マガジン

  • 私見

  • 読書メモ

    一問一答的な読書メモ。

  • 巨人の肩の上に立つ

    巨人の肩の上に立ち、明日を健やかに生きるための思考スイッチをまとめます。

  • WallStreetJournalまとめ

最近の記事

  • 固定された記事

【読書メモ】タウンウォッチング 博報堂生活総合研究所著

⚪︎タウンウォッチングの目的はなにか? 街を知ることが生活を知ることで、未来の動きを感じ取ることにつながる。つまり、まちは人々の動向をマーケティング的な観点から観察し、ビジネスヒントを得るのに最適なビジネスの教科書。 ゆえに、タウンウォッチングを通じて、まちで気づいた疑問を解くことでビジネスのヒントを得ることができる。 ⚪︎まちあるきの方法にはどのようなものがあるか? 明智型、彦星型、ガリバー型、ヒト鑑賞、モノ鑑賞、マチ鑑賞がある。 明智型は街を歩いて自分の足と目と耳

    • 【2024/4/22付日経コメント】ガス会社が電力事業を行って儲かるのか?

      広島ガス、DXで社員1割を脱炭素事業へ 電力や再エネ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC18D090Y4A410C2000000/ ○ガス会社が電力事業を行って儲かるのか? クリームスキミング、つまり顧客開拓コストと管理コストを抑えられるガス事業の既存顧客の一部に絞り込む。既存顧客であれば派手に広告をしなくとも良いし、更に都市部の顧客に絞れば管理コストも抑制できる。 電力会社は赤字地域を抱えざるを得ないので、都市部であっても価格を

      • 【2024/4/21付WSJコメント】なぜ米国で映画製作会社の再編が加速しているのか?

        Inside the Financials of Skydance, Paramount’s Suitor https://www.wsj.com/business/media/inside-the-financials-of-skydance-paramounts-suitor-40742314 ○なぜ米国で映画製作会社の再編が加速しているのか? 拡大を続ける動画配信サービス市場において、顧客獲得と維持に必要なことは魅力的なコンテンツ。そして、パラマウントによるスカイダン

        • 【2024/4/21付日経コメント】なぜリクルートは海外買収で業績を伸ばせたのか?

          〈直言〉「海外で買収、英語より熱量」 出木場久征氏 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80175780R20C24A4EA1000/ ○リクルートがindeed買収で2010年代になぜ業績を拡大できたのか? 元々プラットフォームビジネスを作るのは得意、というよりそのビジネスを形成する仕組みが経営資源だった。 ※リング https://ring.recruit.co.jp 一方で、プラットフォームビジネスはより大きなプラットフォーマーに

        • 固定された記事

        【読書メモ】タウンウォッチング 博報堂生活総合研究所著

        • 【2024/4/22付日経コメント】ガス会社が電力事業を行って儲かるのか?

        • 【2024/4/21付WSJコメント】なぜ米国で映画製作会社の再編が加速しているのか?

        • 【2024/4/21付日経コメント】なぜリクルートは海外買収で業績を伸ばせたのか?

        マガジン

        • 私見
          4本
        • 読書メモ
          19本
        • 巨人の肩の上に立つ
          3本
        • WallStreetJournalまとめ
          6本

        記事

          【2024/4/15付日経記事/WSJメモ】

          ‘I Don’t Think of Myself as Rich’: The Americans Crossing Biden’s $400,000 Tax Line ○コメント 政府が高所得者から税を集めて中央集権的に使い道を決めるより、高所得に辿り着いた優秀な頭脳をもつ人々が個別に社会課題を分析し、寄付を行うことを促すほうが効率的ではないか? Rather than the government collecting taxes from high-income earn

          【2024/4/15付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/13付日経記事/WSJメモ】

          A New Generational Divide Opens Over Cheap Stuff on Temu ○コメント ジェネレーションXの特徴は①インターネットやスマートフォン等の技術革新を経験し、②経済危機(ドットコムバブル、金融危機)を乗り越えてきたこと。つまり、temuのマーケティング対象としてはまさに最適。 https://www.wsj.com/lifestyle/temu-victims-parents-kids-bargain-shopping-ca25

          【2024/4/13付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/12付日経記事/WSJメモ】

          自由が丘、進化なるか 再開発本格化、東地区では素案 ○コメント 再開発するなら二子玉川や武蔵小杉と異なる競争軸で対抗すればよいのに、結局はバカ高い建物と保留床でマネタイズするありきたりなスキーム。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79956890R10C24A4L83000/ 債券市場悩ます「複数利上げ」 ○コメント 0.7〜0.8%まで政策金利を上げられる根拠などなく、憶測にすぎないが、憶測でマーケットは動くので、2年債の金利はも

