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🚭禁煙77日目!アルコールと睡眠の関係は?お酒を飲むと眠れる?眠れない?睡眠データより考察!快適な睡眠のためにできることとは?

▶なぜお酒を飲むとよく眠れなくなるのでしょうか?

アルコールは一種の麻酔薬なので、高い濃度を摂取すると脳が麻痺して自分の言動を記憶できなくなったり、意識をなくしたりします。一方、少量では本能や感情をつかさどる大脳辺縁系の活動を高めることもあります。なので、酔いが醒めてくる段階ではかえって脳の活動が活発化し、睡眠を妨げるのではないかと思われます。

▶アルコールを摂取しても快眠できる方法はありますか?

飲み始めの段階で適度に脂質とタンパク質を含むおつまみ、例えばチーズやナッツ、枝豆、納豆などを少量食べるといいですね。また、飲酒中に水分を取ることでアルコールの吸収を穏やかにすることができ、飲酒後の脱水状態の予防にもつながります。ただし、あまり飲み過ぎると夜間のトイレ(排尿)の回数が増えてしまいますのでバランスが重要です。

▶飲酒しなかった日の睡眠データ


▶飲酒した日の睡眠データ


快適な睡眠のためにできることとは?

1:リラックスできる環境の整備と睡眠リズムを考えた生活リズム
多くの場合、脳は一定のリズムで覚醒・睡眠を行います。なので、規則正しい時間に入眠することを意識して、それに合わせて脳の活動を下げてリラックスさせていくことが有用です。リラックスの方法は人によって色々あると思います。寝室の環境もそうですし、カフェインは作用の個人差が大きいので、影響が強く出る人は、カフェイン摂取を完全に避けるのもひとつの方法です。

2:適度な運動
脳だけでなく体も少し疲れてさせてあげると、入眠しやすくなります。簡単なストレッチでもいいので、ぜひ規則正しい時間に取り入れてみましょう。

3:リラックスのための「ゆるい」考え方も
飲酒後にすぐ寝ると睡眠リズムが乱れることはお伝えした通り。一方で、生活の中で少量の飲酒やおしゃべりを上手く取り入れて「緊張感」を下げていくことはリラックスに繋がります。生活の中から一切の無駄を排除して仕事や締め切りに追われるようになると、ストレスホルモンとも呼ばれる、ステロイドホルモンの分泌が高まり、良い睡眠のリズムを維持するのが難しくなることもあります。あまり、真面目になりすぎず、程よく「ゆるい」考え方を意識するようにしましょう。


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