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父親育児関連の記事

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誰も幸せにしない「イクメン」というワード

誰も幸せにしない「イクメン」というワード

自分はもともと「イクメン」になりたかった。しかし、いつからだろう。そのイクメンになりたいという言葉が自分を苦しめるようになってきたのは。

まず背景として、私の転勤が原因で妻が仕事をやめて専業主婦になり、その後、ほどなくして娘が生まれた。なので、もともと妻は専業主婦を望んでいたわけではない。そのことで、私も妻が仕事をやめたことへの負い目があり可能な限り子育ての負担を分配したいという思いがあり、自分

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子供の成長と父親育児の変化

子供の成長と父親育児の変化

今日は育児ネタ。これまでの子育てを簡単に振り返ってみたい。

0か月から6か月ぐらいまで 最弱期とにかくこの頃の子供は弱い。熱が出ては心配し、便秘が続いては心配し、夜泣きが続けば永遠に泣き止まなかったらどうしようと心配し、静かに寝たら寝たで不安になって生存確認のために呼吸を確認したくなる。携帯を見る時間はおろか、食事もトイレも満足にいけない状態が続く。ルパン三世に盗難予告を受けた宝石を枕元に置いた

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自分は娘にどう育ってほしいのだろう?

自分は娘にどう育ってほしいのだろう?

子供を持つ親であれば、自分の子供にどう育って欲しいか、という想いは誰でもあるだろう。だが、自分にはそれがない。もっと正直に言えば、自分の娘に対して理想像を持つことに恐怖を感じているとさえいえる。

自分の人生を振り返ってみると、私の両親(特に母)が私の将来を思ってしてくれたアドバイスはほとんど全て間違っていた。私の母は決して世間でいう毒親ではないが、自分の理想と偏見に囚われて客観的に自分の子供を見

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それでも親は子供が学校に順応できるとうれしい

それでも親は子供が学校に順応できるとうれしい

自分は学校が好きではなかった。大人が、教師が好きではなかったし、学校が醸し出す同調圧力のようなものが本質的に好きではなかった。特に田舎の出身だったため、余計に同調圧力のようなものは強かった気がする。

「周りに合わせなくてはいけない」そんな想いに長い間苦しんでいた気がする。友達なんていなくよいし、自分は自分の人生を生きればよい、そんな風に思えるようになったのは、ようやく社会人になって自分で生活でき

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仕事よりも子育てが大変でない理由を考えてみた

仕事よりも子育てが大変でない理由を考えてみた

近年はこれまで仕事一辺倒だった男性が育休を取ることも随分と一般的になったと思う。それはそれで素晴らしいことだと思うのだが、気になるのは「子育て無理ゲー。仕事のほうがずっと楽」みたいな意見をあちこちで目にするようになったことだ。

「公務員は民間より楽」「上流工程は下流工程より楽」「大企業はベンチャーより楽」私はこの手の言葉が大嫌いだ。なぜ、他人の仕事が自分より楽で、自分だけが苦労していると公言して

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同じことで悩んでいる人は多いんだなあ。

同じことで悩んでいる人は多いんだなあ。

noteで下の記事を見つけて興味深く読ませてもらった。我が家も遊びで負けてかんしゃくを起こす娘(年長)に悩まされている。「怒るならもうゲーム禁止にするよ!」この言葉を何回発しただろうか。

内容もさることながら驚くのは24726といういいねの数。如何に多くの人が子供のかんしゃくに悩まされているか、ということだ。かんしゃくを起こす子供に対して向き合い、そして諭していく過程が非常にリアルで引き込まれて

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