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ジョハリの窓〜まだ知らない私を知っていますか?〜


先日、とある占い師の方に占いをしていただき
ました。

私は占いは全く信じないタイプなので、自ら
進んで占いに行こうということは、この人生で
一度もなかったのですが、今回おすすめをされた
こともあり、物は試しに受けてみました。

信頼する方のおすすめは基本的にやってみる
精神が強い方なので今回も即実践。
このマインドについては過去記事も記載して
いますのでご参考ください。

占っていただく方には、「名前」と「生年月日」
しかお伝えをしていないにも関わらず、
私の人となりや性格などズバリ的中させてくる
ので驚きの連続でした。。。

世の中には不思議なことがありますね。

その中で、1つ印象に残っているアドバイス
があります。

「まだ自分が知らない自分が必ずいる、その自分
の個性やユニークさを認め活かしなさい」

その方がおっしゃるには、まだ私が知らない私
が存在するのにも関わらず、自分が知る今の自分
だけが自分だと思い込んで、その自分だけで道を
切り開こうとしているからしんどいのだという
アドバイスでした。

まだ知らない私というのは、秘めている力や
活かせていない才能とも言えます。

たしかに、私の現状としては、これまで経験して
きたことで得た能力や、自分が認めている自分
としての才能だけで戦おうとしている節があると
感じました。

それは、そのジャンルにおいては一定自信が
あり、自分が持ち合わせている武器だと認識
しているからです。

しかしその方曰く、もっと自分には秘めた武器
となる「まだ知らない私」がいる。
それは、絵を描くことや小説やポエムのワードの
組み立てなど、繊細なアーティスティックなもの
で人を感動させられる私だということでした。

そのような隠し球や秘密兵器のような、まだ私が
知らない才能を持つ自分がいることは考えたこと
がありませんでした。

私がまだ知らない私がいることなど考えたこと
もありませんでしたから、それを武器として
持ち合わせていることも到底知りません。

しかし、そのようなまだ知らない私を見つけ、
それを認め活かすことができれば、さらに開花
するだろうというお話でした。

これを考える上で知っておきたい心理学モデルを
1つご紹介します。

『ジョハリの窓』


一度は聞いたことがある言葉でしょうか。

アメリカの心理学者であるジョセフ・ルフトと
ハリ・インガムという2人の名前を組み合わせた
ことがモデルの由来です。

ジョハリの窓(Johari Window)とは、
自己分析の際に活用する心理学モデルであり、

「自分から見た自分」と「他人から見た自分」

この2つの情報に分けて行う自己分析です。

さらに、その2つの自分を自分と他人が認識
しているかどうかで切り分けます。
そのため、合計4つの分類(窓)で考えます。

4つの窓とは以下の通りです。

画像引用元:カオナビ 【企業研修】ジョハリの窓とは? 社内の人間関係が改善する自己分析ツール

①開放の窓

自分も他人も知っている自分のこと。

②盲点の窓

自分では気づいていないが、他人が知っている
自分のこと。

③秘密の窓

自分だけが知っている自分のこと。


④未知の窓

自分他人も知らない自分のこと。

このように、自分という存在をジョハリの窓では
4つに区分することができます。

私も含め多くの方はこの①開放の窓と③秘密の窓
が認識している自分となり、この2つだけで物事
に取り組みます。

しかし、今回のアドバイスの通り、
②盲点の窓と④未知の窓の自分を認識した上で、
動くことができれば、より良い結果が生まれ
たり、違ったやり方に挑戦できたりしますよね。


この②と④が「まだ知らない私」であり、
これを見つけるには、やはり徹底的な自己分析が
必要だと個人的に思います。

前回ご紹介した「ストレングスファインダー」
もその1つです。
過去記事をぜひご参考ください。


しかし、自己分析だけでは限界を感じます。
また、自己分析では②盲点の窓はなかなか
気づくことができません。

そこで、おすすめな方法は、当たり前ですが
「他人から見た私」を率直に友人知人に聞いて
みることです。

先日、新たな自己紹介シートを再作成している
中で、尊敬している方がホームページに「友人
から見る私」という項目を作っているのを見て、
私も紹介シートのページに盛り込みました。

そこで、数名の気心知れる友人にご協力を
いただき、下図ページが完成しました。

意図せずでしたが、②盲点の窓を知るきっかけ
にもなりました。
周りの方から見て自分がどのように見えている
のか、どんな所を才能として感じてもらえて
いるのか聞いてみてください。

ぜひ「自己分析」と「他人から見た自分の
ヒアリング」を行い、「まだ知らない私」に
に気付き、才能を開花させるヒントになれば
と思います。

それでは。

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