県議会での質問が発端。

・福島県では、年末に東京からのシャトルバス付き同窓会イベント(対象:20代後半~30代)を開催。※企画運営は民間企業に委託

・秋には東京発着の「修学旅行」も開催。

→福島県本気で金をかけてる!

・成人式でも三十路式でも、集まった若者に地元の魅力をどう認知させるかが問題。
←市町村の移住担当部署に勤める人は、可処分所得などのデータで大都市より有利とはいえず、アピール材料に苦労しているらしい。
→地元は「途上国」だからUターンして開拓者になってほしい、というアプローチはどうか。
・当事者に刺さるコンテンツとは。
ロールモデル/ローカルヒーロー(出身者、移住者問わず)の生き様を見せたい。
 →その人を評価・尊敬する人、“そのくらいなら自分も…”と思う人など、波及効果に期待。
 →想定しなかったUターンの選択肢が、手の届きそうなものになる。

・吉田さん:同級生が集まった会の楽しい様子などを撮って同級生グループに投稿し、地元で楽しくやっていることをアピールしてる。
 ←まさにインフルエンサー。
 ←地元に仲間がいることを伝える

・実際のプログラムをどうする?
←芸工大に企画してもらいたい。
 →2015年1月に芸工大がホテルメトロポリタン山形と共同企画したイベントがあったが、(何かあったのか…?)

地域の若手社員・経営者が集まる青年会議所が主催でしょう。イベントは得意。
三十路式とか“20代の同窓会”も成人式と同日に開き、両者が合流する時間を設けては。
 →その後、新成人オンリーの時間も設ける。

・成人式実行委員に会う方法は?
←実行委員は、自分たちだけで式を企画するとなれば、自ずとこれまで同様の企画になってしまうはず。地域の大人(経済界)からの提案を聞いてもらえれば、成人式の更新につながるかも。
 ←教育委員会は、委員の要望を聞く気ある…?
  ←あるらしい。
→吉田さん:村山市に要望中。
→山形市議会議員にも、それとなく打診していることろ。
 →4月に教育委員会へ交渉に!

・村山市でも有志を集めて三十路式をやりたい。
→すでに各地区の中心人物に話をつけてる。
→東根と合同で、会場を交互にして続けていく構想も。
(他地域の事例について)
←山形三十路式は当初勢いがあったが、各地でローカルな三十路式が始められたこともあり現在は継続に苦労している。
←南陽の「ほぼ三十路式」は、毎年市が行う、若者のまちづくり参画を促すためのアイディアコンペで提案され、実現した。
←昨年尾花沢市で始まった三十路式は、市がイベント業者に企画運営を委託。まちの将来を考えるワークショップが組み込まれたが、参加者からは違和感の指摘あり。
 →市町村が政策として行う(補助する)のであれば、大義名分が要る。
→とにもかくにもまずは飲み会から!

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