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仕事は大事。でも、あなたのほうがもっと大事。

ロッシーです。

仕事について語りたいと思います。

人生において、仕事は大事だと思っています。

サラリーマンの場合、1日8時間(人によってはそれ以上)を費やすわけです。

つまり、社会に出てから引退するまでの間で、人生の3分の1は仕事が占めるわけです。


重要だけれど、絶対視する必要はない

仕事は重要ですが、それを絶対視する必要はないと思います。

自分の健康を壊したり、メンタルをやられてしまうまで頑張る必要はありません。

睡眠だって1日の3分の1を占めますから仕事と同じくらい重要ですよね。でも、睡眠を絶対視して

「私は最高の睡眠をとるぞ!」

と毎日頑張ったりする人は皆無だと思います。

でも、なぜか仕事になると、絶対視する人が増えるのです。

不思議ですね。

死ぬ気でやる必要など全くない

たまに、「仕事は死ぬ気でやれ!」みたいな言説をみかけます。

死ぬ気でやりたい人は、そうすればいいだけの話です。他の人に押し付ける必要はありません。

個人的には、簡単に「死」を仕事ごときに持ち出さないでほしいです。

それに、死ぬ気でなんてできません。

人間は、そういうことをしないように、身体がブレーキをかけるようになっているんですから。

そもそも、

自分の生命と、仕事とどちらが大事なのでしょうか?

私は生命だと思っています。

食うための仕事で全然OK

仮に、あなたが手元に10億円の資産を有しているとします。

利回り年3%としたら、その資産から生み出されるキャッシュフローは、税金を考慮しなければ年間3000万円です。

何もしなくても、不労所得として年間3000万円が手に入ります。

その状態で、あなたは今の仕事をしたいと思いますか?

ほとんどの人は、したいとは思わないのではないでしょうか。

ということは、大半の人にとっては、お金を稼ぐことが仕事の主目的なわけです。それでいいと思います。

仕事で成長したり、貴重な経験ができることもありますが、それはそれでオマケだと思うくらいでいいのです。

そのオマケをメインの目的にしてしまい、

「仕事は自分が成長するためにある!」

「お金なんかよりもやりがいが大事だ!」

と思い込む必要はありません。

そういう風に従業員に思いこませることで、誰が得をするのかを考えたほうがいいでしょう。

自己実現のための仕事

「自己実現のために仕事がある!」と信じる人もいますね。

そういう人たちは、食うために仕事をする人たちを下に見るかもしれません。もっと意識を高く持て!と。

でも、自己実現のための仕事ができているのは、食うために仕事をしている大多数の人がいるおかげです。

全員が全員、自己実現のための仕事をし始めたら、汚くて誰もやりたがらない仕事をする人はいなくなってしまいますよ。

自己実現というよくわからないものを目指して仕事をする必要はありません。

もし、仕事をしていて自己実現ができたら、それはそれでラッキーなことですが、それくらいに思っておくほうがいいでしょう。

サラリーマンは、他人のために仕事をしている

サラリーマンは、誰かほかの人が作ったビジネスのために雇われて仕事をしている存在です。

つまり、他人のビジネスを儲けさせるために仕事をしているわけですから、厳密にいえば、自分の仕事をしているわけではありません。

いってみれば、現代の小作人です。

他人のために働くことが悪い、といっているわけではありません。

ただ、「他人のために働いている」という自覚は常に持っておいたほうがよいと思います。そのうえで仕事を頑張ればいいのです。

その自覚なく、「これは俺の仕事だ!」と勘違いしてしまうと、それを絶対視して、身も心もボロボロになるまで頑張ってしまう危険性があります。

最後に

要するに、仕事よりもあなたのほうが大事だということです。

その自覚をもっと持ったほうがいいと思います。

特に、まだ社会に出ていない人は、仕事に対して誇大妄想を抱いている可能性があります。

「仕事は人生をかけるべき存在なのだ!」と。

そういう人ほど、こういう「一歩引いた」考え方を社会に出る前に持っておいたほうがいいと思います。

そうすれば、仕事のために命を失ったり、体を壊す可能性は低くなるでしょう。

私を含め、平凡なオッサンが毎日しているのが仕事なんですから、そんなにおおげさに考える必要はないんです。

もっとリラックスしましょう。

Thank you for reading !

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