りさこ

「姫」と呼ばれ育った女の末路を記します。 今まで文章を書いてこなかったのでアレでごめん…

りさこ

「姫」と呼ばれ育った女の末路を記します。 今まで文章を書いてこなかったのでアレでごめんなさいね。 基本、クズ。

最近の記事

「姫」と中学受験

※以前、他所で書いたものですが、一部修正してこちらにもあげています。 私が11歳になる頃、両親が突然 「私立受験するか!」 とノリノリで言いだしました。 本当に何の脈絡も無く、突然です。 私は勉強が嫌いだし、不出来でした。 しかも、この少し前に 「お前なんか特別学級行きだ!!」 と言われたばかりでした。特別学級とは、知的障害や重度の発達障害児の子が通うクラスのことです。 当時6歳の弟を公園に遊びに連れて行って、すっかり歯医者のことを忘れてしまっていたのです。 帰って来

    • 「姫」と祖母の自殺

      夫婦喧嘩 元々仲の悪い両親でしたが、私が10歳頃が険悪のピークで、離婚やむなしの大喧嘩を繰り広げていました。 ときには祖母も入れた3人での戦争です。 その怒号は家の何処にいても耳に届きました。 その度、心臓が速く動いて、不安で眩暈がして、頭が痛みました。 ときに姉は両親の喧嘩を止めようとしました。 しかし、焼石に水で、彼女の必死の訴えは届きませんでした。 姉妹弟で一塊になって泣いて過ごしたこともありました。 全員が疲れて、病んでいました。 私が5年生になる頃、冷戦が

      • 「姫」と性被害

        小学校に上がってから、従兄妹のN彦から定期的に性被害を受けていました。 盆と正月に母方の祖父母の家に親戚が泊まりがけで集まるのが恒例行事でした。 最初はただの何気ないボディータッチで、私は特に気にしていませんでした。 おそらく、小学生ならまだ性的な事は分からないと思っていたのでしょう。 しかし、私が4年生になった辺りから明らかに胸や尻を触りだしました。 流石に私も驚きと不快感を覚えました。 しかし、狭い祖父母の家で逃げ場はありません。 抵抗すれば報復を受けるかもしれません。

        • 「姫」の逃避先

          幼い私が苦痛から逃れるために手に入れた世界です。 アニメと映画 空虚な私を癒してくれたのは、アニメと映画でした。 テレビからは学ぶことが多いという理由で我家は基本テレビ見放題で、放置されている間、ずっとビデオを観ていました。 トトロ、ナウシカ、ラピュタ、ジュラシックパーク、ガメラ、学校の怪談、辺りは特によく観ていました。それはもう毎日、何時間でも。 作品に夢中になっている間は、辛いことも苦しいことも全て忘れられました。 アニメは私にとってモルヒネでした。 痛みを消して

        「姫」と中学受験

          「姫」が箸を持てるまでの話

          正しく箸が持てるようになった話をします。 ※姫はその生い立ちから他力本願とも取れる傾向にあります。クソですいません。 未就学児時代 私はずっとスプーンを愛用していました。 お気に入りの専用スプーンがあったからです。 両親に箸を薦められることもなかったので、特に疑問もなくスプーンを使い続けていました。 多くの家庭では、小学校に上がる前に訓練するなんて知りませんでした。 小学校時代 小学校に上がって初めての給食、いざ実食というところで周りが平然と箸を使っていることに気が

          「姫」が箸を持てるまでの話

          「姫」の思い出【6〜10歳】

          6〜10歳の頃に起きた印象的な出来事を紹介します。 後で追加更新するかもしれません。 6歳の誕生日 6歳の誕生日に、近所のMちゃんが遊びにおいでと誘ってくれました。Mちゃんは姉の同級生で幼馴染です。 母は私にすぐ帰って来るよう言いつけました。 私もすぐ帰るつもりでしたが、プレゼントがあると言うのです。 蜻蛉返り出来ないことは幼心に分かっていました。 勿論、母も分かってくれると思っていました。 Mちゃん姉妹は私にお菓子やジュースを振る舞ってもてなしてくれました。 私のた

          「姫」の思い出【6〜10歳】

          「姫」は勉強ができない。

          原因はおそらく、勉強という行為への耐性の無さ 私は勉強が苦手な子どもでした。 痛みを自分で克服する学習が不十分な私はストレスに弱く、勉強は難関でした。 嫌なことを遠ざけるのが私の唯一のストレスの対処法でした。 結果、できないことを放置し、できないまま次に進むも勿論できずの不毛なループに陥りました。 間違えれば親に酷く怒られ、姉には馬鹿にされ、ますます苦手意識が強まり、萎縮し、勉強という行為から逃げようとしていました。 今にして思うと、 突然、課題を突きつけられても何故や

