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横浜のお財布の価値


こんにちは☀️凛です。
最近、過去記事『人生のバイブル』への反響が大きくて驚いてます。
やはり、名作の影響はすごいです。

さて、今日は私が使っているお財布についてお話しようと思います。
下の画像が、そのお財布です。

横浜のお財布

1.横浜のお財布について


5年ほど前に、横浜に一人旅に行った際に、横浜赤レンガ倉庫で購入したものです。
購入してから現在に至るまで、5年間お世話になっています。

見た感じは汚くもなんともないのですが、がま口が弱っていて、落とすとパカッと開いて中身が全部飛び出します。
また、買う前から分かっていたことですが、カードを差すスペースもないし、キャパ自体が小さい。
つまり、機能性がめちゃくちゃ低いです。

ここまで使い勝手が悪いんだから、もちろん、買い替えを検討した事もありました。というか、誕生日や新年がやってくる度に、今回こそは新調しようと毎回毎回思います。

でも、「じゃあ、これに変えよう!」と思い、レジに持って行く寸前になって、「やっぱり…いいや」となってしまい、今もこの横浜のお財布を使っています。

2.横浜のお財布を手放せないわけ

このお財布を手放せないのには理由があります。
それは、このお財布には思い出という付加価値があるからです。

・はじめての一人旅だから道に迷いづらい都心部にしようと、横浜を旅先に選んだこと 

・街並みの美しさに感動したこと

・お洒落なお土産や雑貨が多くてテンションが上がったこと

・その日はじめて横浜に降り立った田舎者なのに、横浜市民のおばあさんに道を聞かれたこと

・海の写真を撮ろうとしたら、真昼間に熱いキスをしているカップルが何組かいて、どの角度で撮っても映り込むから困ったこと

・帰りに新宿までは無事に着いたものの、バスタ新宿まで辿り着けず、バスチケット代を無駄にしてしまったこと

このお財布には、以上のような思い出がたくさん詰まってます。

3.思い出は大きな付加価値になる

きっと、このお財布は売る側からしたら、あくまでも"お土産"だったんだと思います。"お財布"として長期的に使われることは想定していなかったと思います。だから、お財布としての価値は決して高くないんです。
     
でも、モノは、思い出が乗っかることで、価値がグッと上がるんですよね。
使いやすいものは探せばいくらでもあるでしょうが、思い出が入ったモノは、1個しかないんです。
機能がいかに優れていようが、思い出には敵いません。

皆さんには、思い出が詰まっていて手放せないモノ、ありますでしょうか? 

4.結びにかえて


不要なものは切り捨てることを良しとする人が増えているこの時代ですから、私の意見に全く共感できない人も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

それでも、私は「思い出至上主義」を貫いていきたいと思ってます。

だって、死ぬ時に、思い出が蘇ってくるようなモノが沢山あったら、最高の気分で死ねそうじゃないですか?



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