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僕の洋楽愛聴盤

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「僕の洋楽愛聴盤」記事のまとめです。洋楽のロック、jazzのアルバムが中心です。
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記事一覧

『FIREHOUSE』ファイヤーハウス 僕の洋楽愛聴盤vol.38

『FIREHOUSE』ファイヤーハウス 僕の洋楽愛聴盤vol.38



追悼C.J.スネア

2024年4月5日、FirehouseのヴォーカルC.J.スネアが亡くなったという悲しいニュースがありました。私と同世代の人なら1stからGood Acousticぐらいまでのアルバムはどこかで聴いたことのある「メジャー」なバンドだと思います。
懐かしさはもちろんですが、まだ64歳との事。早すぎる死に心が痛みます。ライブは2014年の川崎クラブチッタが最初で最後でしたが、

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『Corridors Of Power』ゲイリー ムーア 僕の洋楽愛聴盤vol.37

『Corridors Of Power』ゲイリー ムーア 僕の洋楽愛聴盤vol.37



一番好きなギタリスト

以前好きなヴォーカリスト男性編を書いたことがありましたが、ギタリストで誰か一番好きか?と聞かれたら、即答でゲイリームーアと答えます。ギタリストで誰が好き?というアンケートなどをみると実はあまり名前が上がってこない。これはもしかしたら90年代以降ブルースに傾倒したことが遠因かもしれませんが、80年代まではハードロックのアルバムを作ってました。僕はどの年代のゲイリーも好きで

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『TOTO』TOTO 僕の洋楽愛聴盤vol.36

『TOTO』TOTO 僕の洋楽愛聴盤vol.36



腕利きミュージシャンが集結

TOTOは1976年にセッションミュージシャンだったジェフ ポーカロとデイヴィッド ペイチ、スティーブ ルカサーを中心に結成。ヴォーカルは最初マイケル マクドナルドに声をかけたらしいですが、タイミングが合わず、次の候補だったボビー キンボールに決定。マイケルになってたら、全然違う展開になっていたでしょうね。

今回ご紹介するのは彼らのファーストアルバム。TOTOと

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『For Unlawful Carral Knowledge 』ヴァンヘイレン 僕の洋楽愛聴盤vol.35

『For Unlawful Carral Knowledge 』ヴァンヘイレン 僕の洋楽愛聴盤vol.35



初めて聴いたヴァンヘイレン

このアルバムは僕が中学生の時にリリースされ、FM802では、リーダートラックのPoundcakeがガンガンかかってました。正直この曲がそこまで良いと感じた訳ではなかったですが、バンドの音が凄くカッコよく感じて入手しました。そしたら、名曲がたくさん詰まったアルバムだと分かり、今でも聴いています。

ヴァンヘイレンはサミーヘイガー

古くからのファンの方はヴァンヘイレ

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『Whitesnake』ホワイトスネイク 僕の洋楽愛聴盤vol.34

『Whitesnake』ホワイトスネイク 僕の洋楽愛聴盤vol.34



ホワイトスネイクとの出会い

僕が初めてホワイトスネイクを聴いたのは、高校生のときにリリースされたグレイテスト・ヒッツです。そこで、Still of the nightやHere I go againのカッコ良さに触れてのめり込みました。ジョンサイクスのギターももちろんカッコ良いのですが、昔も今もヴォーカルから入るタイプで、デヴィッド・カヴァデールの熱唱、低い声のカッコ良さ、ブルージーな歌い回

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『Camino Palmero』ザ コーリング 僕の洋楽愛聴盤vol.33

『Camino Palmero』ザ コーリング 僕の洋楽愛聴盤vol.33



出張三昧だった新人時代

コーリングのこのアルバムを買った時のことはよく覚えています。入社2年目で東京、名古屋、大阪をグループぐるぐる出張し、どこに住んでいるのかもわからなくなるぐらい忙しかった頃です。名古屋のHMVにふらっと立ち寄り、何気なく試聴したのがきっかけでした。
その時聴いたWherever You Will Goに衝撃を受けて即購入しました。

ヴォーカルのアレックスがイケメンな事

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『Vulgar Display Of Power』パンテラ 僕の洋楽愛聴盤vol.32

『Vulgar Display Of Power』パンテラ 僕の洋楽愛聴盤vol.32



俗悪

いきなりですが、僕は邦題というのが苦手です。つけたレコード会社の人の勝手な思いが入っているのと、サブスク時代になって曲やアルバムを調べるときに邦題が凄く邪魔です。このアルバムなぜ「俗悪」という邦題がつけられたのか、全く謎です。原題を直訳すれば「権力の低俗な誇示」みたいな感じでしょうか。どうひねれば俗悪になるのか分かりません。パンテラは他にも脳殺とか鎌首とか謎な邦題があり正直?です。

