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【要約】文章術のベストセラー100冊 読書記録27

文章術のベストセラー100冊

藤吉豊
小川真理子


「この文章うまいな」とか「この文かっこいいな」と思う文章、それから「この本、スッと入ってくる」という文章には共通点がある。

文章を書くのが上手い人は、読み手が思う以上に細かなところに気を配って、読み手のことを思いやって、意図的に文字や記号を配置して文章を書いていることが多い。

このような戦略を1冊にまとめてくれたのが、今回の「文章術のベストセラー100冊」。

「文章術のベストセラー100冊」は、「文章術」に関して書かれている本を100冊集めて、「同じことが書かれている」観点をランキングにしてまとめている。

そのため、この1冊を読めば、「文章術」に関するノウハウ本を100冊読んだと言っても過言ではない。

実用的で、読んで満足する系の自己啓発とは違う。

この1冊で、「文章」に関する能力の一番土台で、一番大事な、一番根幹となる部分を固めることができる。


ランキング形式で、文章を書くときに大事なことを1位から40位まで掲載されているので、僕が一番いいなと思ったものを一つ紹介する。

「30位 考えるために書く」

「考えがまとまっていないから」とか、「まだ考えてるから」ということを理由に、書くことを後回しにすることがあると思う。

でも、「考える→書く」ではなく、「考えるために書く」という視点を持つと、また新たな発見があるのでは。

また、「15位 とにかく書く、たくさん書く」「21位 とりあえず書き始める」のようにとりあえず書くことを推奨している本が多いみたい。

「考える」ことと「書く」ことの認識を”書き”換えてみて下さい。


文章を書きたい人、書く人は「とりあえず読んでおけ本」です。






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