          「姫」は勉強ができない。

          「姫」の弟、誕生

          末っ子時代の終わり 弟の誕生 「もうすぐ弟が生まれるんだよ。」 丸みを帯びた腹を見せて、母が言いました。 そこに新たな命が宿っているなんて不思議で、よく分からないけれど、嬉しい気がしました。 私が4歳6ヶ月の頃、弟は生まれました。 両親待望の長男です。 今振り返ると、両親が不自然に2人きりで出かけたことがあったのは そういうことかと……気付きたくなかったですね……。 未就学児2人を抱えて、1人は放置状態なのに よくもう1人作ろうなどと考えたものです。 しかも毎日喧嘩狂

          「姫」の弟、誕生

          「姫」の思い出【0〜5歳】

          ※今回は0〜5歳頃にあった印象的な出来事を紹介します。 印象的な出来事クッキーをあげたかっただけ 母と姉妹でクッキーを作りました。 姉妹はほぼ型抜きしただけですが、動物やハートや星、様々な型があって楽しかったです。 珍しく穏やかで心地良い時間でした。 綺麗に焼き上がって、ワクワクも最高潮。 美味しそうだね! とはしゃいでいると、 外の用事を済ませた父が帰って来ました。 母が「お父さんにあげてきたら」と姉を促しました。 姉は平皿いっぱいにクッキーを乗せて、父へお披露目に行

          「姫」の思い出【0〜5歳】

          「姫」になる始まり【0〜5歳編】②

          ※なるべく時系列で書いています。過去投稿を一読していただければ伝わりやすいかと存じます。 言葉の暴力。怒号という凶器。父の怒号。 父の口癖は 「誰が稼いでると思ってんだ!」 「俺だって辛いんだ!」 でした。 定年退職して流石に「誰が稼いでると思ってんだ!」は封印されましたが、 残念ながら現在でも「俺だって辛いんだ!」は健在です。 だから何だって話です。 幼児期の私には、ただただ怖い存在でした。 いつも不機嫌でピリピリしていて、家に居ればひたすら眠っているか、何時間も誰

          「姫」になる始まり【0〜5歳編】②

          「姫」になる始まり【0〜5歳編】①

          ※なるべく時系列で書いています。過去投稿を一読していただければ伝わりやすいかと存じます。 過保護と甘やかし。 祖母について。 祖母は世間体を何より気にする人でした。 他所様には優しく親切な良い人でしたが、身内には怪物でした。 とにかく言葉がキツく、攻撃的で、人を貶すのに躊躇がありません。そして価値観が古く、頑固で、論理性に欠けていて、感情が常に剥き出しでした。 母を言葉の暴力で責め立て、父とは毎日のように怒鳴り合いの喧嘩をしていました。 そんな人に、私は育てられました。

          「姫」になる始まり【0〜5歳編】①

          「姫」となる者の誕生と悲劇の序章。

          両親が結婚した経緯。 両親はI県TH市出身。 父はせっかく地元を離れK県で公務員になったのに、母親(私の祖母)の執拗な帰ってこいコールに負けて帰郷。 母は6年交際した彼氏を後輩に寝取られ、破局。 父は35歳、母は28歳の頃、お見合いで結婚しました。 おそらく、そこに愛はありませんでした。 あったのは世間体や時流、ぼんやりとした願望。 彼らも「普通の幸せ」が欲しかったのだろうと今なら察せます。しかし、結婚がゴールではないことを理解できていなかったのですね。 結論からすると

          「姫」となる者の誕生と悲劇の序章。

          「姫」です。初めまして。

          「姫」と呼ばれ育った女の人生と末路を書いていこうと思っています。 姫と呼ばれただけあって世間知らずで自分勝手なうえに何も出来ない見事なクズに育ちました。 ※怨み辛み嫉みで溢れます。 読む人の気分を害するかと思いますが、 私が実際に経験したこと、 そのとき思ったこと、 現在想うことを素直に書き出していきます。 ノンフィクションです。 とは言っても、ほとんど引きこもりみたいな生活を送ってきたので、大して書くこともないです。 遺書のつもりで書きます。 よろしくお願いします。

          「姫」です。初めまして。