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『USE YOUR ILLUSION Ⅱ』ガンズアンドローゼズ 僕の洋楽愛聴盤vol.31

『USE YOUR ILLUSION Ⅱ』ガンズアンドローゼズ 僕の洋楽愛聴盤vol.31



異例の2枚同時発売

ガンズのUSE YOUR ILLUSIONは当時、2枚同時発売という異例のリリースでした。2枚組では無く、2枚別々のアルバムが同時にリリースされる。今、振り返ってもこのケースはあまり思い出せません。僕がリアルタイムでガンズを知るのはこのタイミングなのですが、第一印象はとにかくジャケットがカッコいい!Ⅰは黄色ベース、Ⅱは青ベース。デザインもカラーも中学生だった僕には胸躍るも

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『BAD ENGLISH 』バッド イングリッシュ 僕の洋楽愛聴盤vol.30

『BAD ENGLISH 』バッド イングリッシュ 僕の洋楽愛聴盤vol.30

永遠の名曲 When I See Your Smile

バッドイングリッシュの1stはリアルタイムではなく、ちょい後追いです。(2ndはリアルタイム)後追いで1stを聴いた時、この名曲はこのバンドだったんだ!と感激したのがWhen I See Your Smileでした。

ダイアン ウォーレンの作曲と聴いて納得。ダイアンと言えば、エアロのI Don’t Wanna Miss a Thingなど

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『earfood』ロイ ハーグローブ クインテット 僕の洋楽愛聴盤.vol29

『earfood』ロイ ハーグローブ クインテット 僕の洋楽愛聴盤.vol29

ロイ ハーグローブのカッコ良さ

ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)クインテットの「Earfood」は、2008年にリリースされたアルバムです。このアルバムは、グラミー賞にノミネートされたジャズ作品として高く評価されました。

この曲なんか、皆が楽器で会話してるって感じてカッコいいです。

「Earfood」は、ロイ・ハーグローヴが率いるクインテットの演奏によって構成されています。彼は

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『Get A Grip』エアロスミス 僕の洋楽愛聴盤vol.28

『Get A Grip』エアロスミス 僕の洋楽愛聴盤vol.28

リアルタイムでのエアロスミス

僕が初めて買ったエアロのアルバムはこのGet A Gripです。買った当初は「伊藤政則がやたらと褒めてるし、ちょっと聴いてみるか」ぐらいの気軽な気持ちでした。初期の頃の曲も何も知らない真っ白状態で向き合いました。
最初聴いた時の印象は「Eat the rich」はカッコいいけど他は特になぁという、あまり良いものではありませんでした。

ギターの音

それが何故だった

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『Soul Cages』スティング 僕の洋楽愛聴盤vol.27

『Soul Cages』スティング 僕の洋楽愛聴盤vol.27



出会いの曲はALL THIS TIME

僕が中学生の頃、STING(スティング)Soul Cagesというアルバムがリリースされ、1stシングルのALL THIS TIMEがヒットし、FM802でも良くかかってました。

軽快なテンポでポップなロック!スティングってこんな感じの人なんだと思って、Soul Cagesを入手しました。

なんか大人な感じ??

早速CDを聴くと、「あれ?なんか思

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『Master Of The Rings』ハロウィン 僕の洋楽愛聴盤vol.26

『Master Of The Rings』ハロウィン 僕の洋楽愛聴盤vol.26

アンディ デリス加入

リアルタイムでの初ハロウィンは、このアルバムでした。もちろんその前にマイケル キスク時代のKeeper Of The Sevenkeys ⅠⅡも聴いていて、「ジャーマンメタル」ってカッコイイなと思ってました。今でもハロウィンと言えばキスクであり、Eagle Fry Freeという部分は良くわかります。しかし、僕と同じように歳を重ねてきたのは、アンディ(とドラムのウリ カッシ

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『Mood Swings』ハーレム スキャレム 僕の洋楽愛聴盤vol.25

『Mood Swings』ハーレム スキャレム 僕の洋楽愛聴盤vol.25



No Justiceの衝撃

初めて聴いたのは、伊藤政則さんのラジオ。高校2年だったと思います。凄い新人がデビューしますと政則さん。正確には日本盤のデビューであって、本人達のキャリアとしてはこれは2ndアルバム。曲紹介と共に流れ出したNo Justiceのあまりのカッコよさに、「これは買わねばならない!」と即決!

そこから僕のファンキャリアがスタートします。

ベテランバンドのような完成度

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