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「姫」は勉強ができない。


原因は


おそらく、勉強という行為への耐性の無さ


私は勉強が苦手な子どもでした。
痛みを自分で克服する学習が不十分な私はストレスに弱く、勉強は難関でした。
嫌なことを遠ざけるのが私の唯一のストレスの対処法でした。
結果、できないことを放置し、できないまま次に進むも勿論できずの不毛なループに陥りました。
間違えれば親に酷く怒られ、姉には馬鹿にされ、ますます苦手意識が強まり、萎縮し、勉強という行為から逃げようとしていました。

今にして思うと、
突然、課題を突きつけられても何故やらなくてはいけないのかが分かりませんでした。
そもそもの勉強する意味を知りませんでした。
そして親が私の勉強を見る機会がほとんどありませんでした。
結果だけ見て、怒るばかりで褒められた記憶がありません。

普段からコミュニケーションを取り、勉強の必要性を説き、根気良く教え、褒めてくれる人間がそばに居てくれたら、どんなに素晴らしい人生だったでしょう。



頭をぶつけたから……?


幼児期に頭をぶつけるとコミュニケーション能力に支障が出るそうなのですが、正に私です。
玄関の土間に落ち、風呂場で転倒し、こっそり母が何度も頭を引っ叩いていました。
知能にどういう影響を及ぼしたかは分かりませんし、勉強ができない理由かは不明ですが、人格には深刻なダメージを残したと思います。



知的障害疑惑


実際、親はこれを疑っていました。
小学校に上がってすぐ、検査を受けた記憶があります。
その結果を私は知りませんが、普通クラスに通い続けたので、深刻なものではなかったのでしょう。
大学も卒業できました。
成人してから精神科にかかってみて分かったことは、知能指数は平均値で発達障害もないということでした。

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