          【2024/4/12付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/11付日経記事/WSJメモ】

          円安、一時152円後半 〇コメント 米利下げはこれ以上織り込めない一方で、円金利は日銀による政策正常化で金利上昇方向なので、更なるドル高材料はないのではないか。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79937370R10C24A4MM8000/ セブン&アイ20%減益 前期最終 〇コメント BCG-PPMで言えば、①スーパー事業を負け犬と見るか問題児と見るか、②コンビニ事業を花形と見るか金のなる木と見るか。 すでに百貨店事業は負け犬とみ

          【2024/4/11付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/8付日経記事/WSJメモ】

          ‘Now They’re Voting Red’: A Pennsylvania Fracking Boom Weighs on Biden’s Re-Election Chances 〇コメント 脱炭素が人類と地球上の生物にとって好ましいことは議論の余地がないが、オイルからLNGへの燃料転換をはさむかどうか、ということが論点。 現実的には一気に再エネに転換できる状況にはないことは明らかなので、燃料転換を前提とした産業育成やサプライチェーン形成を政府は支援するべきではないか。

          【2024/4/8付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/9付日経記事/WSJメモ】

          欧州、権威主義勢力に勢い 〇コメント 民主主義の前提として、構成員が自己だけではなく共通の利益のための思考と意思決定を行う基盤が必要。権威主義になびく国はそのインフラが充分に整っていないし、そもそも地球上でそこまで成熟した国もない。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79877830Y4A400C2FF8000/ ロシア、アフリカに軍事基地 〇コメント アフリカで民主主義が広まるタイミングは来るのか、それともアフリカの社会文化とそもそ

          【2024/4/9付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/7付日経記事/WSJメモ】

          China Shock 2.0 Sparks Global Backlash Against Flood of Cheap Goods 〇コメント 内需停滞に直面する中国のダンピング輸出がきっかけになり世界の保護主義政策が強まるとどうなるか? 各国、ないし各ブロックの相互交流が減ることになり、対立を抑止するうえで重要な他人の事を自分事として考えるプロセスが減ることになる。 結果として、戦争抑止のうえで最もボトルネックになりうる地域で一層紛争が増えることになる。 つまり、中国の

          【2024/4/7付日経記事/WSJメモ】

          【私見】科学的な勉強法がなぜ必要で、一刻も早く普及させなくてはならないのか?

          勉強する対象の話題(英語、プログラミング、生成AI)は常に尽きないが、そもそも勉強法の正しい在り方についての議論は少ない。 1番重要なことは初等教育の早期の段階から正しい勉強法を身につけること。だが、勉強法自体を学ぶ機会はそもそもなく、何となく良さそうな方法をトライ&エラーで試している、というのが実態と思う。 結果として、再読、ハイライト、要約、書き写し、聴覚等インプット方法の調整など、科学的に実証されない勉強法を生涯続ける人も多いが、これは精神修行の意味はあるが勉強効果の意

          【私見】科学的な勉強法がなぜ必要で、一刻も早く普及させなくてはならないのか?

          【2024/4/7付日経記事/WSJメモ】

          The British Are Coming for Your White-Collar Job 〇コメント 米国の賃金上昇とドル高を背景に、製造業の新興国移転ではなく、ホワイトカラー業務の英国移転が増えている。 産業革命ではイギリスが大量のアフリカ人を奴隷且つ安価な労働力として米国に送り込んだ時代を考えると、今は非常に皮肉な状況と言える。 https://www.wsj.com/finance/investing/britain-white-collar-jobs-7a59

          【2024/4/7付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/4付日経記事/WSJメモ】

          西友、本州に事業集中 九州撤退で店舗数2割減 〇コメント 投資資金の確保のために、儲かっている九州を売却せざるを得ないほど、魅力的な買収機会があるということだろうか。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79768110T00C24A4TB1000/ 〈NEO-COMPANY〉140兆円、どう使いますか 〇コメント 変なものに投資するくらいなら、金利が上がるのだから借入返済に充てれば良い。 https://www.nikkei.com/

          【2024/4/4付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/3付日経記事/WSJメモ】

          How Gen Z Is Becoming the Toolbelt Generation 〇コメント 米国の若年層の間では大学ではなく、溶接工や機械工といった技能を学ぶコミュニティカレッジを選ぶ人が増えているとの旨。人手不足により技能職の給料が高まっていること、大学の授業料が高騰していることが理由。 日本も米国と構造に変わるところはなく、早晩同じ状況が見られるだろう。 https://www.wsj.com/lifestyle/careers/gen-z-trades-jo

          【2024/4/3付日経記事/WSJメモ】

          【2024/4/2付日経記事/WSJメモ】

          The Stock Market’s Magnificent Seven Is Now the Fab Four 〇コメント 以下理由から米国株はまだ伸びる余地があるのでは?ということ。 ①マグニフィセントセブンのうち、テスラとアップルはきついが、その他の株はバリュエーションも昨年と比べれば割高ではない。 ②米国のその他企業の収益も伸びていることから、テック企業からその他セクターへのローテーションが起きそう。 市場サイクルの後期にもかかわらず②を考えるあたりが市場の危うさを示

          【2024/4/2付日経記事/WSJメモ】