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人は苦しみたいんだなぁ

ロッシーです。

「相田みつを」みたいなタイトルになってしまいました(笑)。

それにしても、世の中の人達というのは本当に苦しむことが好きなんだなぁと思います。

例えば満員電車。

普通に考えたら、満員電車なんて乗りたくありませんよね。だからテレワークが増えるほうが自然だと思うのです。でも現実にはそうなっていません。

いくら時代遅れの上司がいて「出社しろ!」と言っているとしても、全ての会社がそうではないでしょう。やはり出社したい人がそれだけ多いのだと思います。

オフィスでもそうです。社内で色々な業務がありますが、「無駄なこと」をやっているなぁと思うことが多々あります。

「いや、この作業いらないだろ。」
「この資料作る意味あるのか?」

という風に。

また、やってもやらなくても会社の業績に全く関係がない業務を「頑張ってやってますアピール」をしてばかりの人もいます。

大した用事でもないのに出張ばかりして、航空会社のマイルを貯めている人もいます。

ただ、「無駄」といっても、それは事実ではなく私の価値判断でしかありません。だから、多くの人はそれらが「無駄なこと」だと思っていないのでしょうね。

以前、社内の無駄な作業を効率化し、100レベルの労力がかかっていたところを、5レベルくらいまで効率化したことがあります。

でも、その作業を担当していた方からは、それほど感謝されませんでしたね。私はその担当者を無駄な作業という苦しみから解放してあげたと勘違いしていただけで、実際には、本人はその作業による苦しみを求めていたのでしょう。まさに余計なお世話だったわけです(笑)。

もし、私が何でも決めていいのであれば、無駄な業務を減らして効率化することで、週休3日&10時出社16時退社くらいならすぐに実現できるだろうな~と思っています。

でも、多くの人はそういうことを求めていないのでしょう。朝から晩まで働いて、出張という名の小旅行や、会食という名のエンターテイメントを楽しみたいのでしょう。

私だったら、仕事を減らして時間が余れば、本を沢山読むことに使いたいのですが、多くの人は自分のしたいことがないのでしょうか。

自分のしたいことがないから、家に早く帰っても何をしてよいのかわからない。だから長時間労働をしていたほうが、自分に言い訳もできるし何も考えなくて済む。「仕事だからしょうがないんだよ」と。そういうことなのでしょうか?

でも、それって良く言えば真面目なサラリーマンですが、見方を変えれば奴隷ですよね。しかも、自分からすすんで奴隷になっているだけに余計始末が悪いです。

主体的に奴隷になるという倒錯的なあり方を否定するわけではありませんよ。マゾヒスト的な快楽が存在することくらいは知っていますので。ただ、私はそういうのが理解できないだけです。

何をしたらよいかわからない人達は、暇になると「何かしないと!」というプレッシャーを感じてしまうのかもしれませんね。

でも、その発想そのものが奴隷化されている証ではないでしょうか。

そんなことは一切考えず、いったん暇にどっぷり浸かってみればいいと思います。ボーっと過ごしていたら、勝手に何かしらやりたくなるものです。もしも何もやる気がでなくても、それはそれでいいのです。

苦しむことに慣れると、苦しみがないことが苦しみになってしまいます

苦しみに慣れないこと。
楽をすること。

小さなことでもいいので、まずはそこから始めましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

Thank you for reading!


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